【完全版】duringとwhileの違いとは?正しい使い分けと省略のルールを徹底解説

英語で「夏休みの間に」や「私が寝ている間に」と言いたい時、「during」と「while」のどちらを使えばいいか迷った経験はありませんか?
結論から言うと、この2つの単語は意味はまったく同じですが、「品詞」が異なります。
そのため、後ろに続く言葉が「名詞」なのか「文(主語+動詞)」なのかで明確に使い分けることができます。
本記事では、duringとwhileの決定的な違いから、TOEICや実際の英会話で役立つ「省略のルール」、そして日本人がやりがちな間違いまで徹底解説します。
この記事を読めば、もうこの2つの使い分けで迷うことはなくなります!
結論!duringとwhileの決定的な違いは「品詞」
「during」と「while」は、どちらも「~する間」という意味を持ちます。使い分けるときは、意味や時制に気をつける必要はなく、「品詞」だけに注意を払えばいいことになります。
まずは以下の比較表で、決定的な違いを視覚的に理解しましょう。
まずは「duringは前置詞、whileは接続詞」という大前提をしっかり覚えておきましょう。
前置詞「during」の正しい使い方・例文
「during」は前置詞です。英語のルールとして、前置詞の後ろには必ず「名詞」か「名詞句」が来ます。代名詞が来る場合は、目的格を置きます。
【例文】
- Please turn off your cell phones during the movie. (映画の間は、携帯電話の電源を切ってください。)
- I woke up several times during the night. (夜の間に何度か目が覚めた。)
後ろに来ている「the movie」や「the night」は、どちらも名詞ですね。「during+文(主語+動詞)」という形には絶対に生り得ない点に注意しましょう。
プラスαの知識:「during」と「for」の違い
「~の間」という意味を持つ前置詞には、「for」もあります。この2つも混同しやすいので、ここで違いを押さえておきましょう。
- during: 「いつ」起こったか(特定の期間・行事)を表す。
(例:during the summer vacation) - for: 「どれくらいの期間」起こったか(具体的な数字や長さ)を表す。
(例:for three days, for two weeks)
数字を伴う期間が来たら「for」、特定のイベントや期間の名称が来たら「during」と使い分けます。
接続詞「while」の正しい使い方・例文
一方、「while」は接続詞です。接続詞の後ろには、必ず「主語+動詞(S+V)」で構成される文が来ます。
【例文】
- My phone rang while I was taking a shower. (私がシャワーを浴びている間に電話が鳴った。)
- While we were in Cebu, we visited many beautiful beaches. (私たちがセブにいる間に、たくさんの美しいビーチを訪れました。)
このように、「文 + 接続詞(while) + 文」という構造を作るのがwhileの役割です。
【重要】主語+be動詞の省略ルール
whileを使う際、絶対に覚えておきたい重要な文法ルールがあります。
それは、「前の文の主語」と「後ろの文の主語」が同じで、しかも後ろの文の動詞が「be動詞」であった場合は、後ろの文の「主語+be動詞」は省略可能であるということです。
- 省略前: My phone rang while I was taking a shower.
- 省略後: My phone rang while taking a shower.
接続詞の後ろの文の動詞が一般動詞である場合は、通常、進行形(be動詞+-ing)になります。
そのため、主語が前後で一致している場合、後ろの文の「主語+be動詞」が省略され、結果的に「while + -ing(現在分詞)」という形がよく使われます。
一見すると前置詞に見える罠に注意!
この省略形を見ると、「接続詞ではなく、前置詞として使われているのではないか?」「後ろのingは動名詞なのではないか?」と見られがちですが、それは違います。
あくまでも「主語+be動詞」が省略されているため、現在分詞が接続詞のすぐ後ろに位置しているということになります。決して動名詞ではないということを、理解しておく必要があります。
現在分詞は、品詞としては形容詞ですから、前置詞の後ろに位置することはできません。
このことがあらかじめ理解できていないと、接続詞のあとに名詞が来ているように見えたりするため、混乱しやすくなります。
「主語+be動詞の省略形である」とすぐわかるようにしておかないと、この語を使った英作文や、duringとの書き換えが正しくできなくなります。
日本人がやりがちなミスと注意点
現在、QQEnglishには約3,000名のプロ教師が在籍していますが、日々のオンライン英会話レッスンの中で、日本人の生徒様が非常によくつまずくミスがあります。
それが「during + -ing(動名詞)」としてしまう間違いです。
- ✖ NG: I fell asleep during reading a book.
- 〇 正解: I fell asleep while reading a book. / I fell asleep while I was reading a book.
「前置詞の後ろは名詞が来るのだから、動詞を名詞化する『動名詞(-ing)』を置いてもいいのでは?」と考えるのは非常に自然なことです。
しかし、英語のルールにおいて「duringの後ろに動名詞は置けない」という特別な決まりがあります。
動作を表したい場合は、名詞を置くduringではなく、文を置ける接続詞の「while」を使うのが正解です。
そのままだとブロークンな会話は通じても、ビジネスメールなど正式な英文を書く必要が生じたときに、対応するのが困難となります。
常に品詞に注目し、文法を大事に考えることが必要とされます。
よくある質問(FAQ)
最後に、「during」と「while」について学習者からよく寄せられる質問をまとめました。
「during my stay」と「while I stay」、どちらが自然ですか?
どちらも文法的に正解であり、ネイティブも両方使います。あえてニュアンスを分けるなら、「during my stay」の方が少しフォーマルで、ビジネス文書やホテルでの案内に適しています。
「while I stay (while I’m staying)」は、日常会話でよく使われるカジュアルな表現です。
TOEICなどの「duringとwhileの書き換え問題」を解くコツはありますか?
選択肢の空欄の後ろを見て、「名詞」だけで終わっているか、「主語+動詞」があるかを確認するだけで瞬時に解けます。
空欄の後ろが「the summer」なら during、「I was studying」なら while が正解です。省略形(while -ing)のパターンも頻出なので、この記事で解説した省略ルールを思い出してください。
まとめ
本記事では、「during」と「while」の正しい使い分けについて解説しました。ポイントは以下の3つです。
- duringは「前置詞」。後ろには名詞・名詞句が来る。
- whileは「接続詞」。後ろには「主語+動詞」の文が続く。
- 主語が同じ場合、whileの後の「主語+be動詞」は省略できる(while + 現在分詞)。
この2つの語は、意味がまったく同じで、品詞だけが異なります。使い分けるときは、一方が前置詞であり、もう一方が接続詞であるという点に着目することが最も大切です。
頭で文法のルールを理解したら、次は実際の会話で使ってみるのが一番の定着への近道です。ぜひ、レッスンの際に「during」や「while」を使った文章を意識して話してみてくださいね!
















