「修正する」は英語で何と言う?「correct」「fix」「revise」の違いと使い分けを例文で解説

英語で「修正する」と言おうとしたとき、こんな経験はありませんか?
「correctでいいんだっけ? それともrevise? fixでも通じる気がするけど…」
実は、日本語の「修正する」にあたる英単語は1つではありません。
何を・どう直すかによって、使う単語がガラッと変わります。
この記事では、「修正する」を表す英語の基本6単語(correct・fix・revise・modify・edit・amend)の違いを、具体的な例文とともにわかりやすく解説します。
ビジネスメールや論文、日常会話でそのまま使えるフレーズも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
「修正する」を英語で言うと、実は1つじゃない
日本語で「修正する」という言葉は、非常に幅広い意味で使われます。
- 書類の誤字を直す
- プログラムのバグを修正する
- レポートを書き直す
- 契約書の一部を変更する
- 計画を一部調整する
英語ではこれらを区別して表現するのが自然です。
「何を(文章?設計?法律?)」「どう直すか(間違いを正す?一部を改良する?全体を見直す?)」の2点を意識するだけで、適切な単語が選べるようになります。
英語では「何をどう直すか」で単語が変わる
まず全体像を確認しましょう。
| 英単語 | 主なニュアンス | よく使う場面 |
| correct | 誤りを「正解」に直す | 誤字、計算ミス、誤解 |
| fix | 不具合を「正常」に直す | バグ、エラー、壊れたもの |
| revise | 内容を「最新・最適」に改訂する | 計画、論文、スケジュール |
| modify | 仕様を「部分的に」変更する | 設計、条件、設定 |
| edit | 素材を「公開用」に整える | 記事、動画、SNS投稿 |
| amend | 規約を「公式に」改正する | 法律、契約書、公的文書 |
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
correct|間違いを「正す」修正
「correct」は「正しくない状態を、正しい状態に戻す」というイメージの単語です。
明確な誤りや間違いがあって、それを正すときに使います。
例文
Could you please correct the date in the attachment?
(添付ファイルの日付を修正していただけますか?)
I have corrected the error as requested.
(ご依頼の通り、誤りを修正しました。)
「correct」は「明確に間違っているものを直す」場面に使います。
「なんとなく改善したい」「より良くしたい」という場面では、「revise」や「modify」のほうが自然です。
fix|壊れたもの・問題を「直す」
「fix」は「機能しなくなったものや問題のある状態を、正常に戻す」というニュアンスです。
もともと物理的な修理(壊れた機械を直す)に使われていましたが、現代ではプログラムのバグやシステムエラー、さらには抽象的な「問題」を解決する意味でも広く使われます。
例文
The development team is working to fix the bug.
(開発チームはバグの修正に取り組んでいます。)
Can you fix the formatting in the file?
(ファイルの書式を直してもらえますか?)
「correct」が「誤りを正す」のに対し、「fix」は「動かない・うまくいかないものを直す」という感覚です。
revise|内容を見直して「改訂する」
「revise」は「全体または大部分を見直して、より良い内容に改訂する」ニュアンスです。
間違いを直すというより、「内容をブラッシュアップする」「新しい情報を反映して更新する」イメージが強い単語です。
例文
Would it be possible to revise the proposal based on our discussion?
(打ち合わせの内容をもとに提案書を修正していただけますか?)
We will revise the project timeline to reflect the new requirements.
(新しい要件を反映してプロジェクトのスケジュールを修正します。)
なお「修正版」は「revised version」と表現するのが一般的です。
例文
Please find the revised version of the proposal attached.
(修正版の提案書を添付しましたのでご確認ください。)
modify|一部を変更・調整する
「modify」は「元の形は保ちながら、一部を変更・調整する」というニュアンスです。
大きく変えるというよりも、部分的に手を加えて改良するイメージです。
設計図の一部を変更する、アプリの機能を微調整する、契約条件の一項目を変えるといった場面に適しています。
「根本から作り直す」のではなく「既存のものを少し変える」ときに「modify」を使います。
例文
We need to modify the design slightly to fit the new requirements.
(新しい要件に合わせて設計を少し修正する必要があります。)
The terms of the contract were modified after negotiations.
(交渉後、契約の条件が修正されました。)
「modify」と「change」の違いは?
「変える」という意味でどちらも使えますが、ニュアンスに差があります。
- modify:元の形を維持しながら一部を調整する
- change:元とは異なる状態にする(大きな変化も含む)
「色だけ変える」「寸法を少し調整する」なら「modify」、「まったく別のデザインにする」「方針を転換する」なら「change」が自然です。
edit|文章・画像・動画を「編集する」修正
「edit」は「内容を整えたり、不要な部分を調整したりして編集する」という意味です。
単純に「間違いを直す」というよりも、「読みやすく整える」「構成を編集する」ニュアンスが強く、文章・画像・動画などのクリエイティブな作業でよく使われます。
例文
I edited the article before publishing it.
(公開前に記事を編集しました。)
Can you edit this video by tomorrow?
(この動画を明日までに編集してもらえますか?)
「edit」と「revise」の違いは?
どちらも「修正する」という意味で使われますが、ニュアンスが異なります。
- revise:内容そのものを見直して改訂する
- edit:表現や見た目を整えて編集する
「論文の内容を大幅に書き直す」なら「revise」、「誤字や表現を整える」なら「edit」が自然です。
amend|契約書・法律を正式に修正する
「amend」は「法律、契約書、公式文書などを正式に修正・改正する」という意味です。
日常会話ではあまり使われず、主にビジネス・法務・政治の文脈で登場します。
アメリカ合衆国憲法の「修正条項」が英語で「amendment」と呼ばれているように、「amend」には「公式な手続きを経て改正する」というフォーマルなニュアンスがあります。
例文
Both parties agreed to amend the contract.
(両者は契約を修正することに合意しました。)
The law was amended to protect consumer rights.
(消費者の権利を守るために法律が改正されました。)
「修正版」「大幅修正」「微修正」を英語で言うと?
ここでは修正に関するよく使われる表現をまとめました。
| 日本語 | 英語表現 |
| 修正版 | revised version / updated version |
| 大幅修正 | major revision / extensive revision |
| 微修正・小修正 | minor revision / minor fix / minor modification |
| 修正点 | corrections / changes / revisions |
| 誤字脱字の修正 | proofreading and correction |
| 文法の修正 | grammar correction |
| ドキュメントの修正 | document revision |
| 画像修正 | image editing / image correction |
| 設計書の修正 | design modification |
| 修正が必要 | needs revision / needs to be corrected |
例文
The client requested major revisions to the proposal.
(クライアントから提案書に大幅な修正を求められました。)
Just a few minor fixes and it’ll be ready.
(少し微修正すれば完成です。)
Please highlight all the corrections you made.
(修正した箇所をすべてハイライトしてください。)
まとめ|「修正する」英語の使い分けポイント
「修正」は英語で一語で決まるわけではなく、場面によって表現が変わります。
基本を整理すると、次のようになります。
- correct:間違いを正す
- fix:不具合や問題を直す
- revise:文章や内容を見直して修正する
- modify:一部を変更・調整する
- edit:文章・画像・動画などを編集して整える
- amend:契約書・法律・規則などを正式に修正する
英語で自然に伝えるコツは、「修正する」と日本語でまとめて考えるのではなく、何をどう直すのかを意識することです。
今日学んだ表現を、ぜひ明日から意識して使ってみてください。
はじめのうちは全部覚えようとしなくても大丈夫です。まず「correct / revise / modify / fix」の4つを日常でどんどん使ってみてください。
「あれ、これはmodifyのほうが合ってるかも?」と感じる瞬間が、確実に英語力が伸びているサインです。
















