「フィードバック」の正しい意味とは!?種類と英語のフレーズを分かりやすくご紹介します!

「フィードバックってよく聞くけど、どういう意味?」
「部下にフィードバックをしたいけど、英語でどう伝えればいい?」
グローバルなビジネスシーンでは、フィードバックに関する正しい知識をもとに、自然な英語を使ってフィードバックを適切に行うスキルが不可欠です。
しかし、その意味や方法を知らなかったり、英語が思い浮かばずにあたふたしてしまったりなんてことも…。
そこで、この記事では「フィードバック」の正しい意味と、それにまつわる英語表現を分かりやすくご紹介します。
読み終わるころには、あなたのビジネススキルがさらに磨かれていることでしょう!
そもそもフィードバックの意味とは?
1. 「feedback」の基本的な意味
「フィードバック」は英語の 「feedback」に由来しています。
そして「feedback」は「意見」「評価」「反応」と訳され、オックスフォード辞書によると以下のように定義されています。
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advice, criticism or information about how good or useful sth or sb’s work is |
元々は、電子工学の分野で実験の「反応」という意味で使われていましたが、現在は上記の意味で、主にビジネスシーンで使われています。
注意すべき点は、単なる「意見」や「評価」ではなく、行動や成果に対する改善点を踏まえ、より良い結果へ導くための根拠ある「意見・評価」であるということ。
会社内でのミーティングや人事評価、プロジェクトの振り返りなど、様々なシーンでフィードバックは活用されています。
2. 「2種類」のフィードバックタイプ
ビジネスシーンでは、フィードバックは大きく2つに分類されます。
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種類 |
英語 |
目的(意味) |
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ポジティブフィードバック |
positive feedback |
良い行動を強化し、継続を促すための評価です。 客観的なデータをもとに成果と価値を伝えることで、モチベーションの向上につなげます。 |
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ネガティブフィードバック |
negative feedback |
問題点を指摘し、改善を促すための評価です。 根拠のあるデータを抽出して建設的な指摘をすることで、相手の尊厳を傷つけることなくより良い改善策を提示します。 |
3. フィードバックの具体的な手法3選
次に、フィードバックの代表的な手法と手順を分かりやすくお伝えします。
ビジネスシーンでは場面に応じて使い分けなければなりません。
サンドイッチ型フィードバック
「サンドイッチ型フィードバック」は以下の手順で行われます。
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1.褒める(ポジティブフィードバック) ↓ 2.改善点を伝える(ネガティブフィードバック) ↓ 3.褒める(ポジティブフィードバック) |
相手の長所を認めることからはじめ、続いて問題点や改善点を伝え、最後に肯定的なフィードバックで締めくくります。
批判や課題をポジティブな意見ではさむことで、相手を否定することなく成長へと結び付けることができます。
SBI型フィードバック
「SBI(Situation Behavior Impact)」とは「状況(Situation)」と「行動(Behavior)」、そして「影響(Impact)」のこと!
この3つの要素をもとに、以下のようなフィードバックを行います。
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1.状況(Situation):いつ、どこで、どのような状況だったかを述べる ↓ 2.行動(Behavior):事実に基づく具体的な行動を、客観的に説明する ↓ 3.影響(Impact):その行動によって引き起こされた結果を伝える |
注意するポイントは、感情ベースの評価をしないことです!
主観的な意見を避けて、客観的なコミュニケーションを取ることが大切です。
ペンドルトン型フィードバック
こちらは、心理学者のペンドルトンが開発した手法です。
フィードバックをする側ではなく、フィードバックをされる側が主体となるのが特徴で、まず受け手が、自身の結果に対する自己評価を行い、その後、フィードバックをする側が補足を行います。
そうすることで、自己認識に他者視点が取り入れられるため、新たな気付きと発見が生まれます。
それらを活かして成長を促します。
フィードバックを依頼するときの英語表現
続いて、社会生活のなかで使える英語フレーズをご紹介します。
まずは、フィードバックを求める側の表現から見ていきましょう。
1. フォーマルな場面
上司やクライアントにフィードバックを依頼するときに使える表現はこちらです。
例文:
I would appreciate your feedback on the proposal I submitted.
(提出した提案書についてフィードバックをいただけますと幸いです。)
Could you please review my work and provide feedback?
(私の仕事を確認してフィードバックをいただけますでしょうか?)
I’m seeking your input on how I can improve my performance.
(パフォーマンスをどのように改善できるか、ご意見をいただきたく存じます。)
2. カジュアルな場面
同僚や親しい上司に対しては以下のフレーズが効果的です。
例文:
Could I get your feedback on this presentation?
(このプレゼンについてフィードバックをもらえますか?)
What do you think about my approach to this project?
(このプロジェクトへの私のアプローチについてどう思いますか?)
I’d love to hear your thoughts on this.
(これについてあなたの考えを聞きたいです。)
フィードバックを与えるときの英語表現
次に、フィードバックをする側のフレーズをご紹介します。
1. ポジティブフィードバックのフレーズ
相手の業績や成果に対して、具体的な事実を交えて賞賛しましょう。
Thank you for your work on this project. I appreciate your creative approach. I noticed that some parts don’t align with our company’s tone and style. Please review and update these sections to match our brand voice. Overall, your effort and dedication to this project are excellent.
(このプロジェクトでのお仕事、本当にありがとうございます。あなたの創造的なアプローチに感謝しています。ただ、いくつかの部分が当社のトーンとスタイルに合っていないことに気づいたので、これらのセクションを見直し、当社のブランドボイスに合うように更新してください。全体的に、このプロジェクトへのあなたの努力と献身は素晴らしいと考えています。)
サンドイッチ型フィードバックの例
例文:
You did a great job on this project. Keep up the good work!
(このプロジェクトで素晴らしい仕事をしましたね。その調子で頑張ってください!)
Your presentation skills have improved significantly.
(あなたのプレゼンテーションスキルは大幅に向上しました。)
2. ネガティブフィードバックのフレーズ
問題点を指摘しながら、具体的な改善策を提示して「建設的な批判(Constructive Criticism)」を行いましょう。
例文:
I’ve noticed some missed deadlines recently. What obstacles are you facing? Let’s work together to find solutions and keep your projects on schedule.
(最近、締め切りが守られていないことに気づきました。どんな障害に直面していますか? 一緒に解決策を見つけて、プロジェクトをスケジュール通りに進めましょう。)
During team meetings, please consider giving space to your coworkers so that they can share their ideas.
(チームミーティング中、同僚がアイデアを共有できるよう、スペースを与えることを検討してください。)
You can enhance your project management skills by using a specific project management software. Here are my recommendations.
(特定のプロジェクト管理ソフトウェアを使用することで、プロジェクト管理スキルを向上させることができます。私のオススメはこちらです。)
おわりに
フィードバックは、ビジネスコミュニケーションの中核をなす重要なスキルです。
基本的な意味と代表的な手法を理解したうえで、実用的なフレーズを使って建設的なフィードバックを行えるようになりましょう!
常に曖昧な意見を避け、相手のことを否定しない物言いが大切です。
まずは、この記事の例文を参考に実際の業務で活用してみてください。
あなたがグローバルな環境で活躍できることを、心から願っています。














