英語学習を習慣化する7つのコツ!毎日続ける仕組みの作り方

「英語を勉強しよう」と決意したものの、数日で続かなくなった経験はありませんか。
英語学習を長く続けるために大切なのは、毎日モチベーションを高く保つことではありません。
歯磨きや入浴のように、英語学習を日常生活の一部にする「習慣化」がポイントです。
この記事では、英語学習を習慣化する7つのコツを紹介します。
勉強が続かない原因や時間帯別のルーティン例、忙しいときの対処法も解説するので、三日坊主になりやすい方はぜひ参考にしてください。
英語学習は「やる気」より習慣化が重要
英語学習を始めた直後は、「毎日1時間勉強しよう」「今年こそ英語を話せるようになろう」と意欲が高まっていることがあります。
しかし、仕事や学校が忙しくなったり、思ったように成果が出なかったりすると、最初のやる気を維持するのは難しくなるでしょう。
そこで重要なのが、モチベーションに頼らず英語を勉強できる環境を作ることです。
たとえば、
「朝食後に英単語を10分勉強する」
「通勤電車では英語を聞く」
「火曜日と木曜日はオンライン英会話を受講する」
など、英語学習を日常生活の行動と結びつけます。
「やる気が出たら勉強する」という状態では、勉強するかどうかを毎回判断しなければなりません。
一方、時間や行動をあらかじめ決めておけば、英語学習を始めるハードルを下げられます。
英語学習を続けたい方は、モチベーションを上げる方法だけを考えるのではなく、「自然に英語を勉強できる仕組み」を作ることから始めましょう。
英語の勉強が習慣化できない5つの原因
「英語を勉強したいのに続かない」という場合、意志の強さだけが原因とは限りません。
学習方法やスケジュールに問題があることもあります。
まずは英語学習を習慣化できない代表的な原因を確認しましょう。
最初から勉強量を増やしすぎている
英語学習を始めるときに多いのが、最初から高い目標を設定してしまうことです。
「毎日2時間勉強する」「単語を毎日100個覚える」など、普段の生活では続けにくい学習量を設定すると、仕事や学校が忙しい日に実行できなくなります。
数日間は続けられても、疲れがたまると負担に感じるようになるでしょう。
英語学習を習慣化する段階では、一度にたくさん勉強することより、英語に触れる日を増やすことを意識してください。
慣れてから少しずつ学習量を増やすほうが続けやすくなります。
勉強する時間と場所を決めていない
「時間があったら英語を勉強しよう」と考えていると、ほかの予定を優先してしまいがちです。
スマートフォンを見たり、テレビを見たりしているうちに1日が終わることもあるでしょう。
そこで、「朝食後に自宅の机で勉強する」「通勤電車でリスニングをする」など、英語を勉強するタイミングや場所を決めておきます。
生活の中に英語学習の時間をあらかじめ組み込めば、「いつ勉強しよう」と考える必要がなくなります。
毎回「何を勉強するか」考えている
勉強を始めるたびに教材や学習内容を決めていると、実際に英語を勉強するまでに時間がかかります。
英単語を勉強するか、動画を見るか、英文法を復習するか迷っているうちに、面倒になってしまうこともあります。
習慣化したい時期は、できるだけ選択肢を減らしましょう。
たとえば「朝は単語帳」「通勤中はリスニング」のように決めておけば、すぐに勉強を始められます。
短期間で成果を求めすぎている
英語を数週間勉強しても、「思ったほど話せない」「リスニングができない」と感じることがあります。
そこで「勉強しても意味がない」と判断してしまうと、学習を続けにくくなります。
英語力の変化は、毎日わかりやすく実感できるとは限りません。
昨日できなかったことが今日突然できるようになるというより、日々の学習が積み重なって少しずつ変化していきます。
短期間の結果だけで判断せず、まずは決めた学習を続けることに意識を向けましょう。
モチベーションに頼っている
「今日はやる気があるから1時間勉強しよう」「今日は疲れたからやめよう」と、その日の気分で学習量を決めていると習慣化しにくくなります。
モチベーションには波があるため、毎日同じ状態を維持するのは難しいでしょう。
そこで、やる気があるかどうかに関係なく取り組める学習を決めておきます。
忙しい日でも「英単語を5分見る」など最低限の行動ができれば、英語に触れる習慣を維持しやすくなります。
英語学習を習慣化する7つのコツ
英語学習を習慣化するには、意志の強さに頼るのではなく、勉強を始めやすくする仕組みを作ることがポイントです。
ここからは、毎日の生活に英語を取り入れる7つの方法を紹介します。
1.最初は1日10分から始める
習慣化を目指す段階では、最初から長時間勉強する必要はありません。
まずは1日10分程度から始めてみましょう。
10分であれば、忙しい日でも比較的確保しやすい時間です。
たとえば、
- 英単語を10個復習する
- 短い英文を音読する
- 英語音声を聞く
- 英文を数行読む
- 英語で3文の日記を書く
などがあります。
慣れてきたら10分を20分、30分と増やしていきましょう。
最初の目的は「10分だけ勉強して英語力を大幅に伸ばすこと」ではなく、「毎日の生活の中に英語学習を入れること」です。
勉強すること自体が当たり前になってから、目標に必要な学習量へ近づけていきます。
2.英語を勉強するタイミングを固定する
「毎日英語を勉強する」と決めるだけでは、いつ実行するのかが曖昧です。
習慣化したい場合は、英語を勉強するタイミングまで決めましょう。
おすすめなのは、普段から行っている行動と英語学習を組み合わせる方法です。
たとえば、
- 朝食を食べたら単語帳を開く
- 電車に乗ったら英語を聞く
- 昼食後に英文を読む
- 入浴後に音読する
- 寝る前に英語日記を書く
などです。
毎日20時と時刻を決めてもよいですが、残業や予定によって時間が変わることがあります。
「○○をしたら英語を勉強する」と行動を基準にすると、生活の変化にも対応しやすいでしょう。
自分が毎日行っている行動を一つ選び、その直後に短い英語学習を組み込んでみてください。
3.教材をすぐ使える場所に置く
英語学習を始めるまでの手間を減らすことも重要です。
参考書が本棚の奥に入っていたり、勉強するたびに教材を探したりしていると、始めること自体が面倒になります。
紙の教材を使うなら、普段勉強する机に置いておきましょう。
英語学習アプリを使う場合は、スマートフォンのホーム画面など、すぐ開ける場所に配置する方法があります。
リスニングをするなら、使用する音声をあらかじめ決めておくとスムーズです。
「勉強しよう」と思ってから実際に始めるまでの行動をできるだけ減らしましょう。
英語を勉強しやすい環境を作っておけば、短いスキマ時間も活用できます。
4.やることを1つに絞る
英語を上達させようとすると、単語・文法・発音・リスニング・スピーキングなど、すべてを一度に勉強したくなるかもしれません。
しかし、習慣化する前から教材を増やしすぎると、「今日はどれをやればいいのだろう」と迷いやすくなります。
まずは、その時間に取り組む内容を一つに決めましょう。
「朝の10分は単語帳」
「通勤中はリスニング」
「火曜日と木曜日の夜はオンライン英会話」
のように、時間帯と学習内容を組み合わせます。
習慣が定着して学習時間を確保できるようになったら、必要に応じて内容を増やせば問題ありません。
やることをシンプルにして、「考えなくても始められる状態」を作ることがポイントです。
5.スキマ時間を英語学習に使う
英語を勉強するために、毎日まとまった1時間を確保できるとは限りません。
仕事や家事、学校などで忙しい方は、日常生活のスキマ時間を探してみましょう。
たとえば、
- 通勤・通学中
- 電車やバスの待ち時間
- 昼休み
- 待ち合わせまでの時間
- 就寝前
などがあります。
5分や10分程度でも、単語の復習や短いリスニングなら取り組めます。
朝10分、昼10分、夜10分と分ければ、1日の合計は30分です。
「30分の時間がないから今日は勉強できない」と考えるのではなく、「今ある10分で何ができるか」を考えてみましょう。
6.勉強した記録を残す
自分が勉強した日や内容を記録すると、学習を振り返りやすくなります。
方法はシンプルで構いません。
カレンダーの勉強した日に印をつけたり、手帳に学習時間を書いたりするだけでもよいでしょう。
たとえば、
「9月10日:単語15分・リスニング20分」
のように記録します。
「今週は5日英語に触れた」「先月よりリスニングの時間が増えた」など、自分が積み重ねてきた学習を確認できます。
ただし、記録すること自体が負担になってはいけません。
細かい学習データを毎日入力するのが面倒なら、「勉強した日に○をつける」程度でも十分です。
記録よりも英語を勉強する時間を優先しましょう。
7.完璧を目指さず翌日から再開する
習慣化を目指していても、毎日必ず勉強できるとは限りません。
残業や旅行、体調不良などで英語を勉強できない日もあります。
1日休んだからといって、「毎日続けられなかったから失敗」と考える必要はありません。
重要なのは、休んだあとに戻ることです。
月曜日に勉強できなかったら、火曜日からいつもの学習を再開しましょう。
前日の遅れを取り戻そうとして、翌日に2倍の量を勉強する必要もありません。
無理をすると、英語学習そのものが負担になってしまいます。
「休まないこと」ではなく「休んでも戻れること」を意識すると、長期的に続けやすくなります。
【時間帯別】英語学習を習慣化するルーティン例
英語学習をいつ行えばよいかわからない方は、自分の生活スタイルに合わせて時間帯を選びましょう。
ここでは、朝・通勤通学・夜の3パターンを紹介します。
朝に勉強する場合
朝は、仕事や学校が始まる前に勉強時間を確保できます。
たとえば、
起床
↓
朝食
↓
英単語・英文法を10〜20分
↓
出勤・通学
という流れです。
「朝食を食べたら英語を勉強する」と決めておけば、毎日の行動と結びつけられます。
朝から難しい問題に取り組む必要はありません。
単語の復習や短い英文を読むなど、自分が始めやすい内容を選びましょう。
通勤・通学時間を使う場合
電車やバスで通勤・通学している方は、移動時間を英語学習に使えます。
たとえば、電車に乗ったらイヤホンをつけて15分間英語を聞くというルールを作ります。
毎日利用する電車と英語学習をセットにできるため、習慣化しやすい方法です。
混雑していて本やスマートフォンを見にくい場合でも、リスニングなら取り組めることがあります。
自動車や自転車などを運転している場合は、安全を最優先にし、学習によって運転への注意がそれないようにしてください。
夜に勉強する場合
朝は忙しいという方は、帰宅後のルーティンに英語を組み込みましょう。
たとえば、
夕食
↓
入浴
↓
英語学習20分
↓
オンライン英会話または音読
↓
就寝
という流れがあります。
ただし、「寝る直前に勉強する」とだけ決めると、疲れてそのまま寝てしまうこともあります。
「入浴後」「夕食後」など、具体的な行動とセットにすることがポイントです。
忙しい人が英語学習を続けるための工夫
毎日同じように学習時間を確保できるとは限りません。
特に仕事や家事、学校などで忙しい方は、「予定どおりできない日」を前提にしておくと続けやすくなります。
「最低ライン」を決めておく
普段30分勉強している場合でも、「忙しい日は単語を5分だけ見る」といった最低ラインを決めておきます。
時間に余裕がある日は通常どおり勉強し、忙しい日は短縮版に切り替えます。
毎回100%の学習量を求めないことがポイントです。
その日の状況に応じて学習量を調整できれば、「今日は30分できないから0分」という状態を減らせます。
勉強時間を分割する
まとまった時間を確保するのが難しい場合は、学習時間を分けてみましょう。
たとえば30分勉強するなら、
朝:単語10分
昼:英文を読む10分
夜:リスニング10分
という方法があります。
短時間で取り組める内容を用意しておけば、忙しい日でも学習時間を作りやすくなります。
できなかった分を取り戻そうとしない
予定していた学習ができなかったとき、「明日は2日分やろう」と考える方もいるでしょう。
しかし、翌日の負担が増えると、その日の勉強もできなくなる可能性があります。
1日できなかった場合は、基本的に翌日から通常のルーティンへ戻りましょう。
何度も予定どおり進まないのであれば、現在の生活に対して学習量が多すぎる可能性があります。
無理に取り戻すのではなく、学習時間や内容を見直してください。
英語学習が習慣化できたら勉強量を増やそう
「毎日10分英語に触れる」という方法は、習慣を作るきっかけとして役立ちます。
ただし、10分だけ勉強すれば、どのような英語の目標でも達成できるわけではありません。
習慣化できたら、目的に応じて学習時間や内容を調整していきましょう。
たとえば、
1日10分から始める
↓
毎日英語に触れることに慣れる
↓
20分、30分と学習時間を増やす
↓
単語・文法・リスニングなど必要な学習を追加する
↓
英会話などで実践する
という流れです。
英語学習を習慣にすることはゴールではなく、学習を継続するための土台です。
習慣ができたら、自分の目標に必要な学習へ少しずつ広げていきましょう。
英語学習の習慣化に関するよくある質問
ここでは、英語学習を毎日続けたい方が疑問に感じやすいポイントに回答します。
英語は毎日勉強したほうがいい?
英語学習を習慣にしたい場合は、短時間でも定期的に英語に触れる時間を作るとよいでしょう。
ただし、「1日も休んではいけない」と考える必要はありません。
忙しい日は学習時間を短くしたり、疲れている日は休んだりしながら、長期的に続けられるペースを探してください。
英語学習は何日くらい続ければ習慣になる?
「○日続ければ必ず習慣になる」と一律に決めることはできません。
習慣化までに必要な期間は、取り組む行動や人によって異なります。
そのため、「何日続いたか」だけを気にするより、英語学習を自分の生活の中で無理なく続けられる状態になっているかを確認しましょう。
「朝食後になると自然に単語帳を開く」など、決まったタイミングで行動できるようになれば、習慣化が進んでいると考えられます。
英語を毎日30分勉強すると効果はある?
毎日30分でも、継続すれば英語に触れる時間を積み重ねられます。
ただし、どの程度の成果につながるかは、現在の英語力、学習内容、目標などによって異なります。
単に30分という時間だけを達成目標にするのではなく、自分に必要な内容を勉強することが大切です。
三日坊主になったらどうすればいい?
3日で勉強をやめてしまったとしても、再び始めれば問題ありません。
まず「なぜ続かなかったのか」を簡単に確認しましょう。
学習時間が長すぎたのであれば短くし、教材が難しかったのであればレベルを見直します。
失敗したと考えるのではなく、次に続けやすくするための材料として活用してください。
英語学習のモチベーションがない日はどうする?
やる気がない日は、通常より学習量を減らして構いません。
「単語を5分だけ見る」「英文を1つだけ音読する」など、簡単に取り組める内容を用意しておきましょう。
始めてみて続けられそうなら、そのまま勉強しても構いません。
どうしても難しい日は休み、翌日から再開する方法もあります。
朝と夜ではどちらに勉強するのがおすすめ?
朝と夜のどちらが適しているかは、生活スタイルによって異なります。
朝に時間を確保しやすい方は出勤・通学前、夜のほうが落ち着いて勉強できる方は帰宅後でもよいでしょう。
重要なのは、「一般的におすすめの時間」を選ぶことではなく、自分が継続できる時間帯を選ぶことです。
朝と夜の両方を試し、続けやすいほうを選んでみてください。
オンライン英会話を英語学習の習慣に取り入れよう
英語を話せるようになりたい場合は、単語や文法を勉強するだけでなく、実際に英語を使う時間を作ることも大切です。
オンライン英会話なら、自宅から英語を話す機会を作れます。
「時間があったら受講する」のではなく、「毎週火曜日と木曜日の20時」のように受講するタイミングを決めると、生活の中に取り入れやすくなります。
レッスン前には前回学んだ表現を復習し、レッスン後にはうまく話せなかった内容を確認すると、普段の学習ともつなげられます。
QQEnglishでも、オンラインで教師と英会話の練習ができます。
一人では英語学習を後回しにしてしまう方は、定期的に英語を話す予定を作り、学習のリズムを整えてみてはいかがでしょうか。
まとめ|英語学習は小さく始めて習慣にしよう
英語学習を習慣化するために重要なのは、毎日高いモチベーションを維持することではありません。
自分が無理なく英語に触れられる仕組みを作ることです。
今回紹介したポイントは次の7つです。
- 1日10分から始める
- 勉強するタイミングを固定する
- 教材をすぐ使える場所に置く
- やることを1つに絞る
- スキマ時間を活用する
- 勉強した記録を残す
- 休んでも翌日から再開する
最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは自分の生活の中で続けやすい時間を見つけ、短時間の学習から始めてみましょう。
英語学習が日常生活の一部になったら、目標に合わせて学習時間や内容を少しずつ増やしていくことが大切です。
















