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更新日:2026年4月2日 英文法

複合関係詞って何?会話で使えると表現幅が広がる!例文付きで解説

皆さんは複合関係詞と聞くと、難しそうというイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

ただ、ネイティブスピーカーはこれらを日常的に使いますし、これを知らないとどうしても表現の幅は狭くなってしまいます。

ちょっとした注意点さえ押さえておけば、複合関係詞は怖いものではありません。

今回は複合関係詞について例文付きで解説していきます。

ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

複合関係詞とは

まずは、複合関係詞とはそもそも何なのかについて解説していきます。

結論から書きますが、ざっくり以下のように覚えてしまいましょう。

複合関係詞 = 関係詞 + ever

関係詞は関係代名詞と関係副詞があるので、複合関係詞には、複合関係代名詞と複合関係副詞の2つがあると覚えてしまいましょう。

実際に現在よく使われる複合関係詞は、以下の通りです。

種類

複合関係代名詞

whoever / whatever / whichever

複合関係副詞

whenever / wherever / however

「whoever」は「whomever」などと「who」と同様形を変えます。

現代英語では「whosever」は文法上存在はしますが、実際はほとんど使われないのを覚えておいてもいいと思います。

複合関係詞の基本イメージ

さて、これだけだとピンとこない方もいると思うので、ここからは複合関係詞のもつイメージについて解説します。

簡単に一言で言ってしまうと「限定しない関係詞」と言えると思います。

「〜であろうと、何でも、誰でも」という形の訳を、イメージに沿って文脈に注意しながら当てていけば間違うことはないでしょう。

  • whoever:誰であろうと
  • whatever:何であろうと
  • whichever:どれであろうと
  • whenever:いつであろうと
  • wherever:どこであろうと
  • however:どんなに〜しても

こちらのイメージを持って、次以降読み進めてください。

複合関係詞の文法上の扱い

ここからは複合関係詞の文法上の扱いについて見ていきます。

複合関係代名詞、複合関係副詞、どちらにも共通して言えるのは、一語で二役持っているという事です。

いずれも、関係詞としての役割があるのは当然で、それ以外に、複合関係詞だけで接続詞のような役割も果たせます。(厳密には接続詞ではありません。)

より具体的に説明すると、これを起点に名詞節や副詞節を作ることができます。

例文:
Whoever breaks the rule will be punished.
(ルールを破るものは誰であろうと罰せられます。)

ここでの whoever は複合関係代名詞で、「whoever breaks the rule」全体が主語になっています。

ここからは、複合関係代名詞と複合関係副詞、それぞれについて見ていきましょう。

複合関係代名詞

複合関係代名詞は「whoever」「whatever」「whichever」の3つが該当します。

簡単なイメージは「先行詞と関係代名詞を一語に圧縮」したものです。

例えば「whoever」であれば、少し無理やり分解すると「the person who ever」となります。

「the person」が先行詞にあたり、それを関係代名詞「who」で説明しているような構造です。

関係代名詞の仲間でもあるので、それ自体が名詞的な性格も持っています。

そのため、複合関係代名詞は節ごとに名詞化することができ、文のあちこちで使うことができます。

具体例は以下の通りです。

  • whoever + V
  • whoever + S + V
  • whoever + 名詞 + S + V

このような塊全体を節にすることができるということです。

節自体が名詞節として機能するので、主語、目的語、補語いずれにもなれます。

主語になる例は上でも書いたので、目的語と補語になる例を書いていきます。

目的語

例文:
I’ll take whatever you recommend.
(あなたのオススメは何でも取ってみるよ。)

「whatever」以降が節になっていて、目的語として働いています。

補語

例文:
The winner will be whoever gets the most votes.
(勝者は得票数が最多の人です。)

ここでは「whoever」以降が節になって、補語として「be」の後ろに置かれていますね。

複合関係副詞

複合関係副詞には「whenever」「wherever」「however」があります。

これらの使い方を一言で表すと、「時や場所などを限定せずに解放する」となります。

例えば普通の関係副詞であれば、以下のような文が考えられます。

例文:
Call me the time when you need help.
(助けが必要な時は連絡ください。)

これを複合関係副詞に置き換えると、日本語訳は「助けが必要な時はいつでも連絡ください」となります。

通常の関係副詞には「the time」という先行詞がありますが、「when」を「whenever」に置き換えることで、この先行詞は消えます。

例文:
Call me whenever you need help.
(助けが必要な時はいつでも連絡ください。)

接続詞的な使い方ができるという点は、複合関係代名詞と同様です。

「whenever」と「wherever」については、「no matter when」または「no matter where」への言い換えが可能です。

複合関係代名詞も「no matter 〜」と言い換えられることも多いですが、複合関係代名詞は副詞扱いにはならないので、できるかどうかは文脈次第という点も押さえておくといいでしょう。

「However」は複合関係詞以外の使い方がある

先ほどまで見てきた複合関係詞ですが、「however にはしかしながらという意味があるのでは?」と思った方も多いと思います。

「しかしながら」という意味の「however」は複合関係詞ではなく、副詞としての扱いになるため、意味も違えば、文法上も別物として扱われます。

テストなどでもよく出題されているため、しっかりと違いを押さえておく必要があります。

例えば、以下のような文書の正誤問題などが、形は色々あるかもしれませんが想定できます。

例題

以下の文が正しいかどうか回答せよ。

However, he didn’t agree with the proposal.

However he tried hard, he couldn’t solve the problem.

最初の文は副詞として「しかしながら」という意味で使われていて、続く文がS+Vの形にもなっているため、正しいと言えます。

2つ目の文は「どんなに〜しても」という意味であれば日本語としては意味が通りますが、複合関係副詞は直後にS+Vの形を取れないため、正しくは「However hard he tried」とするか、文法上の整合性を取るだけなら、「However」を「No matter how」としてしまうことも考えられます。

まとめ

今回は複合関係詞について解説してきました。

使いこなすことができればとても便利な表現なので、ぜひ取り組んでみてくださいね。

その際、インプットだけではどうしても効果が半減してしまうので、アウトプットの機会も作るよう意識しながら取り組んでみてください。

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