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used to doの意味、使い方、be used to doingとの違いとは?

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みなさんは、used to doの正しい意味や使い方をご存知でしょうか。

「かつては」や、「昔は」などの意味で、過去の事柄について表現する言葉だと学んだ方も多いと思います。

しかし、このused to doは、普通の過去形や過去進行形などのように、他の過去の事柄について述べる表現方法とはもちろん意味合いが違ってきます。

形が違えば意味も違うのは、言葉の基本です。

そこで今回は、使い方に戸惑ってしまいがちなused to doについて少しだけ深く掘り下げ、正しい意味と使い方を一緒にマスターしましょう。

Used to doとは?

まず初めに、used to doの意味について確認しておきましょう。used to doは、「かつては〜した」という「過去の習慣」について述べる表現です。

ここでポイントとなるのは、この「過去の習慣」が、現在は行われていないものだということです。

つまり「(今はしていないが)かつては〜した」という現在との比較が気持ちとして表れています。

また、この「習慣」は、動作だけではなく「過去の習慣的な状況」も含まれているので覚えておきましょう。いくつか例文を見てみましょう。

I used to play video games a lot when I was a child.

(子どものころたくさんテレビゲームをしてたな。)

There used to be many good restaurants around here.

(このあたりにかつてはいいレストランがたくさんあったんだよ。)

さて、①と②の文ですが、①の文では「過去の習慣」について話しているのが分かりやすいかと思います。

「今はもうテレビゲームはあまりしないけど」という、現在との比較の気持ちも伝わってきますね。

続いて②の文に注目してほしいのですが、これは①の文で言われているような「習慣的な行動」の話ではなくて、「状況」についてお話しているのが分かるでしょう。

この②の文も、「今はそこにレストランはないけど」という現在との比較の気持ちが伝わってきます。

このused to doは「過去と現在の比較」という気持ちを持っていることから、過去を「回想する」場面で非常に良く使われます。

使われやすい場面を知っていると便利ですので、頭に入れておくといいでしょう。

また、非常に似ている表現で、be(get) used to doingという「〜に慣れる」という表現があるので、混同しないように注意しましょう。

加えて、「過去と現在との比較」、「過去の習慣的な行動」ということですので、現在の事柄についてused to doを使用することはできません。

つまり、use to doとはならないことにも注意しておきましょう。

さて、ここまでused to doの意味について見てきましたが、ここからもう少し掘り下げるために、used to doと意味や使い方が似ている表現と何が違うのか、比較してさらに理解を深めていきましょう。

過去形との違いは?

used to doが「かつては〜した」という過去の習慣について「回想」するというイメージがあると学んだところで、英語の「過去形」との違いについて見ていきましょう。

英語の過去形もused to doと同様に、過去の事柄について表現できますが、過去形には「習慣」というニュアンスがありません。

ですので、過去形ではあくまで「過去の事柄」を表現するのに対し、used to doは「過去の習慣的な事柄」を述べるのに便利な表現であると覚えておきましょう。

分かりやすく例文を並べてみましょう。

I played video games.

(テレビゲームをしたよ。)

I used to play video games.

(昔はテレビゲームをしていたよ。)

この二つの文を比べてみると、①の文は単に「テレビゲームをした」と過去の事柄のみを表現しているのに対し、②の文では、過去の事柄にused to doが持つ「習慣」という気持ちが乗っているのが伝わりますね。

これがused to doの気持ちで、単なる「過去形」との違いです。

もちろん、①の文が、I played video games a lot when I was a child.という風に、情報を付け足せばused to doのような「過去の習慣」や「回想」というイメージが付かないことはないですが、単に使用するだけでその雰囲気が出るのが、used to doの持ち味です。

was doingとの違いは?

次にused to doと混同されがちな表現がwas doing(過去進行形)です。

この過去進行形も「〜していた」という、一見「過去の習慣」を述べているように聞こえがちですが、実はこのwas doingはused to doとは大きく異なります。

was doingは、「過去のある時点で〜していた」という表現で、過去の習慣ではなく「過去のあるピンポイント」を指している表現です。

それでは分かりやすいように例文を見てみましょう。

I was watching TV when you called me last night.

(君が電話した時テレビを見ていたんだよ。)

I used to watch TV when I was a kid.

(子どもの頃テレビを観ていたなあ。)

さて、①の文では、先ほどの説明でも述べたように、「過去のある時点での行動」という意味で表現しているのがお分かりいただけるでしょう。

①の文で言われている「過去のある時点」は、「君が私に電話した時」という場面ですね。

その「電話した」時に、私は「テレビを見ていた」という表現になります。

これに対して、②の文は、今までも説明してきた通り、「過去の習慣」について述べています。

これで、used to doとwas doingがそもそも言っていることが違うと分かりましたね。言いたいことを正しい表現で言えるように、違いも頭に入れておきましょう。

wouldとの違いは?

さて、ここまで過去形やwas doingとused to doの違いを見てきましたが、最後にwouldとの違いを見ていきましょう。

もちろん、wouldは助動詞willの過去形です。

このwouldは、単に助動詞を過去の事柄に使いたい場面や、現在の場面において丁寧な表現をする際にも使われていたりと、色々な場面で使われる表現ですが、今回はその中でもused to doとよく混同される使われ方として、「過去の事柄の回想」をする際に使われるwouldと比較してみましょう。

それでは早速二つの例文を見てみましょう。

I would often stay up late and play a video game.

(よく夜更かししてテレビゲームをしたもんだなあ。)



I used to stay up late and play a video game.

(よく夜更かししてテレビゲームをしたもんだなあ。)

さて、こちらの二つの表現、一見全く同じ内容を同じ気持ちで言っているように受け止めることができます。

が、最初に述べたように形が違えば意味も違うのが言葉です。では何が違うのか見てみましょう。

まず、①で使われているwould(will)には、「意志」という意味が含まれていますね。

ですので、①の文は「(自分の意志で)よく夜更かししてテレビゲームをしたもんだなあ。」という、「自ら進んで」の気持ちが含まれています。

この気持ちは、willを使って表現することができる未来表現にも同じように働くので(will=意志)という気持ちもぜひ覚えておいてください。

この「自ら進んで」という気持ちの①の文に対して、②の文はused to doが持つ「現在と過去の比較」という部分が伝わります。

「(今はしてないけど)よく夜更かししてテレビゲームをしたもんだなあ。」というような気持ちです。

②の文には、wouldが持っているような「自らの意思で」という気持ちが含まれていない分、used to doが持つ「現在と過去の比較」という気持ちが表れていますね。

どちらも過去の事柄を「回想」している表現ではありますが、含まれているニュアンスが違うことが分かるでしょう。

まとめ

ここまでused to doについて勉強してきました。used to doは過去形とも、was doingとも、wouldとも違った気持ちを表現できることがお分かりいただけたかと思います。

used to doは「過去の習慣的な行動・状況を現在の状況と比較しながら回想する」ことに適している表現方法です。

この気持ちを理解したうえで、自分の言いたいことに当てはめてしっかりと練習していきましょう。がんばってくださいね!ではまた。