YouTubeで英語を勉強する方法7選!初心者向けの効果的な使い方を解説

YouTubeは無料で多くの英語に触れられるため、初心者の英語学習にも活用できます。
ただし、英語の動画を見るだけでは十分な勉強にならない場合があります。
目的とレベルに合った動画を選び、英語字幕・再生速度・再生リストなどの機能を活用しながら、「聞く→確認する→声に出す→復習する」という流れを作ることがポイントです。
この記事では、YouTubeで英語を勉強する方法や初心者向けの動画の選び方、学習を継続するコツを解説します。
YouTubeだけでも英語を勉強できる?
YouTubeは、英語学習に役立つ便利なツールです。
英単語や英文法を解説する動画だけでなく、日常会話、ニュース、インタビュー、Vlog、スピーチなど幅広い英語に触れられます。
そのため、
単語
Listening
発音
日常英会話
フレーズ
など、さまざまな学習に活用できます。
ただし、「YouTubeだけですべての英語学習を完結させなければならない」と考える必要はありません。
YouTube
↓
英語を聞く・知識を得る
音読・シャドーイング
↓
声に出す
英作文
↓
自分で英文を作る
英会話
↓
リアルタイムで使う
というように、ほかの学習と組み合わせる方法があります。
特に英語を話せるようになりたい場合は、動画を見るInputだけで終わらせず、SpeakingなどのOutputにもつなげましょう。
YouTubeで英語を勉強する5つのメリット
YouTubeを英語学習に利用するメリットを5つ紹介します。
無料で多くの英語に触れられる
YouTubeには無料で視聴できる動画が数多くあります。
英語学習専用のコンテンツだけでなく、料理・旅行・ゲーム・スポーツなど、自分の好きなテーマを英語で見ることも可能です。
毎日英語に触れる環境を作りやすいことがメリットです。
自分の興味に合う動画を探せる
興味がないテーマを英語で見続けるのは簡単ではありません。
YouTubeなら、自分が普段見ているジャンルから英語の動画を探せます。
例えば旅行が好きなら海外旅行のVlog、料理が好きなら海外の料理動画などを選べます。
内容そのものに興味があれば、英語学習も続けやすくなるでしょう。
字幕を使える
字幕が利用できる動画なら、聞き取れなかった英語を文字で確認できます。
初心者は内容を確認するために日本語字幕を使い、その後に英語字幕で音と文字を確認する方法もあります。
ただし、自動生成された字幕には誤りが含まれる場合があるため注意しましょう。
再生速度を変更できる
通常速度では速すぎる場合、再生速度を調整して聞くことができます。
「文字なら分かるのに音では分からない」という部分を確認するときにも便利です。
スキマ時間に繰り返し学習できる
スマートフォンがあれば、通勤・通学や休憩時間などにも視聴できます。
また、一度見た動画を繰り返し再生できるため、復習にも利用できます。
初心者はどんなYouTube動画を選べばいい?
英語初心者は、人気の動画よりも「自分が理解できる動画」を優先しましょう。
特に確認したいポイントは次の5つです。
- 1本が短い
- 内容をある程度理解できる
- 英語字幕がある
- 興味のあるテーマである
- 話すスピードが速すぎない
例えば、ほとんど何を言っているか分からない30分の動画より、内容を予測できる5分程度の動画の方が学習しやすい場合があります。
映像から意味を推測しやすい動画も初心者向きです。
また、「難しい英語を聞けば早く上達する」とは限りません。
目安として、字幕などを使えば7〜8割程度内容を理解できるものから始め、慣れてきたら少しずつ難易度を上げましょう。
YouTubeで英語を勉強する方法7選
YouTubeを英語学習に活用するなら、ただ動画を再生するだけでなく、見る目的と方法を決めましょう。
1. 学習目的を決めてから検索する
最初に「何を勉強するためにYouTubeを見るのか」を決めます。
例えば、
Listeningを練習したい
英単語を覚えたい
発音を改善したい
日常英会話を学びたい
などです。
目的を決めずにYouTubeを開くと、関連動画を次々に見ているうちに学習時間が終わることがあります。
先に目的を決め、その目的に合う動画を検索しましょう。
2. 短い動画を1本選ぶ
英語学習では、長い動画を一度見るより、短い動画を繰り返し使う方法があります。
初心者なら数分程度の動画から始めても構いません。
重要なのは視聴時間ではなく、「動画内の英語をどこまで理解できたか」です。
短い動画なら、字幕の確認や音読などにも時間を使いやすくなります。
3. 最初は字幕なしで理解度を確認する
最初から字幕を見るのではなく、一度字幕なしで聞いてみましょう。
すべて理解する必要はありません。
誰が話している?
何について話している?
どのくらい聞き取れる?
と確認します。
現在のListening力を知るための視聴です。
4. 英語字幕で聞き取れない部分を確認する
次に英語字幕を表示し、聞き取れなかった部分を確認します。
英文を見れば理解できる場合は、単語や文法ではなく「音を認識できていない」可能性があります。
音声と字幕を照らし合わせながら、もう一度聞いてみましょう。
5. 再生速度を調整する
どうしても聞き取れない部分は、一時的に再生速度を遅くする方法があります。
ただし、遅い速度だけに慣れることが目的ではありません。
遅くする
↓
音を確認
字幕
↓
英文を確認
通常速度
↓
もう一度聞く
という使い方がおすすめです。
6. 覚えたい部分を音読・シャドーイングする
聞くだけで終わらせず、動画内の英語を声に出してみましょう。
初心者は字幕を見ながら音読し、慣れてきたら音声をマネします。
すべての動画を最初から最後までシャドーイングする必要はありません。
「このフレーズを使いたい」と思った数文だけでも十分です。
7. 学習した動画を再生リストへ保存する
YouTubeを英語学習に使うなら、動画を見て終わりにしないことが重要です。
学習した動画を再生リストへ保存しておけば、復習しやすくなります。
例えば、
学習中
↓
まだ聞き取れない
復習
↓
もう一度見たい
学習済み
↓
内容を理解できた
などに分けます。
YouTubeを「動画を見る場所」から「自分専用の英語教材置き場」に変えましょう。
YouTubeの字幕を英語学習に使う方法
YouTubeでは、日本語字幕・英語字幕・字幕なしを目的によって使い分けます。
日本語字幕|内容を理解する
英語をほとんど理解できない場合は、日本語字幕で動画の内容を確認します。
ただし、日本語字幕だけを読み続けると英語の音へ意識を向けにくくなるため、内容を理解するための補助として使いましょう。
英語字幕|音と文字を確認する
英語字幕は、Listening学習に活用できます。
聞き取れなかった英文を文字で確認し、音声と一致させます。
字幕なし|Listening力を確認する
字幕で内容を理解したら、最後に字幕なしでもう一度聞いてみましょう。
最初より聞き取れる部分が増えていれば、学習した内容を確認できます。
YouTubeの再生速度は変えてもいい?
英語が速くて聞き取れない場合は、再生速度を変更しても構いません。
初心者なら0.75〜0.9倍程度など、自分が音を確認しやすい速度へ一時的に調整する方法があります。
ただし、常に遅い速度で聞くのではなく、最終的には通常速度へ戻しましょう。
通常速度
↓
聞いてみる
聞き取れない
↓
速度を下げる
字幕
↓
音を確認する
通常速度
↓
もう一度聞く
という流れがおすすめです。
再生速度を下げることはゴールではなく、聞き取れない原因を確認するための方法として使います。
YouTubeの再生リストを英語学習に使う方法
YouTubeには多くの動画があるため、毎回「今日は何を見よう?」と探していると時間がかかります。
そこで再生リストを教材管理に使いましょう。
例えば、
英単語
Listening
発音
学習中
復習
学習済み
などに分けます。
さらにシンプルにするなら、
未学習
↓
これから勉強
学習中
↓
まだ理解できない部分がある
復習
↓
もう一度確認したい
完了
↓
字幕なしでも理解できる
という4段階でも構いません。
「あとで見る」へ大量に保存するだけでは、結局見なくなることがあります。
学習する動画を数本に絞り、終わったら次の動画を追加する方法がおすすめです。
YouTubeのおすすめ欄を英語学習向けにする方法
YouTubeでは視聴履歴などに応じて、おすすめ動画が表示されます。
この仕組みを英語学習にも活用できます。
例えば、学習するときは英語の動画を検索し、興味のある英語コンテンツを中心に視聴します。
すると、関連する英語動画を見つけやすくなります。
娯楽動画と学習動画が混ざって集中できない場合は、学習用のアカウントやプロフィールを分ける方法もあります。
YouTubeを開いた瞬間に娯楽動画へ移動してしまう人は、
検索
↓
学習する動画を決める
再生リスト
↓
保存
勉強時間
↓
再生リストだけを見る
というルールを作るとよいでしょう。
YouTubeでListening力を伸ばす方法
Listeningを伸ばす場合は、聞き取れない部分をそのままにしないことが重要です。
まず字幕なしで聞きます。
分からない部分があれば、5〜10秒程度の短い範囲で聞き直します。
それでも分からなければ英語字幕を確認しましょう。
聞き取れなかった原因が、
単語を知らなかった
英文なら分かるが音では分からなかった
音は分かるが意味の処理が追いつかなかった
のどれなのか考えます。
最後に字幕を消して、もう一度音声だけで理解できるか確認しましょう。
YouTubeをSpeaking・発音練習に使う方法
YouTubeはListeningだけでなく、Speakingや発音練習にも利用できます。
おすすめは、動画内の短いフレーズをそのままマネする方法です。
動画
↓
聞く
字幕
↓
英文を確認
音読
↓
自分で発音する
音声
↓
マネする
フレーズ
↓
自分の英文に変える
という流れで練習します。
例えば「I’m looking forward to it.」という表現を覚えたら、音をマネするだけでなく、自分が実際に使う場面も考えます。
最後は英会話などで使ってみると、動画で覚えた英語をOutputへつなげられます。
YouTubeで覚えた単語・フレーズを定着させる方法
動画内に知らない単語がたくさん出てきても、すべて暗記する必要はありません。
優先したいのは、
- 何度も出てきた表現
- 自分でも使いたい表現
- 動画の内容を理解するために必要な表現
です。
単語を覚えるときは、日本語訳だけではなく動画内の英文も確認しましょう。
意味
↓
確認
動画
↓
使われた場面を確認
音声
↓
発音を確認
自分
↓
例文を作る
という流れにすると、文脈と一緒に覚えられます。
YouTubeは1日何分見ればいい?
YouTubeで英語を勉強する時間に決まった正解はありません。
大切なのは、長時間見ることよりも目的を持って学習することです。
初心者なら、まず1日10〜20分程度から始めてもよいでしょう。
5分の動画でも、字幕を確認し、聞き直し、音読すれば20分程度の学習になります。
毎日1時間見ることを目標にして数日でやめるより、短時間でも続けられる学習時間を設定しましょう。
YouTubeを使った1日20分の英語勉強法
20分勉強する場合は、一つの動画を次のように使えます。
5分
↓
字幕なしで見る
5分
↓
英語字幕で確認する
5分
↓
音読・シャドーイング
5分
↓
字幕なしで再確認・フレーズ復習
毎日新しい動画を探す必要はありません。
前日に使った動画を翌日もう一度復習しても構いません。
同じ英語を繰り返し聞き、理解できる部分を増やすことを優先しましょう。
YouTubeの聞き流しだけでも英語は上達する?
意味がほとんど分からない英語を流しているだけでは、学習した内容を確認しにくくなります。
一方、すでに勉強した動画を聞き流す方法は復習に活用できます。
例えば、
前日
↓
字幕を確認して学習
翌日
↓
通勤中に音声を聞く
という使い方です。
聞き流しを新しい内容のメイン学習にするのではなく、理解した英語へ再び触れるための復習として利用しましょう。
YouTube英語学習を続けるコツ
YouTubeで英語学習を続けるためには、動画を探す時間を減らし、勉強を始めやすい環境を作ることがポイントです。
例えば、
- 学習に使うチャンネルを絞る
- 再生リストを作る
- 毎日見る時間を決める
- 長い動画は短く区切る
- 学習した内容を記録する
- 娯楽視聴と勉強時間を分ける
などがあります。
「毎日新しい動画を探す」のではなく、「再生リストを開けばすぐ勉強できる」状態を作りましょう。
YouTubeで英語を勉強するときにやってはいけない6つのこと
1. おすすめ動画を次々見る
たくさん視聴することと、英語を勉強することは同じではありません。
学習する動画を決めてから視聴しましょう。
2. 日本語字幕だけを見る
日本語字幕は内容確認には便利ですが、日本語だけを追い続けると英語の音や英文へ意識を向けにくくなります。
内容を理解したら英語字幕や字幕なしにも挑戦します。
3. 難しい動画を選び続ける
ほとんど理解できない動画を使い続ける必要はありません。
初心者は短く、内容を予測しやすい動画から始めましょう。
4. 一度見て終わる
一度の視聴ですべて覚える必要はありません。
聞き取れなかった部分を確認し、別の日にも復習します。
5. 分からない英語をすべて放置する
すべての単語を調べる必要はありませんが、内容理解に必要な表現や何度も出てくる単語は確認しましょう。
6. 見るだけで満足する
英語を話せるようになりたいなら、動画を見たあとに声を出すことが重要です。
音読やシャドーイング、自分の例文作りなどへつなげましょう。
YouTubeを英語学習に使えているかチェックリスト
普段の使い方を確認してみましょう。
- 学習目的を決めている
- 自分のレベルに合う動画を選んでいる
- 短い動画を活用している
- 英語字幕を利用している
- 分からない部分を聞き直している
- 必要に応じて再生速度を調整している
- 音読・シャドーイングをしている
- 覚えた表現を声に出している
- 学習動画を再生リストで管理している
- 同じ動画を復習している
- 娯楽視聴だけで終わっていない
できていない項目があれば、一度にすべて変えず、一つずつ取り入れてみましょう。
YouTubeを使った英語学習についてよくある質問
YouTubeだけでも英語を勉強できますか?
単語・Listening・発音・英会話表現など、多くの内容を勉強できます。
ただし、Speakingを伸ばしたい場合は、英会話などリアルタイムで英語を使う練習も組み合わせるとよいでしょう。
YouTubeを見るだけでも英語は上達しますか?
英語へ触れる機会にはなりますが、見るだけでは十分な学習にならない場合があります。
字幕で確認し、音読や復習まで行いましょう。
英語初心者はYouTubeで何を見ればいいですか?
短く、内容をある程度予測でき、英語字幕を利用できる動画がおすすめです。
興味のあるテーマを選ぶと続けやすくなります。
YouTubeは毎日見た方がいいですか?
短時間でも定期的に英語へ触れることで、学習習慣を作りやすくなります。
毎日が難しければ、自分が継続できる頻度を決めましょう。
YouTubeで英語を勉強するなら1日何分ですか?
決まった時間はありません。
初心者なら10〜20分程度から始め、無理なく継続できる時間へ調整しましょう。
日本語字幕を使ってもいいですか?
問題ありません。
初心者は内容を理解するために日本語字幕を利用し、その後に英語字幕や字幕なしへ進む方法があります。
英語字幕と日本語字幕はどちらがいいですか?
目的によって使い分けます。
日本語字幕は内容理解、英語字幕は音と英文の確認に向いています。
字幕なしで見るべきですか?
最初からすべて字幕なしにする必要はありません。
最初と最後に字幕なしで見れば、学習前後の理解度を確認できます。
再生速度を遅くしてもいいですか?
聞き取れない音を確認するために、一時的に遅くしても構いません。
確認後は通常速度でもう一度聞いてみましょう。
同じ動画は何回見ればいいですか?
決まった回数はありません。
「内容確認」「字幕で音を確認」「音読」「字幕なしで確認」など、見る目的を変えながら必要な回数だけ繰り返しましょう。
YouTubeの聞き流しでも効果がありますか?
すでに内容を理解している動画なら、復習として活用できます。
意味がほとんど分からない動画を流すだけではなく、まず内容を理解してから聞き流しましょう。
YouTubeでシャドーイングできますか?
できます。
最初に動画の内容と英文を理解し、音読してから短い部分でシャドーイングすると取り組みやすくなります。
YouTubeだけで英語を話せるようになりますか?
YouTubeはSpeakingに必要な表現や発音を学ぶために利用できます。
一方、実際の会話では相手の発言を理解し、その場で返答する必要があります。
YouTubeで覚えた英語を英会話などで使い、Outputの機会も作りましょう。
まとめ
YouTubeは、使い方を工夫すれば初心者でも英語学習に活用できます。
大切なのは、動画をたくさん見ることではなく、目的を持って学習することです。
目的
↓
決める
動画
↓
短く・レベルに合わせる
字幕なし
↓
理解度を確認
英語字幕
↓
音と文字を確認
再生速度
↓
必要なら調整
音読
↓
声に出す
再生リスト
↓
教材を整理
復習
↓
繰り返す
Output
↓
覚えた英語を使う
という流れを意識しましょう。
YouTubeには多くの動画がありますが、毎日新しい動画を探す必要はありません。
まずは自分に合った短い動画を1本選び、字幕・再生速度・再生リストなどの機能を活用しながら、学習した内容を増やしていきましょう。















