英語の勉強にお金はかけるべき?費用を抑えて効率よく学ぶ7つの方法

「英語を身につけるには、教材や英会話にお金をかけたほうがいいの?」「できるだけ費用を抑えて英語を勉強したい」と悩んでいませんか。
英語は、お金をかけなければ身につかないわけではありません。
無料でできる学習がある一方、英語を話す環境やフィードバックなど、お金をかけることで確保しやすくなるものもあります。
この記事では、英語学習にかかる主な費用や、お金をかけずに勉強する方法、お金をかける価値があるものを解説します。
限られた予算を有効に使いながら、効率よく英語を学びたい方はぜひ参考にしてください。
英語の勉強にはお金をかけるべき?
結論からいうと、英語の勉強に必ずしも多くのお金をかける必要はありません。
現在は無料のWebサイトや動画、アプリなどが充実しているため、お金をほとんど使わなくても英語を勉強できます。
たとえば、
- 英単語を覚える
- 英文法を学ぶ
- 英文を読む
- 英語の音声を聞く
- 音読する
といった学習は、一人でも取り組みやすいでしょう。
参考書を購入する場合も、何冊もそろえる必要はありません。自分のレベルや目的に合った教材を選び、繰り返し活用する方法があります。
一方、英語を実際に話す相手や、自分の間違いを指摘してくれる人を一人で用意するのは簡単ではありません。
そのような環境には、お金をかける価値があります。
英語学習で大切なのは「無料と有料のどちらが優れているか」ではありません。
無料でできることには費用をかけず、自分では用意しにくい環境やサポートにお金を使うことがポイントです。
英語学習にかかる主な費用
英語学習といっても、必要な費用は勉強方法によって大きく異なります。
まずは、どのようなものにお金がかかるのか確認しましょう。
英語の参考書・教材
英語学習で比較的取り入れやすいのが、参考書や問題集です。
英単語、英文法、リーディング、リスニング、資格試験対策など、目的に合わせてさまざまな教材があります。
一度購入すれば何度も使えるため、費用を抑えながら勉強しやすい方法です。
ただし、注意したいのが教材の買いすぎです。
「もっとわかりやすい教材があるかもしれない」と新しい本を次々購入しても、使わなければ英語力は伸びません。
まずは自分の目的とレベルに合った教材を1冊選び、十分に活用してから次の教材を検討しましょう。
英語学習アプリ
スマートフォンで利用できる英語学習アプリには、無料で利用できるものと月額・年額料金が必要なものがあります。
英単語やリスニングなどは無料機能でも学習できる場合があります。
一方、有料版では広告が表示されなくなったり、利用できる問題や機能が増えたりすることがあります。
有料版を契約する前に確認したいのは、「その機能を本当に使うのか」という点です。
なんとなく有料プランへ変更するのではなく、自分の学習に必要な機能がある場合に検討しましょう。
オンライン英会話
オンライン英会話は、インターネットを通して教師と英語を話す学習方法です。
自宅などから受講できるため、英語を話す相手が身近にいない方でもアウトプットの機会を作れます。
サービスによって、月額料金やレッスン回数、1回あたりのレッスン時間などは異なります。
料金だけで比較せず、「月に何回受講するのか」「実際に継続できるのか」を確認することが重要です。
英会話スクール
英会話スクールでは、教室に通って対面でレッスンを受けます。
グループレッスンやマンツーマンレッスンなどがあり、料金体系もさまざまです。
スクールを検討するときは、授業料だけではなく、入会金や教材費なども確認しましょう。
また、教室までの交通費や移動時間も必要です。
費用だけではなく、生活の中で無理なく通い続けられるかまで考えて選ぶことが大切です。
英語コーチング
英語コーチングでは、英語のレッスンだけではなく、目標設定や学習計画、進捗管理などのサポートを受けられるサービスがあります。
一般的な教材や英会話サービスと比べて費用が高くなることがありますが、一人では学習方法を決められない方や、学習管理までサポートしてほしい方には選択肢となります。
一方、自分で計画を立てて学習を続けられるのであれば、必ずしも必要ではありません。
「高額だから効果が高い」と考えず、自分に必要なサポートかどうかを確認しましょう。
お金をかけずにできる英語勉強法5選
英語を勉強したいけれど、できるだけ費用を抑えたい方もいるでしょう。
ここでは、無料または低予算で始めやすい英語勉強法を紹介します。
1.無料の英語学習サイトを利用する
インターネット上には、英文法や英単語、リーディングなどを学べるコンテンツがあります。
無料で公開されているものも多いため、まず英語学習を始めてみたい方に向いています。
ただし、複数のサイトを行き来して情報を集めるだけでは、学習内容が散らばりやすくなります。
「英文法の復習に使う」「英語ニュースを読む」など、利用する目的を決めておきましょう。
2.動画を使って英語を聞く
無料で視聴できる動画も、英語学習に活用できます。
英語で話している動画を利用すれば、リスニングや発音の練習ができます。
ただし、英語の動画を流しているだけでは、十分な学習にならない場合があります。
短いフレーズを聞いたあとに声に出してまねしたり、聞き取れなかった部分を繰り返したりするとよいでしょう。
「見る」だけではなく、「聞く・まねする・声に出す」まで行うことがポイントです。
3.無料アプリで英単語を覚える
英単語の学習は、一人でも取り組みやすい分野です。
無料で使える単語学習アプリなどを利用すれば、通勤・通学中や待ち時間にも復習できます。
一度に大量の単語を覚えようとせず、繰り返し確認することを意識しましょう。
無料アプリでも自分に必要な学習ができているのであれば、無理に有料版へ変更する必要はありません。
4.英語で独り言をする
スピーキング練習というと、英会話スクールなどを想像するかもしれません。
しかし、一人でも英語を口に出す練習はできます。
たとえば、
「今日は仕事が忙しかった」
「これから夕食を作る」
「週末は映画を見たい」
など、日常生活で考えたことを簡単な英語にして話してみましょう。
難しい内容を話す必要はありません。
自分が知っている単語や文法を実際に使うことで、「知っている英語」を口から出す練習ができます。
5.英語日記を書く
ライティングの練習なら、英語日記も無料で始められます。
最初は1日3文程度でも構いません。
その日にあった出来事や感想を英語にしてみましょう。
自分の日常について書くため、「自分が実際に使いたい英語」を知るきっかけにもなります。
わからなかった表現は調べて記録しておけば、語彙や表現を増やす学習にもつながります。
英語学習でお金をかける価値がある3つのもの
無料でも多くの英語学習ができます。
では、どのようなものにお金を使えばよいのでしょうか。
判断の基準は、「自分一人では用意しにくいものかどうか」です。
1.自分では作れない「英語を話す環境」
英単語や英文法は一人でも勉強できますが、実際の会話には相手が必要です。
英語を話す友人が身近にいれば費用をかけずに練習できますが、そのような環境を誰もが持っているわけではありません。
英会話スクールやオンライン英会話を利用すれば、英語を話す時間を意識的に確保できます。
特に「勉強しているのに英語を話す機会がない」という方は、アウトプット環境へお金を使うことを検討してみましょう。
2.自分では気づけない「間違いへのフィードバック」
独学では、自分の間違いに気づきにくいことがあります。
特に発音やスピーキングでは、「自分では正しく話しているつもりなのに伝わらない」というケースもあります。
教師などからフィードバックを受ければ、
- 発音
- 文法
- 単語の使い方
- 自然な言い回し
などを確認できます。
間違いを教えてもらったら、その場で終わらせず、復習してもう一度使うことが大切です。
フィードバックを「自分では発見しにくい課題を知るための費用」と考えると、有料サービスを利用する目的が明確になります。
3.必要に応じた「学習サポート」
「英語を勉強したいけれど、何をすればよいかわからない」という場合は、学習をサポートしてもらう方法もあります。
現在の英語力を確認してもらったり、目標に合わせた勉強方法を提案してもらったりすることで、学習の方向性を整理できます。
ただし、自分で学習計画を作り、問題なく継続できている方には必要性が低い場合もあります。
自分が困っている部分に対して、本当にサポートが必要なのかを考えて判断しましょう。
英語学習にお金をかける前に確認したい5つのポイント
英語教材やサービスを見つけたとき、すぐに購入・契約する必要はありません。
次の5つを確認してから判断しましょう。
学習目的が決まっているか
最初に確認したいのが、「何のためにお金を使うのか」です。
たとえば英会話を身につけたいのであれば、スピーキングの機会を増やせるサービスが候補になります。
一方、TOEICの語彙を増やしたいのであれば、試験対策用の単語帳だけで解決できることもあります。
「英語力を上げたい」という理由だけで選ばず、自分の目的とサービスの内容が合っているか確認してください。
自分でできる学習ではないか
有料サービスを利用する前に、「これは自分一人ではできないことなのか」と考えてみましょう。
たとえば、基本的な英単語の暗記は参考書やアプリでもできます。
一方、外国人教師とのリアルタイムの会話は、一人では再現できません。
自分でできることと、他者の力が必要なことを分けると、お金を使う優先順位を決めやすくなります。
継続できる金額か
英語学習は、教材やサービスを一度利用しただけで完結するものではありません。
そのため、有料サービスを選ぶときは「今月払えるか」だけでなく、「必要な期間続けられるか」を考えましょう。
料金が負担になり、数か月でやめてしまっては十分に活用できない可能性があります。
英語学習に使える月々の予算を決め、その範囲内で選ぶことが大切です。
実際に利用する時間があるか
料金が安くても、利用しなければ費用対効果は低くなります。
たとえば月額制のサービスなら、
月額料金÷実際に利用した回数
で1回あたりの費用を考える方法があります。
毎日利用できるプランでも、月に数回しか使わなければ自分には合っていない可能性があります。
「どれだけ利用できるサービスか」ではなく、「自分が実際にどれだけ利用するか」で判断しましょう。
無料体験や無料版を試したか
無料体験や無料版が用意されている場合は、契約前に利用してみましょう。
サービスの説明を読むだけでは、自分との相性まで判断できません。
教材の難易度、使いやすさ、教師との相性、予約方法などを確認してから有料プランを検討すると、使わなくなるリスクを減らせます。
【予算別】英語学習にお金をかけるならどうする?
英語学習に使える予算は人によって異なります。
ここでは、予算ごとの考え方を紹介します。
金額はあくまで学習方法を考えるための目安として、自分の目的や生活に合わせて調整してください。
月0〜1,000円程度
できるだけ費用を抑えたい場合は、無料コンテンツを中心にします。
無料サイトや動画、アプリを活用し、必要であれば参考書を1冊購入する方法があります。
特に英単語・英文法・リスニングなどは、無料または低予算でも学習しやすい分野です。
まず英語学習を始めてみたい方にも向いています。
月3,000〜5,000円程度
独学を中心にしながら、一人ではできない学習へ予算を使います。
たとえば参考書や無料アプリで基礎を学び、予算の範囲内でオンライン英会話などを利用する方法です。
すべての学習を有料サービスへ置き換える必要はありません。
独学と有料サービスの役割を分けることで、費用を抑えながらアウトプットを増やせます。
月5,000〜10,000円程度
予算に余裕がある場合は、英語を話す頻度を増やしたり、有料の学習ツールを組み合わせたりする方法があります。
ただし、サービスを増やしすぎないようにしましょう。
「単語は無料アプリ」「英文法は参考書」「スピーキングはオンライン英会話」のように役割を整理すると、無駄な重複を減らせます。
月10,000円以上
目的によっては、英会話スクールや個別指導、専門的な教材、学習サポートなども候補になります。
ここでも重要なのは、金額ではなく必要性です。
月3万円のサービスが月5,000円のサービスより、自分にとって必ず効果的とは限りません。
自分が抱えている課題を解決できるサービスかどうかを基準にしましょう。
英語学習のコスパを高める5つのコツ
英語学習の費用対効果を高めるには、「安いものを選ぶ」だけでは不十分です。
支払った費用をどれだけ学習に生かせるかを考えましょう。
教材を買いすぎない
英語学習では、新しい教材を購入すると勉強した気分になってしまうことがあります。
しかし、10冊の参考書を少しずつ進めるより、目的に合った1冊を繰り返したほうがよい場合があります。
新しい教材を購入する前に、現在持っている教材で足りない内容が何かを確認しましょう。
無料と有料を使い分ける
すべて無料、すべて有料という考え方にする必要はありません。
たとえば、
単語・文法
↓
無料アプリや参考書
リスニング
↓
無料音声や動画
スピーキング
↓
オンライン英会話
フィードバック
↓
教師から受ける
というように分けられます。
自分一人でできる学習は費用を抑え、相手が必要な学習へ予算を使う方法です。
有料サービスは目的を決めて使う
オンライン英会話を利用する場合も、「レッスンを受けること」自体を目的にしないようにしましょう。
たとえば、
「今週覚えたフレーズを5個使う」
「発音を3つ確認してもらう」
「仕事の自己紹介を練習する」
など、その日の目的を決めておきます。
同じレッスン時間でも、目的が明確なほうが自分に必要な練習をしやすくなります。
予習・復習をする
有料レッスンの費用対効果を高めたいなら、レッスン以外の時間も活用しましょう。
事前に扱うテーマを確認し、必要な単語や表現を調べます。
レッスン後には、間違えた英文や言えなかった表現を復習してください。
次回のレッスンでもう一度使えば、学んだ英語を定着させやすくなります。
「レッスン25分」だけで考えず、予習・レッスン・復習を一つの学習として考えることがポイントです。
定期的に費用対効果を見直す
一度契約したサービスを、なんとなく継続していないでしょうか。
1〜3か月など一定期間ごとに、
- 実際にどれくらい利用したか
- 目的に合っていたか
- 英語学習に役立っているか
- 同じ費用でもっと必要な学習はないか
を確認しましょう。
現在の課題が変われば、必要なサービスも変わります。
「契約したから続ける」のではなく、「今の自分に必要だから続ける」という状態を目指してください。
英語学習への自己投資で避けたい3つの失敗
英語学習へお金を使うこと自体が悪いわけではありません。
しかし、使い方によっては費用が無駄になってしまいます。
よくある3つの失敗を確認しておきましょう。
高額なら効果が高いと思ってしまう
英語学習サービスの料金と、自分が得られる成果が必ず比例するわけではありません。
どれほど充実したサービスでも、現在のレベルや目的に合っていなければ十分に活用できない可能性があります。
価格ではなく、「自分の課題を解決できるか」を確認しましょう。
教材を買っただけで満足する
参考書や教材を購入しただけでは英語力は伸びません。
重要なのは、購入後にどれだけ使うかです。
新しい教材が気になったときは、「今持っている教材を十分に活用したか」を確認してから購入してください。
複数のサービスを同時に契約する
英語アプリ、オンライン英会話、スクールなどを同時に始めると、学習時間が足りなくなることがあります。
利用していないサービスにも料金を払い続ければ、費用対効果は下がります。
最初は自分に必要なサービスを一つ選び、実際に使いながら追加するか判断しましょう。
英語学習のお金に関するよくある質問
ここでは、英語学習にかかるお金についてよくある疑問に回答します。
英語を話せるようになるまでいくらかかる?
一律に「○円必要」と決めることはできません。
現在の英語力や目標、学習期間、利用するサービスによって必要な費用は異なります。
無料教材を中心に学ぶ人もいれば、英会話スクールやコーチングなどを利用する人もいます。
まず「何ができるようになりたいのか」を決め、必要な学習に予算を割り当てましょう。
英語はお金をかけなくても話せるようになる?
無料でも単語や文法を学んだり、一人でスピーキング練習をしたりできます。
そのため、「お金をかけなければ英語を話せるようにならない」とは限りません。
ただし、実際の会話経験や第三者からのフィードバックを求める場合は、オンライン英会話などの有料サービスを利用すると環境を作りやすくなります。
英語教材にはいくらまで使えばいい?
「○円まで」という基準より、現在の教材で解決できない課題があるかを考えましょう。
今持っている参考書で十分に勉強できるのであれば、新しい教材を購入する必要はありません。
必要な内容が不足しているときに、目的に合った教材を追加するのがおすすめです。
有料の英語アプリは必要?
無料版で必要な学習ができているのであれば、必ずしも有料版にする必要はありません。
問題数を増やしたい、特定の機能を利用したいなど、料金を払うことで解決したい課題がある場合に検討しましょう。
無料体験があれば、先に使い勝手を確認する方法もあります。
英会話にはお金をかけたほうがいい?
実際に英語を話す相手を自分で確保できるかどうかが、一つの判断基準です。
身近に英語を話せる人がいて、継続的に練習できるのであれば、必ずしも費用をかける必要はありません。
一方、話す相手がいない場合は、オンライン英会話やスクールを利用することで実践の場を作れます。
オンライン英会話なら費用を調整しながら実践できる
英語学習でお金をかける場所に迷っている方は、「自分では作りにくい環境」に注目してみましょう。
その一つが、実際に人と英語を話す環境です。
オンライン英会話なら、独学で覚えた単語や英文法を実際の会話で使う機会を作れます。
QQEnglishでも、オンラインで教師とマンツーマンの英会話レッスンを受講できます。
単語や英文法など自分でできる学習は独学で行い、教師とのレッスンではスピーキングやフィードバックを中心にするなど、役割を分ける方法があります。
有料サービスを利用するときは、「料金を払っているから安心」と考えず、そこでしかできない学習を積極的に行いましょう。
まとめ|英語学習は「何にお金を使うか」を考えよう
英語力は、学習にかけた金額だけで決まるものではありません。
無料サイトや動画、アプリなどを使えば、お金をかけずにできる勉強も数多くあります。
一方、英語を話す環境や自分の間違いへのフィードバックなど、一人では用意しにくいものにはお金をかける価値があります。
大切なのは、「英語学習にいくら使ったか」ではなく、「その費用で何を得られたか」です。
まずは無料・低予算でできることから始め、不足している学習だけに予算を使ってみましょう。

















