知っているとナチュラルな英語に近づく副詞の使い方
よく映画やネイティブスピーカーの会話を聞いていると、”Absolutely”や”Totally”など様々な副詞を耳にしませんか。
実際、副詞はもともとの文章を強調する役割を担っているので、副詞をつけなくても会話は成り立ちます。しかし、副詞を上手に使いこなせるとよりナチュラルな英語になるので、ぜひ覚えて使いこなせるようになりましょう。
表現力がUPする副詞4選
【1. “Actually”(実際は) 】日本語でも、強調するための言葉として「やっぱり」「本当に」「実は…」はよく使ってしまいますよね。英会話では、ぜひ“Actually”と使ってみましょう。
・「実際は」~と知らなかった事に対して伝えたいとき
・ 自分の意見を撤回して「やっぱり」と伝えたいとき
・ 文章を強調して「本当に」と伝えたいとき
上記の場面で“Actually”を使うことができます。
・Actually, I’m from China. (実は、中国出身です)
・I actually saw a ghost last night. Please believe me! (本当に幽霊を昨夜見たんだ。信じて!)
A: Did you bring your lunch? (ランチ持ってきた?)
B: Yes, I did. Wait, actually I think I left it at my home. (はい。いや、待って…やっぱり家に忘れたみたい)
【2. “Seriously” (本気で) 】
“Seriously”は主に、文章を強調して「本気で」「真剣に」と伝えたいときに使われます。
・I seriously can not understand why you did such a thing. (本気でなぜそんなことをしたのか理解ができないよ)
また、相手の言っていることに「本当に!?」と聞き返す時にも使われます。こちらは ”Are you serious?” と同じ意味です。
A: I broke up with my girlfriend yesterday. (昨日彼女と別れたよ)
B: Seriously!? (本当に!?)
【3. “Definitely” “Absolutely” (絶対に)】
どちらも「確実に」「絶対に」という意味があります。
・自分の意見を「絶対に」と強調したいとき
・自分の意見を大げさに表現したいとき
・「もちろん/ もちろん、だめです」と返答する時
・That is definitely correct.(これは絶対に正しいよ)
A: Can we go now?(もう行ってもいいですか?)
B: Absolutely not. You need to finish your homework.(もちろんダメです。宿題を終わらせてください)
【4. “Literally” (文字通りに)】
直訳すると「文字通りに」ですが、2つの使い方があります。
・直訳通り、「文字通りに」を意味するとき
・自分の意見を大げさに表現する時 「本当に/マジで」
・She didn’t mean it literally. (彼女は文字通りの意味で言ったのではないよ)
・I literally almost died from laughing too hard. (笑いすぎて本当に死にそうだった)
まとめ
今回は知っていると表現力がグッと広がる4つの副詞を紹介しました。
副詞を付けるだけでよりネイティブの英語に近づくのでぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。
