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更新日:2025年12月12日 英文法

英単語「whose」の使い方を完全マスター!基本的な意味から「who」や「who’s」との違いまで徹底解説!

英単語「whose」と「who」の違いについて、明確に答えられない方は意外と多いのではないでしょうか。

「whose=だれの」と「who=だれ」の意味を知っていても、実際の文章でどう使えばいいのか迷ってしまうこと…ありませんか?

whose」は疑問文で所有者を尋ねるときにも、関係代名詞を使って複雑な文を作るときにも使える便利な単語です。

しかし、その使い方にはいくつかのルールがあり、それを理解することで表現の幅が大きく広がります。

そこで本記事では、英単語「whose」の意味から基本的な使い方、そして実際にネイティブスピーカーが使用している例文まで、詳しく解説していきます。

この記事を読めば、あなたの英語スキルがブラッシュアップされることでしょう!

疑問詞としての「who」と「whose」

1. 「who」は主格で「whose」は所有格

一般的に「who」も「whose」も、疑問文のなかに登場するケースが多いです。

疑問詞なのでYesかNoかではなく、具体的に「だれが行ったことなのか」や「だれのもの」なのかについて訊きたいときに用いられます。

以下の表のように、「who」は「誰かが行うこと(主格)」を尋ねるのに対し「whose」は「だれのもの(所有格)」であるのかを尋ねます。

所有格とは「my」「her」「their」などと同じように、誰かが何かを所有していることを示します。

主格

目的格

所有格

who(だれが)

whom(だれを、だれに)

whose(だれのもの)

ものごと

what(何が)

what(何を)

なし

人・ものごと

which(どちらが)

which(どちらを)

なし

※「whom」は堅い響きがあるので、目的格のときは「who」が使われることが多いです。

「who」を使った例文

例文:
Who is that boy in blue?
(青い服のあの男の子はだれですか?)

Who won the game yesterday?
(昨日試合に勝ったのはだれですか?)

Who is the captain of the team?
(そのチームのキャプテンはだれですか?)

「whose」を使った例文

例文:
Whose book is on the desk?
(机の上にあるのはだれの本ですか?)

Whose car is this?
(これはだれの車ですか?)

I saw some shoes in the hallway. Whose are they?
(廊下に靴がありました。それはだれのものですか?)

「whose」は所有格(だれのもの)なので、疑問文を作る場合は、名詞とセットで使うことがほとんどです。

そして、この「whose+名詞」の用法を「疑問形容詞」と呼びます。

さらに「疑問代名詞」と呼ばれる用法があり、この場合は

Whose is this smartphone?
(このスマホはだれのものですか?)

のように、「whose」単体で使用することもあります。

例文:
Whose book is this?
(この本はだれのものですか?)

Whose is this book?
(この本はだれのものですか?)

この二つの意味に違いはありませんが、一般的には疑問形容詞の表現が使われることが多いです。

2.「who’s」との混同に注意

「whose」と「who’s」は発音が同じですが、意味は全く異なります。

「who’s」は「who is」または「who has」の短縮形で、書くときは注意が必要です。

【正しい例】

例文:
Whose book is this?
(これは誰の本ですか?)

【間違った例】

Who’s book is this?(×)

関係代名詞としての「whose」

whose」は関係代名詞としても使われ、2つの文をつなぐ役割を果たします。

この使い方をマスターすると、より自然で分かりやすい英文が書けるようになるので、ぜひ習得してください。

そもそも関係詞とは、以下のような2文を合体させて、より具体的な1文にする英文法の用法の一つです。

例文:
1.Do you know the boy?
(その男の子を知っていますか?)

2.The boy is running over there.
(その男の子は向こうで走っています。)

→Do you know the boy who is running over there?
(向こうで走っている男の子をご存知ですか?)

そしてwhose」は関係代名詞として使うことができます。

先行詞(直前の名詞)が所有しているものを説明するときに使われ、たいていは先行詞が人の場合に登場します。

先行詞が人の場合

例文:
I have a friend whose brother is a famous YouTuber.
(私には、兄が有名なユーチューバーの友人がいます。)

The girl whose notes I borrowed always pays attention in class.
(私がノートを借りた女の子は、いつも授業に集中しています。)

I met a boy whose hobby is watching movies.
(私は、趣味が映画の男の子と出会いました。) 

さらに関係代名詞「whose」は、先行詞がモノのときにも使うことができます。

先行詞がモノの場合

例文:
The bicycle whose handle was damaged needs repairs.
(ハンドルが損傷した自転車は修理が必要です。)

The house whose roof is white is my uncle’s.
(屋根が白い家は、叔父の家です。)

The car whose windshield is cracked is his.
(フロントガラスにひびが入った車は彼のものです。)

※先行詞がモノである場合、書き言葉では「whose」を「of which」に置き換えることができます。

いずれも「whose+名詞」であることを覚えておきましょう!

例文:
The house whose roof is green is mine.
(屋根が緑色の家は私のものです。)
→The house the roof of which is green is mine.

実践的な例文集

ここでは、ネイティブスピーカーが実際に使用している「whose」の例文をご紹介します。

様々な場面での使い方を見ていきましょう。

例文:
Whose headphone is this?
(これはだれのヘッドフォンですか?)

Do you know whose car this is?
(これが誰の車か知っていますか?)

Alex, whose father you met yesterday, is a very good soccer player.
(アレックスは、あなたが昨日に会った父親を持つとても優れたサッカー選手です。)

There were at least 5 people whose field of expertise was not Japanese.
(専門分野が日本語ではない方が少なくとも5人いらっしゃいました。)

I found a bird whose wing was severely damaged.
(私は翼がひどく損傷した鳥を見つけました。)

The family whose house burnt in the fire was immediately given a complimentary suite in a hotel.
(火事で家が焼失した家族には、すぐにホテルの無料スイートルームが提供されました。)

The book whose author won a Pulitzer has become a bestseller.
(著者がピューリッツァー賞を受賞した本はベストセラーになりました。)

おわりに

本記事では、英単語「whose」の意味から、疑問詞としての使い方、関係代名詞としての使い方まで詳しく解説しました。

「whose」は、疑問文で所有者を尋ねるときにも、関係代名詞を使って具体的な情報を追加するときにも使える便利な英単語です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、基本的なルールを理解し、実際の例文に触れていくことで、自然と使いこなせるようになるでしょう。

多くの場合「whose+名詞」で登場するので基本の型を覚えておくと便利です。

間違いを恐れずに、まずは「whose」を使ってたくさんの英語をアウトプットしてみてください!

あなたの英語コミュニケーション能力が向上するはずです。

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