【3分で分かる】「most」「almost」「mostly」の違い!正しい使い分けを徹底解説します!

「ほとんどの人が〜」という主語を作りたいとき、「Most people…?」と「Almost people…?」で迷ってしまったことはありませんか?
「most」と「almost」は綴りがそっくりで、意味も似ているので困惑してしまいますよね…。
しかしこれらは、単語の役割である品詞(単語の役割)が異なるため、間違った組み合わせで使うと文法的に不自然になってしまうのです。
特に「almost people」という間違いは、英語上級者でもついついやってしまいがちなミスです。
そこでこの記事では、「most」「almost」「mostly」に焦点を当て、根本的な違いから文法上のルール、そして一目でわかる比較表まで網羅的にご紹介します。
正しい使い分けをマスターして、あなたの英語表現をさらにブラッシュアップしましょう!
「most」の意味や使い方について
1. most(大部分の〜、ほとんどの〜、たいていの~)【形容詞・代名詞】
「most」は、あるグループの「半分以上(大部分)」を指す英単語です。
主に形容詞や代名詞として使われ、名詞を直接修飾できるのが最大の特徴。
「much」と「many」の最上級でもあり、発音記号は「məʊst」です。
2. 基本は「形容詞」で使う!
まず理解しておかなければならないことは、「most」はほとんどの場合、形容詞として使われるということ!
形容詞は名詞を詳しくするものなので「most + 名詞(たいていの~)」の形で登場します。
日常会話でも使われるフレーズなので覚えておきましょう!
例文:
Most people like chocolate.
(ほとんどの人はチョコレートが好きです。)
Most of my friends live in Tokyo.
(私の友達の大部分は東京に住んでいます。)
また以下のように代名詞として使われるだけでなく、副詞としても使用されることがあります。
例文:
I know most of them.【代名詞】
(私は彼らのうち、ほとんどの人を知っています。)
What did you enjoy most in Tokyo?【副詞】
(あなたは東京で何を一番楽しみましたか?)
3. 「most + 名詞」と「most of +名詞」は違う!?
上記の表現はどちらも「大部分の~、ほとんどの~」と訳しますが、実は使い方が異なります。
まず「most + 名詞」は不特定の名詞に対して「(一般的に)たいていの~」と言いたい場合に使います。
例えば以下の2文のように広い範囲を指し「世間一般的に」というニュアンスを持っています。
例文:
Most students have smartphones.
(学生のほとんどはスマートフォンを持っています。)
Most Japanese eat special dishes called ‘osechi’ at New Year’s.
(たいていの日本人は新年に「おせち」と呼ばれる特別な料理を食べます。)
対して「most of +名詞」は対象が絞られており、名詞の内容が特定されている場合に用いられます。
そのため名詞の前には、特定を表す「the(その)」や「these(これらの)」、「my(私の)」などの単語を入れてください。
例文:
Most of the students in this school have smartphones.
(この学校の学生のほとんどはスマホを持っています。)
※対象が「この学校内」だけに絞られている
Most of my friends go to school by bus.
(私の友達のほとんどは、バスで学校に行っています。)
※対象が「私の友達」に特定されている
4. あわせて覚えておきたいイディオム
以下のフレーズは、日常会話でもよく使われる慣用表現です。
あわせて覚えておきましょう!
|
フレーズ |
日本語訳 |
例文 |
|
at most |
せいぜい、多くても |
The project will take two days at most. |
|
for the most part |
たいてい、概して |
The movie was, for the most part, boring. |
|
make the most of |
~を最大限に活用する |
You should make the most of your time. |
「almost」の意味や使い方について
1. almost(ほとんど・もう少しで)【副詞】
「almost」は「ほとんど、もう少しで」を意味する副詞です。
名詞以外の動詞や形容詞、副詞を修飾し、物事の進み具合や程度について「もう少しで~が達成する」「ほとんど100%だ」といったニュアンスで使われます。
日常会話では「Almost!(もう少し!)」と一言で表現することもできます。
また発音記号は「ˈɔːlməʊst」です。
2. 「almost」と「most」の違い
どちらも「ほとんど」の意味で使われるため、多くの方が困惑してしまいがちな「most」と「almost」ですが、違いは品詞にあります。
「most」は形容詞であるのに対し「almost」は副詞なのです!
そのため「almost」は副詞を置ける位置にしかこられず「almost people」や「almost cars」のように名詞を直接修飾することができません。
つまり、後ろに「all」や「every」などの形容詞を置かないと名詞を修飾できないのです。
もしくは一般動詞の前や、be動詞の後ろに置くことができ、あくまでも副詞として使わなければなりません。
例文:
Almost all students passed the exam.
(ほとんどすべての生徒が試験に合格しました。)
※「almost」が形容詞「all」を修飾しています。
また「almost all(ほとんどすべての~)」は「most(たいていの~)」より数や人数が多いイメージです。
I almost fell down.
(もう少しで転ぶところでした。)
※「almost」が動詞「fell down」を修飾しています。
It’s almost finished.
(ほとんど終わりました。)
「mostly」の意味や使い方について
1. mostly(主に・たいてい~)
「mostly」は「主に」や「大部分は〜、たいてい~」を意味する副詞です。
発音記号は「ˈməʊstli」です。
おさえるべきポイントは副詞「almost」との違いです!
「almost」は「ある状態があと一歩のところで達成しそう」というニュアンスがあり、ぎりぎりのところで達成していないことに焦点が当てられることが多いです。
しかし「mostly」は「たいていが達成している」ことに目が向けられるため、下記の2文のように意味合いが異なってきます。
|
I was almost late for school. I was mostly late for school. |
この違いを覚えておきましょう!
また「almost all」は「mostly」と同じく「ほとんど」という意味になります。
例文:
The audience was mostly students.
(観客は主に学生でした。)
I mostly cook for myself.
(私はたいてい自炊しています。)
I mostly work from home these days.
(最近は、ほとんど在宅で仕事をしているよ。)
【決定版】ひと目で分かる比較表!
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単語 |
品詞 |
ニュアンス・役割 |
|
most |
主に形容詞 |
たいていの~ 大部分の~ |
|
almost |
副詞 |
ほとんど (あと一歩で100%) |
|
mostly |
副詞 |
主に、たいてい (ほとんどが達成している) |
※「almost people」はよくある間違いなので気を付けましょう!
ネイティブが使う自然なフレーズ
1. 「most」でさらっと意見を伝える
例文:
What do most Japanese people think about it?
(ほとんどの日本人はそれについてどう思っていますか?)
That was the most interesting movie I’ve ever seen.
(それは私が今まで見た中で、最も面白い映画だった。)※最上級として使用
2. 「almost」で状態を伝える
例文:
I almost forgot to call you!
(あなたに電話するのを危うく忘れるところでした!)
My battery is almost dead.
(充電がほとんどありません。)
Almost no one knew about the surprise.
(そのサプライズのことは、ほとんど誰も知りませんでした。)
3. 「mostly」で特徴を説明する
例文:
The weather here is mostly sunny.
(ここの天気は(たいてい)晴れています。)
The members are mostly from Europe.
(メンバーのほとんどはヨーロッパ出身です。)
On weekends, I’m mostly at home relaxing.
(週末は、大体家でリラックスしているよ。)
おわりに
この記事では「most」と「almost」、そして「mostly」の違いについて解説しました。
まずはそれぞれの品詞を理解して、よく使われる定番フレーズを暗記しましょう!
そうすれば、一見複雑に見える違いや文法ルールも覚えられて、自然な英語スキルを身につけることができます。
あなたの英語がより正確に、より豊かに伝わるようになることを心から応援しています!

















