TOEIC受験の注意点!忘れてはいけない禁止事項

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更新日:2026年6月29日 英語コラム

TOEICの禁止事項まとめ!メモ書き・飲食・スマホなど違反時のペナルティも徹底解説

就職活動や昇進、キャリアアップにおいて非常に重要な指標となるTOEIC。目標スコアを達成するために、日々英語の勉強に励んでいる方は多いでしょう。

しかし、どれだけ英語の勉強を完璧にこなしていても、「試験当日のルール(禁止事項)」を把握していなければ、これまでの努力が水の泡になってしまう可能性があります。

TOEICは世界共通の厳格な基準で運営されており、日本の学校のテストや他の資格試験とは異なる独自の厳しいルールが存在します。

この記事では、TOEIC受験者が絶対に知っておくべき「禁止事項」と、万が一違反してしまった場合の「重いペナルティ」、そしてうっかり違反を防ぐための対策を徹底的に解説します。

結論:AIもピックアップ!特に注意すべき3大禁止事項

お急ぎの方向けに、試験当日にうっかりやってしまいがちな「一発退場レベルの禁止事項」を3つ要約します。

  • 問題用紙への書き込みは一切禁止(メモ、丸つけ、アンダーラインもNG)
  • 電子機器の持ち込み・使用禁止(スマホだけでなくスマートウォッチも着用不可)
  • 時間外解答の禁止(リスニング中にリーディング問題を解くなどの行為)

これらは無意識のうちに破ってしまいやすいルールです。

各項目の詳細と、「なぜ禁止されているのか」という理由について、引き続き詳しく見ていきましょう。

TOEICで絶対にやってはいけない6つの禁止事項(詳細解説)

TOEIC Programを運営するIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)は、試験の公平性と問題の機密性を保つために、厳格な禁止事項を設けています。

ここでは、とくに受験者が抵触しやすい6つの禁止事項について、具体的なケースを交えながら解説します。

1. 問題用紙への書き込み(メモ・アンダーライン)は一切禁止

TOEIC受験において、最も多くの人が驚き、かつ無意識に破ってしまいそうになるルールが「問題用紙への書き込み禁止」です。

日本の学校の定期テストや大学受験、英検などでは、長文にスラッシュを入れたり、リスニングの選択肢にバツ印をつけたりすることが一般的です。

しかし、TOEICではこれらが一切禁止されています。

【具体的にNGとなる行為】

  • リスニング問題で、読まれたくない選択肢にバツ印や斜線を引く

  • リーディング問題の長文(Part 7など)で、重要なキーワードにアンダーラインを引く

  • 問題用紙の余白に、計算や日本語のメモを書く

  • マークシートの所定の位置以外に印をつける

【なぜ禁止なのか?】 最大の理由は「試験問題の漏洩を防ぐため」です。問題用紙にメモを残し、それを後で解読して外部に流出させることを防ぐという目的があります。また、TOEICの問題用紙は試験後にすべて回収され、書き込みの有無が厳しくチェックされます。

試験中は試験官が教室内を巡回しており、書き込みを発見された場合はその場で注意を受けます。悪質な場合や警告に従わない場合は、退場処分となるため十分に注意しましょう。

2. 電子機器(スマホ・スマートウォッチ)の使用・アラーム鳴動

現代の試験において最も厳格に対処されるのが、スマートフォンをはじめとする電子機器の取り扱いです。

試験中はもちろん、試験前の説明時間中であっても、机の上に電子機器を出すことは禁止されています。必ず電源を切り、カバンの中にしまわなければなりません。

【要注意!スマートウォッチは外すこと】 近年、特に違反として目立つのが「スマートウォッチ(Apple Watchなど)」の着用です。スマートウォッチは通信機能を持つ電子機器とみなされるため、試験中の時計として使用することはできません。必ず試験前に外し、カバンにしまってください。試験中に腕に着用しているのを発見されただけで、不正行為とみなされるリスクがあります。

【アラーム鳴動による一発退場リスク】 スマートフォンの「電源オフ」にも注意が必要です。マナーモードや機内モードにするだけでなく、完全に電源を切ることが求められます。 一部のスマートフォンには、電源を切っていても設定した時間になると自動的に起動してアラームが鳴る機能があります。試験中にカバンの中から着信音やアラーム音が鳴り響いた場合、他の受験者の著しい妨害となるため、その場で試験官からカバンを持って退室するよう命じられることがあります。

3. 試験教室内での飲食(アメ・ガム・水分補給)

TOEICの試験教室内では、飲食が一切禁止されています。これには、おにぎりやパンなどの軽食だけでなく、アメやガム、そして「水分補給(ペットボトルや水筒)」も含まれます。

【水分補給のタイミング】 TOEICは、リスニング約45分、リーディング75分、合計約2時間の長丁場の試験です。事前の説明時間を含めると、2時間半以上教室内にとどまることになります。 しかし、その間、自分の席で水を飲むことはできません。喉が渇きやすい方や、夏場の受験の際は、必ず「試験教室に入室する前」または「受付を済ませる前」に廊下や指定の休憩スペースで水分補給を済ませておきましょう。

【アメやガムもNG】 集中力を高めるためにアメを舐めたり、ガムを噛んだりしながら受験したいと考える方もいるかもしれませんが、これも禁止事項に該当します。咀嚼音や包装紙を開ける音が他の受験者の迷惑(騒音トラブル)になるためです。試験中は口の中に何も含んでいない状態を保つ必要があります。

4. 時間外解答とセクション間の行き来(先読みのルール)

TOEICでは、各セクション(リスニング・リーディング)の解答時間が厳密に定められています。指定された時間外に解答することは「時間外解答」として不正行為とみなされます。

【時間外解答・セクション間の移動のNG例】

  • リスニング試験中に、Part 5以降のリーディング問題を開いて解く

  • リーディング試験中に、リスニングセクションのマークシートの塗り残しを埋める

  • 試験終了の合図(「鉛筆を置いてください」というアナウンス)があった後も、マークシートを塗り続ける

リスニングの音声が流れている間、「少しでもリーディングの時間を稼ぎたい」という心理からページをめくってしまう受験者がいますが、試験官は巡回しながらどのページを開いているかを厳しくチェックしています。発見された場合は警告、最悪の場合は退場となります。

※【補足】「先読み」の正しいルール リスニング試験中に、同じリスニングセクション内の先の設問や選択肢(Part 3やPart 4の図表など)に目を通しておく「先読み」については、禁止されていません。あくまで「リスニング中にリーディングのページを開くこと」がNGとなります。

5. 試験問題の漏洩・撮影・複写(SNSへの投稿も注意)

試験問題に関するあらゆる情報の持ち出し・漏洩は、固く禁じられています。TOEICの問題は著作権で保護されており、過去問として公式に発表されているもの以外は非公開です。

【漏洩行為のNG例】

  • 問題用紙や解答用紙をスマートフォンなどで撮影する

  • 問題用紙の一部を切り取って持ち帰る

  • 受験票や持参した紙に、問題文や自分の解答を書き写して持ち帰る

【SNSへの書き込みも厳禁!】 現代で特に注意すべきなのが、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSへの投稿です。試験終了直後に、「今日のリスニングの第3問、答えはAだよね?」「長文問題で〇〇という単語が出た」といった具体的な問題内容に関する書き込みを行う行為も、明確な禁止事項(情報漏洩)に該当します。運営側はSNSの監視も行っており、特定された場合は後日ペナルティが課される可能性があります。

6. カンニング・身代わり受験・その他の迷惑行為

当然のことですが、他人の解答を盗み見るカンニングや、別人が代わりに受験する身代わり受験(替え玉受験)は、重大な不正行為です。

本人確認は受付時だけでなく、試験中にも写真付き本人確認書類と照合して厳格に行われます。

【周囲への迷惑行為にも注意】 不正行為だけでなく、他の受験者の集中を削ぐような「迷惑行為」も禁止事項として規定されています。

  • 貧乏ゆすりで机を揺らす

  • 無意識にペンをカチカチと鳴らし続ける

  • 試験官の指示に従わず、大声を出したり暴言を吐いたりする これらの行為も、改善されない場合は試験官の判断で退室を命じられることがあります。

禁止事項に違反してしまったらどうなる?(重いペナルティ)

もし、上記のような禁止事項に違反してしまった場合、どのようなペナルティが待っているのでしょうか。

TOEICのペナルティは他の資格試験と比較しても非常に重いことで知られています。

その場での退場と当日のスコア無効化

試験中に不正行為や禁止事項の違反が発覚した場合、試験官からその場で退室を命じられます。

当然、その日の試験の採点は行われず、スコアは「無効(キャンセル)」となります。受験料の返金も一切ありません。

過去のスコア取り消しと今後の受験資格剥奪

悪質な不正行為(カンニング、身代わり受験、機器を使った問題の撮影・漏洩など)が発覚した場合、当日のスコアが無効になるだけでなく、過去に取得したすべてのTOEICスコアが取り消される可能性があります。

さらに、今後のTOEIC Program(TOEIC L&R、TOEIC S&W、TOEIC Bridgeなどすべて)の受験資格を永久に剥奪されるという非常に重い処分が下されます。

所属企業や学校への通知リスク(社会的信用の失墜)

大学の団体受験や、企業のIPテスト(団体特別受験制度)で受験している場合、不正行為の事実はTOEIC運営委員会から所属する大学や企業へ直接報告されます。

就職活動の要件や昇進の条件として受験していた場合、不正行為が会社にバレれば、内定取り消し、降格、最悪の場合は懲戒処分の対象となるなど、今後の人生やキャリアにおいて取り返しのつかないダメージを受けることになります。

うっかり違反を防ぐ!TOEIC当日の対策と持ち物の注意点

「悪気はなかったのに、準備不足でうっかりルール違反になってしまった」という事態を防ぐため、当日に確認すべき実践的な対策をまとめました。

スマホの電源オフ・アラーム解除の徹底手順

着席したら、まずはスマートフォンの設定を確認しましょう。

  1. すべてのアラーム設定をオフにする(電源オフ時でも鳴る機種があるため)。

  2. 完全に電源を切る(スリープモードやマナーモードはNG)。

  3. カバンの中にしまう(机の上やポケットの中はNG)。 タブレットや音楽プレーヤー、モバイルバッテリーなどの電子機器も同様にカバンにしまいます。

時計は必ず「シンプルなアナログ時計」を持参する

教室に時計が設置されていない会場も多いため、腕時計の持参は必須です。しかし、前述の通りスマートウォッチは使用できません。

また、デジタル時計であっても、アラーム音やストップウォッチの操作音が鳴るものはトラブルの元です。最も安全で確実なのは、「音が鳴らないシンプルなアナログ腕時計」を持参することです。

昼食とトイレは試験開始前(受付前)に済ませるスケジュール管理

試験中の飲食はできず、トイレのための途中退室も大きなタイムロス(スコア低下)に直結します。 試験はお昼をまたいで行われることが多いため(午前の部・午後の部)、食事は会場に到着する前に済ませておくのがベストです。

また、試験会場のトイレは受付時間直前になると長蛇の列になります。早めに会場に到着し、余裕を持ってトイレを済ませておきましょう。

TOEIC禁止事項に関するよくある質問

最後に、TOEICの禁止事項に関して検索されることが多い疑問についてQ&A形式で回答します。

Q1. 試験中にどうしてもトイレに行きたくなった場合はどうすればいいですか?

試験中にトイレに行くこと自体は禁止されていません。我慢できない場合は、黙って席を立つのではなく、静かに手を挙げて試験官に知らせてください。

ただし、トイレに行っている間も試験時間は進み続ける(タイマーは止まらない)ため、大幅なタイムロスになることは覚悟しなければなりません。

Q2. 問題用紙に薄く印をつけて、後で消しゴムで消せばバレませんか?

絶対にやめましょう。「後で消せばいい」という考えは非常に危険です。試験中は常に試験官が巡回しており、書き込んでいる動作そのものをチェックされています。

見つかった瞬間に注意を受け、リズムが崩れて試験に集中できなくなるリスクの方がはるかに高いです。

Q3. 試験開始前に自分の席でペットボトルの水を飲むのも禁止されていますか?

はい、禁止されています。TOEICでは「教室内での飲食」がルールとして禁じられているため、試験開始前であっても自分の席で飲食をすることはできません。

水分補給をしたい場合は、教室の外(廊下やロビー)で行う必要があります。

まとめ:ルールを遵守して実力を100%発揮しよう

TOEICの禁止事項は一見すると「厳しすぎる」と感じるかもしれませんが、これらはすべて「全受験者が公平に、正しい英語力を測定できる環境」を守るために存在しています。

【再確認!特に注意すべきポイント】

  • 問題用紙には一切書き込まない(メモ・チェックマークNG)

  • スマホは電源を切り、スマートウォッチは外す

  • リスニング中にリーディング問題を解かない(時間外解答NG)

  • 試験後のSNSへの問題内容の書き込みはしない

せっかく何ヶ月もかけて勉強した成果が、うっかりのルール違反で「スコア無効」になってしまっては元も子もありません。本記事で解説した禁止事項と当日の対策をしっかりと頭に入れ、安心して試験に臨み、これまでの努力の成果を100%発揮して目標スコアを掴み取ってください。

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