イメージでつかもう!byの意味や使い方は?品詞は○○詞!
はじめに
英語上達のためには品詞の理解が必須です。
ところで、by の品詞は何か知っていますか?
答えは前置詞です。
前置詞は基本的に場所や時間などを表す時に使われますが、動詞と組み合わせて熟語となる場合もあります。
いずれにせよ、前置詞をマスターするには、それぞれが持つイメージを頭の中で描くことが大事になってきます。
今日は「by」に絞ってお話ししたいと思います。
byのイメージ
大前提として、byには次のようなことを表すイメージを持つようにしましょう。
①動作の主体「〜によって」
②時の終わり「〜までに」
③場所の接近「〜のそばに」
④交通手段「〜で」
一見、意味にバラつきがあるように見えますが、全体的に「何かに近づいているイメージ」を持ちましょう。
では、①〜④それぞれ例文をチェックしていきましょう!
①動作の主体「〜によって」
・I was shocked by the story.
(私はその話にショックを受けた。)
「私」が「話」というものに接近されている様子が by で表されています。
・The letter was written by my father.
(その手紙は父によって書かれたものだ。)
・The electric lamp was invented by Edison.
(電燈はエジソンによって発明された。)
②時の終わり「〜までに」
・I must finish this task by noon..
(私は昼までにこの仕事を終わらせなければならない。)
「仕事を終わらせなければならない」という状況が by によって接近されています。
その他例文
・Come back by 6 p.m.
(6時までには戻ってきなさい。)
・By the time I got to the station, the last train had already left.)
(駅に着いた時(まで)には、すでに終電が発車してしまっていた。)
③場所の接近「〜のそばに」
・I want to stay at a hotel by the river.
(私は川のそばのホテルに滞在したい。)
どのような「ホテル」に滞在したいかというと、「川」に接近されている(=隣接している)ホテルに滞在したいということを by で表現します。
その他例文
・I want you to sit by me.
(私のそばに座ってほしい。)
・There is a box by the tree.
(木のそばに箱がある。)
④交通手段「〜で」
・We went to Nagoya by car.
(私は車で名古屋に行った。)
「名古屋」に「車」という手段で接近しているのが by で表現されています。
その他例文
・It would probably be faster to go by airplane.
(飛行機で行った方がたぶん早いです。)
その他の用法
①〜④でbyの基本を確認しました。
実はそれ以外にも細かな用法があるので、ここで紹介します。
判断の基準「〜に従って」
・Don’t judge a person by his or her appearance.
(人を見た目で判断するな。)
人の部位「〜を」
・She seized him by the arm.
(彼女は彼の腕を掴んだ。)
掛け算・割り算
・Multiplying ten by two equals ten.
(10×2=10)
・Dividing sixty by twenty is three.
(60÷20=3)
連続「〜ずつ」
・little by little(少しずつ)
・one by one(1つずつ)
・ page by page(1ページずつ)
程度・差「〜だけ、〜差で」
・Traffic deaths decreased by 10% last month.
(交通事故死は先月10%減少した。)
・I missed the bus by one minute.
(1分の差でバスを逃した。)
おわりに
今回は、by の基本的な意味を4つ、その他用法をいくつか確認しました。
まずは、基本用法を理解しましょう。
by の他にも前置詞はたくさんあるので、また紹介していきたいと思います!
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