【英語:文字カウント完全ガイド】単語数・文字数の正確な数え方と、オススメツールを解説します!

英語の文字数カウントは日本語とは異なるルールがあるため、多くの英語学習者が戸惑いを感じているトピックです。
「この英文エッセイ、本当に500単語に収まっているかな?」「TOEFLのライティングで300単語以上書けているか不安…」といったお困りの声をよく耳にします。
特に「word count(単語数カウント)」と「character count(文字数カウント)」の違いを理解していないと、大学のレポートや英語試験で思わぬ失敗をしてしまうことも…。
そこで本記事では、英語における文字カウントの基本ルールから、用途別のおすすめサイトまで徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、もう英語の文字数カウントで悩むことはなくなるでしょう!
英語の文字カウントの基本を理解しよう
まずは「word count(単語数カウント)」と「character count(文字数カウント)」の違いを頭のなかに入れておきましょう。
1. Word Count(単語数カウント)とは
英語圏では、文章の長さを測る際に主に「Word Count(単語数カウント)」が使用されます。
仕事や学校などに提出するレポートの多くは単語数制限が設けられているため、規定以内の英単語数に収めなければなりません。
日本語は句読点や記号を含め、漢字・ひらがな・カタカナを1文字1カウントしますが、英語における単語数カウントの特徴は以下の通りです。
- スペースや記号で区切られた単語の数をカウント
- 例:He is a teacher. =4単語
- 英語圏の標準的な測定方法
大学における論文や研究報告書、ビジネス文書などは、こちらの「単語数カウント」が主流です。
2. Character Count(文字数カウント)とは
特徴は以下の通り。
- すべての文字(スペース、句読点、記号を含む)をカウント
- 例:He is a teacher. = 16文字(スペースを含む)
- SNS投稿などで重要
例えばX(旧Twitter)の無料ユーザーがポストをする場合は、半角で280文字までです。
こちらは単語数ではなく「文字数」が制限として設けられているため、ポストしたい場合は「文字数カウント」を行わなければなりません。
英語を正確にカウントするために気をつけるべきポイント
英語を正しくカウントするには記号や数字の取り扱いが重要です。
多くの場合、スペースで区切った単位を1単語と見なしますが、記号や数字が登場すると、本当に1単語で良いのか…と迷う方も少なくありません。
例えば基本的には、以下のものは1単語としてカウントします。
1単語として数えるもの
- ハイフン付きの英単語(例:self-improvement, up-to-date)
- 短縮形(例:can’t, it’s, wouldn’t)
- 数字(例:2024, 100)
次のものは2単語として数える傾向があります。
2単語以上として数えるもの
- 分離して書かれた複合語(例:water tank)
- ダッシュで区切られた範囲(例:2020–2024 )
上に載せたものが主要なルールとなりますが、重要なのはその大学や研究機関が設けている規則に従うことです。
例えば「ten-minute」や「co-operate」といったハイフン付きの語や、固有名詞、「isn’t」「I’m」などの略語も、ルールによっては2語とカウントされる場合があります。
オススメの単語数・文字数カウントツール
英語の文章を作成するときは、正確に「文字数カウント」をしないと、思わぬミスや失敗につながります。
特に英語ではスペース、改行、記号などカウントの基準が日本語と異なるため、WordやGoogleドキュメントで得られる結果にも違いは生じやすいのです。
やみくもに文字カウンターにコピペしてしまうと、設定の違いで200字程度の差が生まれることもあります。
1. アカデミック・ライティング向け
Microsoft Word内蔵カウンター
マイクロソフト社製の文書作成アプリケーションに内蔵されている文字数カウンターです。
信頼性が高く、普段からWordを使って英語を書いている方には便利でしょう。
タブの[校閲]を押して左下にある[文字カウント]をクリックすると、それぞれ単語数や文字数を集計してくれます。

試しに英文を打ってみると以下のような集計結果が出ました。

単語数だけでなく、文字数(スペースを除く)と文字数(スペースを含む)のどちらも数えてくれるため、wordをお持ちの方には重宝する機能です。
Word Counter
直感的に使える無料の文字カウンターサイトです。
簡単な文法チェックも行ってくれます。
Web ToolBox
(https://web-toolbox.dev/tools/character-counter)
こちらも直感的に使うことができ、入力したテキストの文字数をリアルタイムでカウントしてくれます。
2. 英語試験(TOEFL/IELTS)向け
IELTS Word Counter
(https://upscore.ai/tools/ielts-word-counter)
こちらはIELTS専用のカウントルールが適用されており、ライティングの練習をする際にとても役立つサイトです。
パラグラフ数の自動チェックや推奨単語数を表示してくれるので、IELTSを勉強している方は要チェックです!
3. SNS投稿向け
Character Counter(https://charactercounter.com/)
こちらは文字数優先でカウントを行うサイトです。
「TOOL」タグからX(旧Twitter)やインスタグラムなどの主要SNSを選ぶと、以下のように文字数制限を一覧表示してくれます。
- Twitter:280文字
- Instagram キャプション:2,200文字(最初の125文字が表示)
- LinkedIn:個人投稿1,300文字
Google Document内蔵カウンター
無料で資料を作成できるグーグルドキュメントも、文字数カウンターが実装されています。
タグの[ツール]を押して[文字カウント]をクリックするとすぐにどのくらい書いたのか分かります。

「入力中に文字数を表示」にチェックを付けると、作業しながらでも文字数が分かるので便利です。
翻訳すると文字数が増減することも
論文を書いたり、SNS投稿文を作成したりするとき、メモに記した日本語を英語に書き換えたいときがあると思います。
基本的に日本語を英語に翻訳すると単語数が少なくなります。「思っていたよりも少なくなってしまった」となる可能性もあるため、言語ペアによって文字数の変動が起こることを覚えておきましょう!
おわりに
本記事では、英語のカウントについて、基本的なルールから実践的なツールの活用法まで詳しく解説しました。
「Word Count(単語数カウント)」と「Character Count(文字数カウント)」の違いを理解し、適切なツールを選択することで、あなたの英語ライティングがより効率的になるでしょう。
重要なポイントをまとめると、英語圏では主に「Word Count(単語数カウント)」が使われており、ハイフン付き英単語や短縮形は1単語として数えられます。
一方、SNSでは「Character Count(文字数カウント)」が重要で、スペースの有無にも注意が必要です。
用途に応じて最適なツールを選んで、ミスのない英文を作成しましょう!
ツールの設定によってカウント結果が異なることがあるため、提出先の基準を必ず確認し、余裕を持った対応を心がけましょう。
あなたの英語ライフがより充実することを、心から願っています。















