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更新日:2025年9月4日 英語コラム

「サンタ」は英語でなんて言う?クリスマス文化と、一緒に使える単語を合わせて解説!

日本でサンタと言えばクリスマスの象徴ですね。

クリスマスといえば、子供たちにとってはクリスマスプレゼントを心待ちにし、大人たちにとってもクリスマスイブをはじめとした独自のクリスマス文化があるのは、皆さんご存知の通りです。

英語圏をはじめ海外でも、サンタやクリスマスにまつわる言い方や文化は複数あり、ここの違いを意識しておくことで、海外の方との話題が弾むかもしれません。

今回は、サンタの英語での言い方をはじめ、各国のクリスマス文化についても解説します。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

英語でのサンタの言い方

それでは、サンタの英語での言い方について、見ていきましょう。

Santa Claus

最も有名な呼び名ではないでしょうか。

名前の由来は4世紀に実在した「聖ニコラス卿(Saint Nicholas) 」のオランダ語読みである「シンタクラース」から来ているのではないかと言われています。

真夜中に貧困家庭を訪れては、窓から金貨を投げ入れて窮地を救ったという逸話があります。

オランダの方ではSaint Nicholas卿の命日である12月6日を「シンタクラースの日」としてプレゼントを交換し合う習慣があることから、クリスマスはプレゼントを交換し合う(または子供に渡す)ようになったという歴史があります。

Santa

「Santa Claus」を短くした呼び方で、子供達は主にこちらを使うこともあります。

カジュアルな場面では大人でも「Santa」と呼ぶこともあります。

Saint Nicholas (St. Nicholas)

上でも少し触れましたが、サンタクロースの由来ともなった歴史的人物のことで、彼のことを文脈上サンタクロースのことを指して使われることがあるようです。

Saint Nick (St. Nick)

「Saint Nicholas」のことを短くまとめて「Saint Nick」と呼ぶこともあります。

ある程度カジュアルなニュアンスが出てきますが、使用場面としては少ないと思っていいでしょう。

Kris Kringle

「Kris Kringle」はドイツ語で「幼子キリスト」を表す「Christ Kind」の発音が「Christ Kindl」「Kris Kringle」と訛っていったと言われています。

アメリカではたまにサンタクロースという意味合いで使われることもあり、またオーストラリア圏では「プレゼント交換」を指します。

いずれも、クリスマスに直結する意味合いがあるので、面白いですね。

海外のクリスマスギフトショップには「Kris Kringle」の名を関する店が複数存在します。

Father Christmas

元々ヨーロッパ圏では、ケルト文化発祥の妖精のことを指していて、「Saint Nicholas」とは違った別の存在でした。

それが、19世紀にサンタクロースがアメリカから輸入されることで、「Father Christmas」とサンタクロースは混同されて語られるようになりました。

そのため、イギリス圏では「Father Christmas」は日本でもお馴染みのサンタクロースのような赤の衣装だけでなく、緑色の衣装をまとったバージョンもあり、元々は違った存在であることの名残りとなっています。

「Father Christmas」という呼び方自体も、少し古風なニュアンスがあると言われていますが、イギリス圏では今でも一般的な呼び方となっています。

英語圏でのクリスマス文化の違い

さて、言い方がわかったところで、今度は英語圏でのサンタ文化やクリスマス文化について見ていきましょう。

日本との違いを認識した上で話をすると、話題性も広がるのではないでしょうか。

アメリカ

キリスト教徒が多い国であるアメリカは、日本のように恋人と過ごすイメージのあるクリスマスとは違い、国家としての一大イベントと言う扱いです。

また、恋人ではなく家族と過ごすのが一般的です。

日本のようなショートケーキも無く、代わりにジンジャーブレッドを作ったりといった違いがあります。

サンタの呼び方は「Santa Claus」が主流で、子供達はプレゼントを貰うために暖炉のそばに「ソックス (Stocking)」 をぶら下げておく、オーナメントをツリーに飾る、もてなしとしてクッキーとミルクを備えておくなどの文化があります。

また、アメリカでは新年と併せて語られることも多く、

We wish you a Merry Christmas and a happy new year!

のようなフレーズの歌を街中で聞くことも多いです。

カナダ

カナダは地理的な近さもあるのかアメリカとクリスマス文化は近いですが、なんといっても特徴的なのは、「郵便番号H0H 0H0、North Pole」に当てて、サンタへの手紙を実際に送ることができることではないでしょうか。

この郵便番号は「Ho Ho Ho」というサンタクロースの笑い声をモチーフに作られています。

イギリス

イギリスでは上でも書いた通り、元となった存在は「Saint Nicholas」とは違った存在であることから、呼び方も「Santa Claus」ではなく「Father Christmas」が主流です。

アメリカのように家族で集まることは変わりませんが、「Stocking」を飾る場所がベッド脇、ミルクとクッキーの代わりにミンスパイとシェリー酒を備えておくといった違いが見られます。

オーストラリア

アメリカのクリスマス文化に近いと言われていますが、オーストラリアは南半球にあるため、季節が夏であることが最大の違いです。

そのため、クリスマスの際に雪の話をすると、少し違和感を持たれる可能性があります。

サンタがサーフィンをしていたり、トナカイの代わりにカンガルーがソリを引いたりするようなイラストも散見されるのがユニークなところです。

逆に、その点を踏まえて話をすると、お互いのバックグラウンドの違いに話が及ぶと思いますので、面白いかもしれませんね。

クリスマス関連の使える単語

最後に、クリスマス関連で一緒に出てくる単語も、いくつか載せておきます。

クリスマス関連の話をするときは頻出のものを選んでいます。

Reindeer

トナカイを指します。サンタの乗るソリを引く存在として、一緒に語られます。

注意するのは、スペルが雨をさす「Rain」から始まるのではなく、「Reindeer」となっている点です。

Sleigh

ソリを指します。

クリスマスに限らず、冬季の遊具をさす場合も使えます。

Chimney

煙突を指します。日本にいるとイメージは湧きづらいですが、海外の家は煙突があるものも多く、サンタクロースは煙突を通って家に入り、プレゼントを置いていくと信じられています。

Wish List

ほしい物リストを指します。ECサイトなどでもお馴染みではないでしょうか。

サンタへの手紙を送るときに、「Wish List」を添える、というのがありがちなパターンです。

Turkey

七面鳥を指します。特にアメリカ圏では七面鳥は一年を通じて消費されます。

七面鳥を丸焼きにしたローストターキーはクリスマスにおける定番メニューです。

Egg Nog

こちらはクリスマスでの定番の飲み物となります。

卵とミルク、砂糖を混ぜた飲み物で、非常に甘みが強く、キリスト教のミサでも子供の頃の思い出として宣教師が説教の中で語ることもあります。

Mass

キリスト教のミサのことを指します。

海外では日本と違いクリスマスは少なからず宗教的な性格を有するため、この「Mass」はセットで語られることが多いです。

クリスマスミサのことは「Christmas Mass」と呼ばれます。

まとめ

今回はサンタの呼び名のバリエーションから各国の文化的な違い、一緒に使える単語を一緒に解説してきました。

日本と海外のクリスマス文化の違い自体を知ることも大切ですし、これをきっかけにして異文化の方とも交流を深めることができれば素敵ですね。

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