「advice」と「advise」その2つ、全然違います!違いと例文、類似事例を解説

「advice」と「advise」、英作文をする時、どちらで書くか悩みますよね。
実はこの2つ、発音も用法も全く違います。
そのため、適当に選択すると無用な混乱を招いたり、相手に違和感を抱かせることにもつながってしまいます。
今回は「advice」と「advise」の違いについて解説していきます。
また、類似の現象が起こっている単語についても紹介していきます。
例文や文法解説もしっかり載せていくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「advice」と「advise」の文法解説
「advice」と「advise」、この2つには、どのような違いがあるのでしょうか。
具体的には、品詞、発音、意味全てにおいて違いがあります。
一つずつ、見ていきましょう。
advice
「advice」は名詞になります。
意味は「アドバイス」となり、日本語と一致しています。
発音は日本語のアドバイスと近いですが、「vi」の部分にアクセントを置くようにします。
Since this project is so challenging, I need your advice.
(このプロジェクトはとても難易度が高いので、あなたのアドバイスが必要です。)
また、ビジネスに限定された用法になりますが、「通知書」「連絡書類」といった意味合いもあります。
以下例を挙げますが、お仕事をされている方には馴染みのある書類も混ざっているのでは無いでしょうか。
- payment advice (支払通知書)
- shipping advice (船積通知書)
- remmitance advice (送金通知書)
- delivery advice (納品通知書)
Please issue us shipping advice once the items are dispatched.
(荷物が出荷されたら、船積通知書を発行してください。)
advise
こちらは、文法上の品詞は動詞になります。
意味は「アドバイスをする」となります。
発音は、アクセント部分は「advice」と同様ですが、末尾の「s」が「ズ」と濁音がつきます。
My doctor advised me to avoid sugar.
(私のかかりつけ医は砂糖を避けるようアドバイスしてきた。)
また、「advice」の部分で述べた「通知書」のように、「advise」もビジネスの場では「連絡する、通知する」という意味があります。
We advised the client of the schedule change.
(私たちはクライアントに日程変更を通知した。)
用法としては「inform」に近い使い方となります。
また、状況を連絡して欲しい時にも以下のような使い方を頻繁にします。
Please advise if the cargo has departed.
(貨物が出発したかどうか連絡をください。)
また、「Please let me know. 」と同じ意味で「Please advise. 」という事は押さえておきましょう。
さらに、受動態の形をとる事で「ご承知おきください」という意味にもなります。
Please be advised that there is a possibility you may not be able to get the ticket.
(チケットを購入できない可能性がある事はあらかじめご承知おきください。)
「advice」と「advise」以外の、特殊な変化をする単語
今回の「advice」と「advise」以外にも、品詞が変わるとスペルが変わったり、スペルは変わらないけれど発音が変わったりと、特殊な変化をする単語は意外と多いです。
ここからはそのような単語について、簡単な分類をしてみましたので紹介します。
名詞と動詞でスペルが似ていて紛らわしいもの
まずは、名詞と動詞のスペルがわずかに変わるだけの、紛らわしいペアから紹介します。
|
名詞 |
動詞 |
ポイント |
|
advice(助言) |
advise(助言する) |
c=名詞、s=動詞 |
|
device(装置) |
devise(考案する) |
e と s の違い |
|
practice(実践) |
practise(英:実践する) |
英国式のみ動詞が s |
|
license(免許、許可証・米)/licence(同・英) |
license(免許を与える、許可する) |
英国式は名詞に c |
|
effect(効果、結果) |
affect(影響する) |
例えば「practice」は英語圏ではスペルは変わりませんが、イギリス英語の時は「c」が「s」になります。
そして「license」もイギリス英語のみ名詞形は「s」が「c」になるなど、どこの地域で話されている英語かによって少しずつ違いが生じています。
地域性が垣間見得て面白いポイントかもしれませんね。
名詞と動詞でスペルは変わらないが発音が変わるもの
いくつかの単語は名詞と動詞でスペルが変わらないまま、発音が変化するものがあります。
一覧表では、アクセントをつける部分を大文字にして表現しています。
|
名詞 |
動詞 |
発音の変化 |
|
record(記録) |
record(記録する) |
RE-kord / ri-KORD |
|
present(プレゼント) |
present(提示する) |
PRE-zent / pre-ZENT |
|
contract(契約) |
contract(縮む) |
CON-tract / con-TRACT |
|
permit(許可証) |
permit(許可する) |
PER-mit / per-MIT |
先ほど書いた「practice」と「license」は、アメリカにおいては名詞と動詞は同じスペルですが、この2つは発音も全く一緒なので、混同しないようにしましょう。
「advice」と「advise」の類似表現
最後に、「advice」と「advise」の類似表現を見ていきましょう。
まずは一覧表をご覧ください。
|
表現 |
名詞/動詞 |
丁寧度 |
ニュアンス |
|
advice / advise |
名 / 動 |
中〜フォーマル |
一般的な助言 |
|
suggest / suggestion |
動 / 名 |
中 |
軽い提案 |
|
recommend / recommendation |
動 / 名 |
中〜高 |
より強めに勧める |
|
tip |
名 |
低 |
気軽なコツ |
|
counsel |
動/名 |
高 |
相談員・専門的な助言 |
|
notice / notify |
名 / 動 |
フォーマル |
公式な通知 |
|
inform |
動 |
高 |
事実を知らせる |
|
warn |
動 |
中〜高 |
危険・リスクを知らせる |
「advice」も「advise」も元をたどれば「助言」という軸に収まります。
「suggest」や「recommend」の2つも日常でもよく使われますが、これらは「提案する」という軸の言葉です。
そのためアドバイスよりは一つ踏み込んだ表現になります。
一部重複しますが、「notice」や「inform」もビジネスの場では大変よく使われ、「advice」と「advise」の持つフォーマルな意味合いの言い換え表現として使えます。
ややこしい単語はアウトプットで克服を
今回見てきた単語はどれも紛らわしいものが多かったと思いますが、実際の英会話では相手はそこまで待ってくれないケースも想定されます。
そんな時に困らないようにするためには、日頃からアウトプットをしておくことがとても大切になります。
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まとめ
今回は「advice」と「advise」の違い、使い方や類似表現など多岐にわたって解説しました。
このような細かい表現まで使いこなせれば英語の幅は広がりますので、ぜひ取り組んでみてください。
















