英語の自動詞・他動詞の見分け方|違い・動詞一覧・4つの判断基準

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更新日:2026年5月18日 英語コラム

英語の自動詞・他動詞の見分け方|違い・動詞一覧・4つの判断基準

英語の自動詞と他動詞の見分け方で、こんな悩みはありませんか?

  • 「自動詞と他動詞の違いがよくわからない」
  • 「前置詞をつけるのか迷ってしまう」
  • 「discuss about は間違いなの?」

実は、自動詞と他動詞の違いはとてもシンプルです。

ポイントはただ1つです。

その動詞は「何を?」「誰を?」を必要としていますか?

この記事では、

  • 自動詞と他動詞の基本的な違い
  • 自動詞と他動詞を見分ける4つのポイント
  • 間違えやすい自動詞・他動詞
  • 自動詞にも他動詞にもなる動詞

を、例文つきでわかりやすく解説します。

読み終わるころには、自動詞か他動詞かを自然に判断できるようになります。

自動詞と他動詞の違いとは?

自動詞と他動詞の決定的な違いは、目的語を直接取るかどうかです。

  • 目的語を取らない → 自動詞
  • 目的語を取る → 他動詞

それぞれ詳しく解説していきます。

自動詞とは|目的語を取らない動詞

自動詞とは、主語の動作や状態が自己完結する動詞のことです。

動詞のあとに「何を?」という目的語が続かないのが特徴です。

たとえば、次の文を見てください。

例文:
Birds fly.
(鳥が飛びます。)

The baby cried.
(赤ちゃんが泣きました。)

「fly」や「cried」のあとに「何を」と続きませんよね。

このような動詞が自動詞です。

どちらも主語と動詞だけで意味が完結しています。

つまり、主語+動詞(SV)だけで文が成り立つ動詞です。

他動詞とは|目的語を取る動詞

他動詞とは、「他」に目的語を必要とする動詞のことです。

動詞のあとに「何を?」「誰を?」という目的語が続きます。

つまり、主語+動詞+目的語(SVO)で意味が完成する動詞です。

たとえば、次の動詞を考えてみましょう。

  • eat(何を?)
  • like(誰を? 何を?)

「何を?」「誰を?」が必要ですよね。

このように目的語があって初めて意味が通じる動詞が他動詞です。

例文:
I eat apples.
(私はりんごを食べます。)

She likes him.
(彼女は彼が好きです。)

どれも、動詞のあとに目的語があり、SVOの形になっています。

英語の自動詞・他動詞の見分け方|4つの方法

「この動詞は自動詞? 他動詞?」と迷ったときは、次のポイントで確認してみましょう。

1.「何を?」で判断する

動詞のあとに

  • 何を?
  • 誰を?

自然に続けば他動詞、続かなければ自動詞の可能性が高いです。

例文を見てみましょう。

  • She opened.(彼女は開けました。)

この文章のままだと「何を開けたの?」と聞きたくなりますよね。

これだけでは意味がはっきりしません。

この文章に目的語を加えて

  • She opened the window.(彼女は窓を開けました。)

となると「the window(窓を)」があり、意味がはっきりします。

このように、この「open」は「何を?」が必要な動詞、つまり、他動詞であるとわかります。

2. 文型(SV / SVO)で見る

文型を見ることで、自動詞か他動詞かを確認できます。

  • SV(主語+動詞)だけなら自動詞
  • SVO(主語+動詞+目的語)なら他動詞

次の例文を見てみましょう。

例文:
He laughed.
(彼は笑いました。)
※SV(主語+動詞)だけで意味が完成しているので、自動詞です。

He bought a book.
(彼は本を買いました。)
※「何を?」である「a book」があります。

目的語があって初めて意味が通じるので、SVO(主語+動詞+目的語)の形をとる他動詞です。

文の形を見るだけでも、かなり判断しやすくなります。

3. 前置詞が必要かを確認する

動詞のあとに前置詞が必要かを確認することも大きなヒントになります。

他動詞の場合

他動詞は、前置詞なしでそのまま目的語を取ります。

例文:
I visited Kyoto.
(京都を訪れました。)

She entered the room.
(彼女は部屋に入りました。)

「to Kyoto」「into the room」とは言いません。

「visit」や「enter」は名詞をそのまま続けられる他動詞だからです。

自動詞の場合

自動詞は目的語を直接取れないため、前置詞を使って意味を補います。

例文:
I went to Kyoto.
(京都へ行きました。)

She arrived at the station.
(彼女は駅に到着しました。)

「go」や「arrive」は、名詞をそのまま続けられません。

「to」や「at」などの前置詞が必要になるので、自動詞とわかります。

4. 辞書の「vi / vt」を確認する

実は、同じ動詞でも自動詞と他動詞、両方の使い方をするものがあります。

例えば、「open」は次のように両方の使い方があります。

例文:
The door opened.
(ドアが開きました。)→ 自動詞

He opened the door.
(彼がドアを開けました。)→ 他動詞

同じ「open」でも、

  • 「ドアが開いた」なら自動詞
  • 「ドアを開けた」と目的語があれば他動詞

になります。

このような動詞は多いため、最終的には辞書で確認するのが確実です。

辞書によって表記は差がありますが、次のように表示されています。

  • vi = 自動詞 (verb intransitive)
  • vt = 他動詞 (verb transitive)

最終的に迷ったら、辞書を開いてみましょう。

間違えやすい自動詞・他動詞一覧

ここでは多くの学習者がつまずく間違えやすい自動詞と他動詞を中心に見ていきます。

特に、日本語の感覚につられやすいので整理しておきましょう。

surprise(自動詞に見える他動詞)

日本語で「私は驚いた」と言うので自動詞に見えますが、「surprise」は「〜を驚かせる」という他動詞です。

「驚いた」は受動態で表現します。

例文:
The news surprised me.
(そのニュースが私を驚かせました。)

I was surprised.
(私は驚きました。)

【誤り】I surprised.(目的語がないので不自然な文)

marry(前置詞「with」がいらない他動詞)

日本語で「〜と結婚する」と言うので「with」をつけたくなりますが、「marry」は他動詞なので前置詞は不要です。

例文:
She married him.
(彼女は彼と結婚しました。)

【誤り】She married with him.(「with」は不要)

discuss(前置詞「about」がいらない他動詞)

「〜について話し合う」と訳すので「about」をつけたくなりますが、「discuss」は他動詞なので「about」は不要です。

例文:
We discussed the problem.
(私たちはその問題を話し合いました。)

【誤り】We discussed about the problem.(「about」は不要)

enter(前置詞「into」がいらない他動詞)

日本語で「〜に入る」と言うので「into」をつけたくなりますが、「enter」は他動詞なので前置詞は不要です。

例文:
He entered the room.
(彼は部屋に入りました。)

【誤り】He entered into the room.(「into」は不要)

arrive(前置詞が必要な自動詞)

「arrive」は自動詞なので、目的語を直接取れません。

場所を示すには前置詞「at」や「in」が必要です。

例文:
He arrived at the station.
(彼は駅に到着しました。)

【誤り】He arrived the station.(前置詞が必要)

自動詞にも他動詞にもなる動詞一覧

英語では、1つの動詞が自動詞にも他動詞にもなることがあります。

違いは「主語が変化する側か」「主語が行為者か」です。

  • 自然に起こる変化 → 自動詞
  • 人が働きかける → 他動詞

代表的な動詞を見ていきましょう。

open

自動詞では「〜が開く」、他動詞では「〜を開ける」という意味になります。

例文:
The door opened.
(ドアが開きました。)※自動詞

She opened the door.
(彼女はドアを開けました。)※他動詞

start / begin

自動詞は「自然に始まる」、他動詞は「〜を始める」です。

例文:
The class started.
(授業が始まりました。)※自動詞

She started the class.
(彼女は授業を始めました。)※他動詞

The meeting began.
(会議が始まりました。)※自動詞

He began the meeting.
(彼は会議を始めました。)※他動詞

change

自動詞は自然な変化、他動詞は意図的な変更を表します。

例文:
The weather changed.
(天気が変わりました。)※自動詞

She changed her plan.
(彼女は計画を変更しました。)※他動詞

break

自動詞は「〜が壊れる」、他動詞は「〜を壊す」です。

例文:
The glass broke.
(コップが割れました。)※自動詞

He broke the glass.
(彼はコップを割りました。)※他動詞

run

自動詞と他動詞で意味が変わります。

自動詞は「走る」、他動詞は「経営する」「運営する」という意味になります。

例文:
He runs every morning.
(彼は毎朝走ります。)※自動詞

She runs a company.
(彼女は会社を経営しています。)※他動詞

まとめ|自動詞と他動詞は「何を?」で整理できる

自動詞と他動詞の違いで大切なポイントは、たった1つです。

  • 目的語を取らない → 自動詞
  • 目的語を取る → 他動詞

つまり、

「何を?」「誰を?」が自然に続くかどうか

これが判断基準です。

迷ったときは、次の順番で考えてみましょう。

  • 文型は SV か SVO か
  • 前置詞が必要かどうか
  • 辞書で vi / vt を確認してみる

この流れを習慣にすれば、自動詞と他動詞で迷うことは減ります。

自動詞と他動詞を見分けることは、5文型の理解をはじめ、英作文や長文読解の土台になります。

丸暗記ではなく「この動詞は何を必要とする?」と考えるクセをつけていきましょう。

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