英単語を効率よく覚える方法7選!丸暗記せず語彙力を増やすコツを解説

「英単語を何度覚えても忘れる」「単語帳を勉強しているのに、英会話になると言葉が出てこない」と悩んでいませんか?
英単語を効率よく覚えるには、「英単語=日本語訳1つ」として丸暗記するだけでなく、中心となる意味を理解し、例文・フレーズ・派生語などと関連づけることが大切です。
知らない単語も、前後の文脈や品詞、接頭辞・接尾辞などから意味を推測できる場合があります。
この記事では、英単語を効率よく覚える方法7選と、語彙力を増やして実際の英会話で使えるようにするコツを解説します。
英単語を一つずつ丸暗記するのは非効率?
基本的な英単語は、一つずつ意味を覚える必要があります。
しかし、
英単語
↓
日本語訳1つ
という形だけで丸暗記する方法には限界があります。
英単語には複数の意味を持つものが多く、文章によって日本語訳が変わることがあるからです。
また、単語の意味だけ知っていても、「どのような単語と一緒に使うのか」「英文のどこに置くのか」が分からなければ、自分で使うのは難しいでしょう。
英単語
↓
代表的な意味
例文
↓
実際の使い方
関連語
↓
語彙を広げる
アウトプット
↓
自分で使う
という流れで学ぶのがおすすめです。
英単語を「1語1訳」で覚えると何が問題?
英単語と日本語訳を1対1で覚える方法は、学習の入り口としては便利です。問題は、一つの日本語訳だけを「その単語の意味」と考えてしまうことです。
例えば英文を読んだとき、
覚えた日本語訳
↓
文脈に合わない
↓
英文の意味が分からない
ということがあります。
そこで、新しい単語は最初に代表的な意味を覚え、その後、英文の中で別の意味に出会ったときに知識を追加していきます。
最初から辞書に載っている日本語訳をすべて暗記する必要はありません。
英単語には複数の意味がある
英語には、一つの単語が複数の意味を持つ「多義語」が数多くあります。例えばrunは「走る」という意味でよく知られています。
しかし、
run a company
↓
会社を経営する
run a program
↓
プログラムを実行する
のような使い方もあります。
「run=走る」とだけ覚えていると、これらの英文を理解しにくくなるでしょう。
大切なのは、日本語訳を一つずつ独立して暗記するのではなく、実際の英文の中で「この場合はどのような意味になるのか」を確認することです。
英単語は単独ではなく、文脈の中で理解する習慣をつけましょう。
英単語を効率よく覚える方法7選
英単語を効率よく覚えるには、一つの単語から得られる情報を増やすことがポイントです。
ここでは、語彙力を増やすための7つの方法を紹介します。
1. 最初に代表的な意味を1つ覚える
新しい英単語に出会ったら、まず頻繁に使われる代表的な意味を覚えましょう。
辞書を見ると複数の日本語訳が掲載されていますが、最初からすべて覚えようとすると負担が大きくなります。
最初
↓
代表的な意味
別の英文で再会
↓
新しい意味を確認
必要
↓
知識を追加
という順番がおすすめです。
英単語を一度ですべて覚えようとしないことがポイントです。
2. 単語の「中心イメージ」を理解する
複数の意味を持つ英単語では、それぞれの意味に共通する中心的なイメージを理解すると覚えやすくなる場合があります。
日本語訳だけを見るとまったく違う意味に見えても、英語では共通する感覚から意味が広がっているケースがあるためです。
例えば一つの英単語に日本語訳が5個ある場合、
意味1
意味2
意味3
意味4
意味5
と暗記するより、
中心となる感覚
↓
文脈によって意味が広がる
と理解すると整理しやすくなります。
ただし、すべての意味を無理に一つのイメージへまとめる必要はありません。
理解を助ける手段として活用しましょう。
3. 例文・フレーズと一緒に覚える
英単語は、短い例文やフレーズと一緒に覚えるのがおすすめです。
例えば単語だけを覚えると、
意味
↓
分かる
使い方
↓
分からない
という状態になることがあります。
例文も確認すれば、
- 英文のどこで使うか
- どの前置詞と使うか
- どの単語と組み合わせるか
- どのような場面で使うか
まで確認できます。
長い英文を丸暗記する必要はありません。
自分が理解できる短い例文から始めましょう。
4. 派生語をまとめて覚える
一つの英単語を覚えたら、関連する派生語も確認してみましょう。
例えば、
act
↓
動詞
action
↓
名詞
active
↓
形容詞
activity
↓
名詞
のように、共通する部分を持つ単語があります。
一つずつ無関係な単語として覚えるより、「同じグループの単語」として整理すると語彙を広げやすくなります。
すべての派生語を一度に覚えるのではなく、よく使うものから追加しましょう。
5. 類義語・反対語と関連づける
新しい単語を覚えるときは、意味が近い単語や反対の意味を持つ単語を一緒に確認する方法もあります。
例えば、
increase
↔
decrease
easy
↔
difficult
のように関連づけます。
一つの単語を覚えるたびに別の単語へ知識を広げられるため、語彙のネットワークを作りやすくなります。
ただし、類義語だからといってすべての場面で置き換えられるとは限りません。
使い方の違いも例文で確認しましょう。
6. 文脈から知らない単語の意味を推測する
英文の中で知らない単語を見つけたら、すぐに辞書を見る前に前後の内容を確認してみましょう。
例えば、
前の文
↓
何について話している?
後ろの文
↓
どのような説明が続く?
単語
↓
名詞・動詞・形容詞?
という情報から、意味をある程度推測できる場合があります。
推測したあとに辞書で確認すれば、「なぜこの意味になるのか」まで考えられます。
7. 覚えた英単語を実際に使う
最後は、覚えた単語を自分で使います。
例えば、
英単語
↓
意味を確認
自分の例文
↓
作る
例文
↓
音読する
英会話
↓
実際に使う
という流れです。
単語帳を見て「意味が分かる」状態と、会話中に自分からその単語を使える状態は異なります。
実際に使うところまでを英単語学習の一部と考えましょう。
英単語は意味を全部覚える必要がある?
新しい英単語に出会ったとき、辞書に掲載されている意味をすべて暗記する必要はありません。
まずは、その英文で使われている意味や、頻繁に使われる意味を覚えましょう。
最初
↓
代表的な意味を覚える
別の英文
↓
違う意味に出会う
その都度
↓
意味を追加する
という方法です。
英単語の知識は、一度で完成させる必要はありません。
さまざまな英文で同じ単語に出会うたびに、少しずつ理解を深めていきましょう。
英単語の「中心イメージ」とは?
中心イメージとは、一つの英単語が持つ複数の意味に共通する基本的な感覚のことです。
英単語を日本語に訳すと、文脈によって異なる言葉になることがあります。
そのため、
英単語
↓
日本語訳を複数暗記
だけでなく、
英単語
↓
基本的な感覚を理解
文脈
↓
自然な日本語へ置き換える
という考え方も役立ちます。
ただし、中心イメージだけで細かなニュアンスやすべての用法を説明できるわけではありません。
例文とセットで確認することが重要です。
英単語は例文と一緒に覚えた方がいい?
英単語を実際に使えるようになりたい場合は、例文と一緒に覚える方法がおすすめです。
単語だけなら、
意味
↓
理解できる
というところまでですが、例文を見ることで、
意味
+
語順
+
使う場面
+
一緒に使われる単語
まで確認できます。
ただし、難しい例文を丸ごと暗記する必要はありません。
自分がすぐに理解できる短い英文や、自分でも使えそうな例文を選びましょう。
英単語はフレーズ・かたまりで覚えよう
英語には、一緒に使われやすい単語の組み合わせがあります。
例えばmakeなら、
make a decision
↓
決定する
make a mistake
↓
間違える
make progress
↓
進歩する
のような組み合わせがあります。
このような、自然によく使われる単語の組み合わせを「コロケーション」と呼びます。
make=「作る」と日本語訳だけを覚えるより、実際に使われるかたまりで覚えた方が英文を作りやすくなります。
英会話を目的にしている人は、単語だけでなく「そのまま使える短いフレーズ」まで覚えてみましょう。
派生語を覚えると語彙力を増やしやすい
派生語を使えば、一つの単語から複数の語彙へ知識を広げられます。
例えば、
succeed
↓
成功する
success
↓
成功
successful
↓
成功した
successfully
↓
うまく、成功して
のように関連しています。
派生語を確認するときは、意味だけでなく品詞にも注目しましょう。
動詞
↓
何をする?
名詞
↓
何・誰?
形容詞
↓
どのような?
副詞
↓
どのように?
という役割を意識すると、英文の中でも使いやすくなります。
類義語・反対語はどう覚える?
類義語や反対語も、一つの単語から語彙を広げる方法です。
例えば「増える」という意味の単語を覚えたら、その反対となる「減る」を表す単語も確認します。
ただし、類義語は日本語訳が同じでも、ニュアンスや使われる場面が異なることがあります。
そのため、
意味
↓
近い
使い方
↓
必ずしも同じではない
と理解しておきましょう。
類義語を一度に大量に暗記するより、英文で出会ったときに少しずつ追加する方法がおすすめです。
接頭辞・接尾辞を知ると英単語を推測しやすい
英単語の中には、接頭辞や接尾辞が含まれているものがあります。
例えば、
un-
↓
否定などを表す
re-
↓
「再び」などを表す
-ful
↓
形容詞を作る
といった特徴があります。
こうしたパーツを知っていると、知らない英単語でも意味や品詞を推測する手がかりになります。
ただし、接頭辞や接尾辞だけで単語の意味が必ず分かるわけではありません。
あくまで推測するためのヒントとして使いましょう。
語源を知ると英単語をまとめて覚えられる
英単語を関連づける方法として、語源を利用することもできます。
同じ語根を持つ単語には、意味にも共通点が見られる場合があります。
そのため、
単語A
↓
丸暗記
単語B
↓
丸暗記
単語C
↓
丸暗記
ではなく、
共通する語源
↓
単語A・B・Cを関連づける
という覚え方ができます。
語源をすべて暗記する必要はありません。
何度も目にするものから覚え、知らない単語を推測する材料として活用しましょう。
知らない英単語の意味を推測する5つの手がかり
英文を読むたびに、知らない単語をすべて辞書で調べる必要はありません。
次の5つを手がかりにしてみましょう。
1. 前後の文を見る
知らない単語だけを見るのではなく、前後の文章を読みます。
話の流れが分かれば、「良い意味」「悪い意味」など大まかな方向を推測できる場合があります。
2. 品詞を確認する
知らない単語が名詞・動詞・形容詞・副詞のどれなのかを考えます。
英文のどこに置かれているかを見るだけでも、品詞を判断するヒントになります。
3. 知っている単語とスペルを比べる
知らない単語でも、見覚えのある部分が含まれている場合があります。
知っている単語や派生語との共通点がないか確認してみましょう。
4. 接頭辞・接尾辞を見る
単語の最初や最後に知っている接頭辞・接尾辞があれば、意味や品詞を予測する手がかりになります。
単語全体を知らなくても、情報を少し得られます。
5. 文全体のテーマから考える
料理についての文章なのか、仕事についての文章なのかによって、同じ単語でも考えられる意味は変わります。
文章全体で何について説明しているのかを確認しましょう。
知らない英単語が出るたびに辞書を引くべき?
すべての知らない単語をすぐに辞書で調べる必要はありません。
目的によって使い分けましょう。
精読
↓
正確に理解するため辞書で確認
多読
↓
重要でなければ推測して進む
英会話
↓
文脈から判断して会話を続ける
という方法があります。
文章全体を理解するうえで重要な単語なら、辞書で正確な意味や発音、使い方を確認しましょう。
英単語を覚えても会話で出てこないのはなぜ?
「単語帳なら意味が分かるのに、英会話になると出てこない」ということがあります。
これは、「見たり聞いたりすれば理解できる語彙」と「自分から使える語彙」が同じではないためです。
単語を見る
↓
意味が分かる
だけでは、会話で瞬時に使えるとは限りません。
会話で使えるようにするには、
自分で英文を作る
↓
声に出す
質問に答える
↓
単語を使う
英会話
↓
実際に伝える
というアウトプットが必要です。
覚えた英単語を「使える語彙」にする方法
新しい単語を覚えたら、自分に関係する英文を作ってみましょう。
例えば新しい動詞なら、
I…
My family…
At work, I…
など、自分について話せる英文にします。
その後、
自分の例文
↓
音読
質問
↓
その単語を使って回答
英会話
↓
実際に使う
という順番で練習します。
自分の経験や生活と関連づけることで、「単語帳の中だけの英単語」から「自分が使う英単語」へ変えていきましょう。
英単語を効率よく復習する方法
新しい単語を増やすだけでなく、一度覚えた単語に繰り返し触れることも重要です。
例えば、
新しい単語
↓
意味・発音を確認
翌日
↓
もう一度確認
数日後
↓
例文で確認
英文
↓
別の文脈で再会
英会話
↓
自分で使う
というように繰り返します。
一度で完璧に覚えようとせず、「忘れたらもう一度確認する」と考えましょう。
英単語学習でやってはいけない5つのこと
1. 日本語訳を一つだけ覚えて終わる
代表的な意味を覚えることは必要ですが、それだけが唯一の意味とは限りません。
別の文脈で出会ったら、新しい意味を追加しましょう。
2. 辞書の意味を最初から全部暗記する
意味が10個載っていても、すべてを一度に覚える必要はありません。
実際に必要になった意味から覚えます。
3. 単語を文脈から切り離して覚える
意味だけでなく、短い例文やフレーズも確認しましょう。
実際の使い方まで理解しやすくなります。
4. 新しい単語ばかり増やす
1日に大量の単語を追加しても、復習しなければ忘れやすくなります。
新しい単語と復習の両方を学習に入れましょう。
5. 覚えた単語を一度も使わない
会話で使えるようになりたいなら、アウトプットが必要です。
英作文・音読・英会話などで一度でも自分から使ってみましょう。
英単語を効率よく覚える1週間モデル
英単語学習は、暗記・関連づけ・アウトプットを組み合わせるのがおすすめです。
例えば、
月曜日
↓
新しい単語10語
火曜日
↓
復習+例文を確認
水曜日
↓
派生語・関連語を確認
木曜日
↓
英文の中で意味を確認
金曜日
↓
自分で例文を作る
土曜日
↓
音読・英会話で使う
日曜日
↓
1週間分を復習
という方法があります。
必ずこのスケジュールにする必要はありません。
自分の生活に合わせて、新しい単語を覚える日と復習・使用する日を作りましょう。
英単語学習チェックリスト
新しい英単語を覚えたら、次の項目を確認してみましょう。
- 代表的な意味を理解した
- 中心となるイメージを確認した
- 短い例文を読んだ
- 一緒に使われる単語を確認した
- 必要な派生語を確認した
- 発音を音声で聞いた
- 自分で一度使った
- 数日後に復習した
すべての単語で全項目を実行する必要はありません。
重要な単語や、自分が英会話で使いたい単語から優先して取り組みましょう。
英単語の効率的な覚え方についてよくある質問
英単語を一つずつ覚えるのは非効率ですか?
基本的な単語は一つずつ覚える必要があります。
ただし、それぞれを独立して暗記するだけでなく、例文・派生語・類義語などと関連づけると、一つの単語から語彙を広げやすくなります。
英単語は丸暗記しない方がいいですか?
スペルや基本的な意味など、暗記が必要な部分もあります。
一方、日本語訳だけを丸暗記して終わるのではなく、発音や例文、使い方も確認するのがおすすめです。
英単語は1日何個覚えればいいですか?
適切な数は、英語レベルや学習時間によって異なります。
「何個覚えたか」だけではなく、復習できる量か、自分で使えるようになっているかも確認しましょう。
英単語の意味は全部覚える必要がありますか?
最初からすべて覚える必要はありません。
まず代表的な意味を覚え、別の意味に出会ったときに追加していく方法があります。
英単語は日本語訳を一つだけ覚えればいいですか?
最初は代表的な日本語訳から始めても構いません。
ただし、その訳だけが唯一の意味だと考えず、英文の中で使われ方を確認しましょう。
英単語は例文と一緒に覚えるべきですか?
実際に使える語彙を増やしたい場合はおすすめです。
意味だけでなく、語順や一緒に使われる単語、使う場面まで確認できます。
英単語はフレーズで覚えた方がいいですか?
よく使われる単語の組み合わせは、フレーズで覚えると便利です。
英会話や英作文でも、そのまま使いやすくなります。
派生語は一緒に覚えた方がいいですか?
頻繁に使う派生語は、一緒に確認すると効率よく語彙を増やせます。
意味だけでなく、動詞・名詞・形容詞など品詞の違いにも注目しましょう。
接頭辞・接尾辞を覚える意味はありますか?
あります。
知らない単語に出会ったとき、意味や品詞を推測する手がかりになる場合があります。
語源から英単語を覚える方法は効果的ですか?
単語同士を関連づける方法の一つとして活用できます。
特に同じ語根を持つ単語をまとめて理解したいときに便利です。
知らない英単語の意味はどう推測しますか?
前後の文、品詞、文章全体のテーマ、接頭辞・接尾辞などを手がかりにします。
推測したあと、必要に応じて辞書で確認しましょう。
英単語を覚えても会話で出てこないのはなぜですか?
意味を理解できることと、自分から瞬時に使えることは異なるためです。
自分で例文を作り、音読や英会話で使う練習を増やしましょう。
語彙力を効率よく増やすにはどうすればいいですか?
新しい単語を一つずつ独立して覚えるだけでなく、例文・フレーズ・派生語・類義語などへ知識を広げましょう。
さらに復習とアウトプットを組み合わせることが大切です。
まとめ
英単語を効率よく覚えるために、「英単語=日本語訳1つ」を大量に丸暗記する必要はありません。
新しい英単語
↓
代表的な意味を覚える
意味
↓
中心イメージを確認する
使い方
↓
例文・フレーズで覚える
語彙
↓
派生語・関連語へ広げる
知らない単語
↓
文脈から推測する
記憶
↓
繰り返し復習する
発信
↓
自分で使う
という流れを意識しましょう。
特に大切なのは、英単語を一つずつ孤立させないことです。
すでに知っている単語や自分の経験、英文の文脈などと関連づけることで、新しい語彙を整理しやすくなります。
そして、英会話で使える語彙を増やしたい場合は、意味を覚えたところで学習を終わらせないようにしましょう。
覚えた単語を自分で使うところまでが英単語学習です。















