「取引」を英語で言いたい!会社で使えるビジネス英語

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更新日:2025年5月1日 ビジネス英語

「取引」を英語で言いたい!会社で使えるビジネス英語

deal

会社で働いていると、1日に1度は耳にする「取引」。

みなさんは英語でどのように表現しますか?

「取引」はビジネス英語においては必須の単語ですが、いざ英訳となると悩んでしまうという方も多いのではないでしょうか。

ビジネスの場では、少しでも意味やニュアンスの異なる単語を使ってしまうと、大きなトラブルにつながる可能性もあります。

単語の持つ意味、与える印象を把握して適切に使い分けることが重要です。

本記事では、「取引」の英訳を例文と共に解説しています。

また、後半では「取引」の他にも、知っておいた方がいい便利な単語をご紹介。

ビジネスの場で、自信をもって英語を話したい、表現の幅を増やしたいという方はぜひ最後までご覧ください!

「取引」を直訳すると?

「取引」の訳としては、以下の4つの単語が挙げられます。

  1. Deal
  2. Transaction
  3. Trade
  4. Business

それぞれが「取引」を意味しますが、使用に適した場面や微妙なニュアンスが異なります。

それでは、4つの単語の使い方と例文をみていきましょう。

Deal

“Deal”は、最も一般的な言い方で、幅広いシチュエーションで使用されています。

ビジネス上の取引だけではなく、ゲームや買い物など、カジュアルな場にも適した表現です。

ネイティブの間では”It’s a deal”というようにスラングとしても使われており、「それで決まり!」という合意の意味を持っています。

以下に例文を紹介します。

例文:
We closed the deal after several weeks of negotiation.
(数週間にわたる交渉の末、私たちはその取引の合意を得た。)

It’s not a big deal. Don’t worry.
(対したことないよ、気にしないで。)

このように、”Deal”はフォーマルからカジュアルまで、日常におけるさまざまな「取引」を意味する便利な単語です。

ちなみに、ポーカーなどのトランプゲームにおける親や自動車販売業者の「ディーラー」という呼び方も、この”Deal”に由来します。

Transaction

“Transaction”は、他の単語と比べてフォーマルな印象を与えます。主に金融や商業取引を指して使われるため、会社や業務での会話に適した単語です。

”Trans”は、語頭につくことで「何かを超えて、向こう側に」という意味を付け加えます。”Action”は活動や行動全般を指すため、「会社、個人を超える活動」というイメージで「取引」と覚えてください。

以下に例文を紹介します。

例文:
All financial transactions are tracked for security purposes.
(全ての金融取引は、セキュリティの目的で追跡されている。)

An email is sent after every online transaction.
(オンラインの取引の後にメールが送信される。)

“Transaction”は書面やメールなど、ビジネス上の文書でよく目にします。会社内での報告や取引先との会話など、正式な情報が求められる場面では”Transaction”を使うのが無難です。

Trade

“Trade”は、「取引」の他にも「貿易、交換」などを意味するため、商業か個人かを問わず、何かを交換するというニュアンスが強い単語です。ビジネスの場では、商品の売買や株などの金融取引を指して使われます。

以下に例文を紹介します。

例文:
The company specializes in the trade of cars.
(その会社は、車の取引を専門にしている。)

International trade has grown significantly in the last decade. 
(国際取引は、この10年で大幅に成長した。)

“Trade”は、友人との物々交換から国家間の交易まで、幅広い場面で使用できます。日本語でも「トレードする」というカタカナ語が浸透しているため、日本人にとっては馴染みのある英単語です。

Business

“Business”は、一般に仕事や業務全般を意味する単語ですが、日本語の「取引」とかなり近い意味で使用されることもあります。

単語自体の持つ意味が多様であるため、動詞や前置詞を含めた熟語のバリエーションも豊富です。

「取引」とする場合は、「~と取引する」を”do business with~”と表現できます。

ちなみに、日本語でよく耳にする「取引相手」「取引先」という表現は、英語では”Business partner”と言います。ビジネス英会話では頻出なので、セットで覚えておきましょう。

以下に例文を紹介します。

例文:
The company has been doing business with us for a decade.
(その企業は、10年にわたって私たちと取引をしています。)

We invited our business partners to the annual corporate event. 
(私たちは、企業の年次イベントに取引先を招待した。)

「取引する」を意味する”do business”は、あくまで業務上のものを指すため、日常会話では”Deal”や”Trade”などの単語を使うと良いでしょう。

プライベートではなく、仕事上の取引であると言う面を強調したい場合には最適な訳です。

知っておくと便利な「取引」の周辺単語をご紹介

ここまでは、「取引」の翻訳を4パターンご紹介しました。

最後に、紹介した「取引」と一緒に使える便利な英単語をいくつかご紹介します。どれもビジネス会話ではよく耳にするものばかりなので、ぜひご覧ください。

Negotiation 「交渉」

まずは、「交渉」を意味する”Negotiation”です。業務上の契約や取引は、交渉なしには成立しません。同様に、”Negotiation”の動詞形である”Negotiate”も覚えておきましょう。

例文:
We closed the deal after several weeks of negotiation.
(数週間にわたる交渉の末、私たちはその取引の合意を得た。)

Negotiating this deal was tough, but it was worth it in the end.
(交渉は困難だったが、結果的にはやる価値があった。)

Confirmation 「確認」

“Comfirmation”は、「確認」を意味する単語です。WebサイトやSNSの登録などの際に使われるので、見覚えのある方も多いでしょう。

”Confirmation number”や”Confirmation message”など、熟語の用法もあります。

例文:
You will receive a confirmation email once the transaction is complete.
(取引が成立したら、確認のメールが届きます。)

The confirmation number for your transaction is 12345.
(あなたの契約の確認番号は12345です。)

Agreement 「合意」

“Agreement”は、取引や交渉における「合意」を意味する単語です。

国家間や企業間など、正式な場での契約や条約がお互いに承諾された際に使用できます。ちなみに、交渉や会議の結果、合意に至らなかった際は”Disagreement”と言います。

例文:
The two countries signed a trade agreement to reduce tariffs on imports.
(両国は、輸入品の関税を削減する取引に合意した。)

The companies reached an agreement to expand their trade partnership across Europe.
(その企業は、ヨーロッパでの貿易のパートナーシップを拡大することで合意に至った。)

「取引」と併せて使える英単語のご紹介は以上です。ぜひ、1つでも多くの単語を覚えてビジネスに活かしてください!

ビジネス英語で使えるさまざまな「取引」

本記事では、「取引」の翻訳と覚えておいた方がいい周辺知識をご紹介しました。これらの単語は、ビジネスだけではなく、スラングや日常会話のフレーズとして定着しているものも多いので、ぜひ習得してみてください。

ビジネスにおいて、相手の信頼を得ることは非常に重要です。誤解のないような言葉を選び、コミュニケーションを円滑に進めましょう!

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