【英語:慣れる】「getting used to」を正しく使いこなせていますか?今日から使える便利フレーズを紹介

「新しい環境に慣れるか不安…」
こんな気持ち、あなたにも覚えがあるのではないでしょうか?
「慣れる」という感覚は日常生活のいたるところで登場しますが、いざ英語で表現しようとすると意外と言葉に詰まってしまうものです。
「be used to(〜に慣れている)」という表現は知っていても「be getting used to(〜に慣れてきている)」や「be accustomed to(~に慣れている)」との違いについて悩む方は非常に多いです。
そこでこの記事では、「慣れる」を表す基本的な英語表現の意味と使い方、さらにビジネスや日常生活で今日から使えるフレーズまで幅広くご紹介します。
「慣れる」に関する英語をマスターして、あなたの表現力にさらなる磨きをかけましょう!
そもそも「慣れる」は英語で?
1. 「慣れる」には「状態」と「変化」の2種類がある
日本語の「慣れる」は一言で済みますが、英語では「すでに慣れている(状態)」なのか「だんだん慣れてきている(変化の途中)」なのかによって、使うべき表現がガラリと変わります。
これが「慣れる」の英語表現で多くの人が迷ってしまう根本的な原因です。
まず大前提として、この2つの違いをイメージしておきましょう。
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状態:もう慣れている → be used to / be accustomed to 変化:だんだん慣れてきている → be getting used to |
「慣れてきている」を表現したいときは変化を表す「get」を使いましょう!
「get」を進行形にすることで「今まさに慣れつつある、慣れていく過程の途中である」という生き生きとしたニュアンスが生まれます。
「be used to / be accustomed to / be getting used to」の違いとは?
1. be used to(〜に慣れている)
「be used to」のイメージは「すでに慣れた状態にある」です。
培ってきた経験によってその行動や環境が当たり前になった、という結果の状態を表します。
ポイントは「to」の後ろに「名詞または動名詞(〜ing形)」が来るという点です!
「to不定詞」ではないので「動詞の原形」を置かないように注意しましょう。
例文:
I am used to the noise of the city.
(都会の騒音には慣れています。)
She is used to working late hours.
(彼女は残業することに慣れています。)
Alex is used to dealing with difficult clients.
(アレックスは難しいクライアントへの対応に慣れています。)
さらに「be used to」の「be動詞」も忘れないようにしてください。
「used to」だけにしてしまうと「以前は~だった」という過去の習慣を表す表現になります。
意味が異なってくるのであわせて注意してください。
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be used to -ing |
~することに慣れている |
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used to do |
以前は~だった |
2. be accustomed to(〜に慣れている)
こちらは形容詞「accustomed(慣れて)」を使った表現です。
「accustomed」は「custom(習慣)」が元になっているため、単に慣れているのではなく習慣化しているニュアンスを含んでいます。
「be used to」と異なる点としては、「be accustomed to」はフォーマルな表現であるということ。
やや堅い響きがありビジネスシーンや文書で使われます。
反対に「be used to」は友人との会話やカジュアルなシーンで使われることが多いです。
例文:
I am accustomed to presenting in English.
(英語でのプレゼンには慣れています。)
Our team is accustomed to tight deadlines.
(私たちのチームはタイトな締め切りに慣れています。)
She quickly became accustomed to her new position.
(彼女は新しいポジションにすぐに慣れました。)
3. be getting used to(〜に慣れてきている)
「be getting used to」のイメージは「今まさに慣れている最中にある」です。
「get(変化する)」を進行形にすることで、慣れるという変化がまだ完了しておらず、慣らすためのプロセスが現在進行しているニュアンスが伝わります。
例えば「まだ完全ではないけど、少しずつ慣れてきた!」という気持ちを英語で表現したいときにピッタリの表現です。
日常会話でもビジネスの場でも使われます。
例文:
I’m getting used to the new software.
(新しいソフトウェアにだんだん慣れてきています。)
She’s getting used to her new role as a manager.
(彼女はマネージャーとしての新しい役職に慣れてきているところです。)
We’re slowly getting used to working from home.
(在宅勤務に少しずつ慣れてきています。)
Are you getting used to life in Japan?
(日本での生活に慣れてきましたか?)
合わせて覚えたい!「馴染む・慣れる」に関連する英語表現
1. adapt to(〜に適応する)
「adapt(適応する)」は、環境や状況に合わせて自分を変えていくというニュアンスがある動詞です。
「get used to」が繰り返しによって慣れていくイメージであるのに対し、「adapt」は主体的に変化し、適応していく印象があります。
特に環境や仕事への適応について話すときにピッタリな表現です。
例文:
It’s important to adapt to different work cultures.
(異なる職場文化に適応することは重要です。)
She adapted quickly to the new environment.
(彼女は新しい環境にすぐに適応しました。)
2. be familiar with(~に精通している・~に慣れている)
元々「~に精通している」を表すフレーズで、転じて「~に慣れている」の意味で使うことができます。
基本的に「人物」が主語になることを覚えておきましょう。
類似表現に「be familiar to~」という表現がありますが、こちらは「~によく知られている」と訳し、主語が「モノ」になるので注意が必要です。
例文:
I’m familiar with this town. I lived here three years ago.
(私はこの街に慣れています。三年前住んでいました。)
I’m not familiar with his job.
(私は彼の職業についてよく知りません。)
3. settle into(〜に慣れて落ち着く)
「settle(落ち着く・安定する)」の持つイメージ通り、新しい環境や生活に慣れて「馴染む」を意味する表現です。
引っ越しや転職、海外生活の開始など生活の大きな変化の場面でよく使われます。
例文:
I’m starting to settle into my new apartment.
(新しいアパートの生活にも慣れてきています。)
It took a few months to settle into the new job.
(新しい仕事に慣れるまで数ヶ月かかりました。)
4. find one’s footing(勝手がわかってくる・安定する)
直訳すると「足場を見つける」ですが、「職場や新しい環境で要領が掴めてきた」や「ようやく自分のペースを見つけた」というニュアンスで使われる慣用表現です。
安心して自分らしくいられるという響きがあります。
例文:
I’m still finding my footing in this new position.
(まだこの新しいポジションで手探り中です。)
After graduating from the university, it took me a few weeks to find my footing.
(大学を卒業してから、調子をつかむまでに数週間かかりました。)
【決定版】ひと目で分かる比較表!
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表現 |
意味 |
ニュアンス・場面 |
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be used to |
〜に慣れている |
日常会話・カジュアルな場面全般 |
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be getting used to |
~に慣れてきている |
慣れの途中経過を表したいとき |
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adapt to |
〜に適応する |
環境の変化に対し積極的に慣れたいとき |
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be accustomed to |
〜に慣れている |
フォーマルシーン・ビジネス文書 |
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settle into |
〜に慣れて落ち着く |
新生活や職場への定着・安定感を伝えたいとき |
|
find one’s footing |
勝手がわかってくる |
要領を掴んできた様子を表したいとき |
おわりに
「慣れる」を英語にするとき、まず重要なのは「すでに慣れているのか(状態)」か「今まさに慣れつつあるのか(進行中の変化)」を見極めることです。
「be used to」と「be getting used to」の違いをしっかりと見極めて、場面に応じて使いこなしていきましょう!
そのほかにも「be accustomed to」や「settle into」と表現の引き出しが増えるほど、あなたの表現力はUPしていきます。
まずは「I’m getting used to 〜」という一文から、積極的にアウトプットしてみてください。
















