どう違うの?「How are you?」と「How are you doing?」 | QQ English

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2つの英語、何が違うの?

どう違うの?「How are you?」と「How are you doing?」

世の中には言い方は似ているけれども、意味はだいぶ違うというフレーズがあります。

例えば、
「何か必要ですか?」と
「何が必要ですか?」を比べた場合、
前者は第三者が使う社交辞令的なせりふ。それに対して後者は、問題解決の当事者が使う言葉です。

たった一文字しか違わないのに、前者は単なる掛け声、後者は実体を伴う質問文くらいの違いが生じます。

このような例は当然、英語にも存在します。
例えば
How are you?
How are you doing?


あなたは両者の違いを説明できますか?
どちらも「こんにちは」と意訳しても構いませんが、この際ですからそれらが含むニュアンスの違いを覚えましょう。

How are you?の意味

初歩的な英文ですが、話の出発点として重要なので再確認しましょう。典型的な使い方は次のとおり。カッコ内は心理に重きを置いた意訳です。

How are you? John.
(ご機嫌いかが?ジョン)

Hi, Nancy. And you?
(やあ、ナンシー。君は?)

本来の意味は、心の状態を含む相手の健康状態を尋ねることにあります。

時制が現在なので、話題にしたいのは今この瞬間だけ。
先週の状態には関心がなく、未来の要素も含みません。
会話の枕詞的な意味が強いので、親しい間柄では
fineやall rightで受けずに、例文のような返事も成立します。

比較のために、過去形も確認しておきましょう。
実用的なフレーズが良いので主語を少しひねります。

How was your day?
(今日はどうだった?)

Great, we have been awarded the contract.
(最高。契約が取れたよ)

営業から返って来た同僚に進捗を聞いたり、学校から帰宅した子供に一日の様子を尋ねたりする場合に使う言葉です。

How are you doing?の正体

さて今回メインとなる英語のフレーズです。

Hi, Mary! How are you doing these days?
(やあメアリー。最近どうしてる?)

Well, it’s not so bad. How about you, Tom?
(そうね、悪くはないよ。あなたはどうなの?トム)

現在進行形を使う意図は、継続中の現在への言及です。今この瞬間に限定せず、ある程度先や少し過去の状況を考慮した上で近況を尋ねる場合に使います。何かに向かって進行中の概念なので、「こんにちは」以上の気遣いを含む言い方です。

また、時間の要素が点から線になったことで、youが示す内容は本人の健康状態だけでなく、取り巻く状況にまで及びます。

別の日本語に意訳するなら、

「元気にやってる?」
「とりあえずどうするか決めたの?」
「この先どうするつもり?」
「例の計画は順調なの?」のどれかが使えます。

例文では説明のためにthese daysを付けましたが、日常会話では通常略します。また会話ではHow you doing?としてしまうこともしばしばです。

How have you been doing?は

現在形、過去形、現在進行形と見てきたので、最後にもうひとつ、よく使うHow~youの仲間を紹介します。

Long time no see. How have you been doing?
(久しぶり。どうしてた?)

I’ve been in good.
(ずっと元気だったよ)

現在完了形を使うことで、最後に会った時から現在までに相手が経験したことを尋ねる意味です。

興味の対象は主として相手の健康状態ですが、仕事の状態や住まいなどの環境変化も含まれます。
従って、それへの返事は例文の他に、

「しばらく海外勤務していて先月、戻ったばかりなんだ」や
「結婚して子持ちになったよ」

などとすることがあります。従って、初対面の人に使うと背景に矛盾が生じるので、相手にけげんな顔をされるかもしれません。

現在完了形が持つ時間の要素はそれ自体が既に線なので、末尾のdoingはあってもなくても意味は同じです。
両者の違いを使い方の点から言えば、
「How are you?はあいさつの枕詞であり社交辞令。
How are you doing?は本心から出る興味や相手を気遣う時に使う言葉」
にできます。

時間軸を使ったイメージは、前者が点で、後者は線。点はゼロ次元ですが、線は一次元なので、それぞれのフレーズが含むものもそれに合わせて変わってくると考えればよいでしょう。

まとめ

最後に一般的な注意をひとつ。

例文ではできるだけ多くの表現を例示したかったため、問い掛けに対する回答が非対称になっています。
しかし、例えばHow are you doing?と声を掛けられたら、同じ言い方を使って返事するのが英語圏での原則です。

何が違うの?

P.S
インプットした後は、アウトプットが大切です。
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