【完全版】「保育士」は英語で何て言う?現場で使える実践フレーズと英語を学ぶメリット

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更新日:2026年6月24日 英語コラム

【完全版】「保育士」は英語で何て言う?現場で使える実践フレーズと英語を学ぶメリット

childcare-worker

「保育士って英語で正しくどう表現するの?」
「外国籍の子どもが入園してきて、コミュニケーションに不安がある」
「保護者に英語で一日の様子を伝えたいけれど、フレーズがわからない」

近年、保育現場のグローバル化が進み、このようなお悩みを抱える保育士の方が急増しています。

保育士を英語で表現する方法には、担当する子どもの年齢や施設、さらには国(アメリカとイギリスなど)によってさまざまな違いがあります。

また、実際の保育現場では、とっさに英語のフレーズが出てこず戸惑ってしまうことも多いでしょう。

そこで本記事では、「保育士の英語表現の基本」から、「場面別ですぐに使える現場の実践英語フレーズ集」までを完全網羅して解説します。

さらに、保育士が英語を学ぶキャリア上のメリットや、忙しい中でもできる効果的な勉強法もご紹介します。

この記事を読めば、英語への苦手意識が薄れ、自信を持って外国人の子どもや保護者とコミュニケーションが取れるようになります。

ぜひ最後までお読みいただき、明日からの保育にお役立てください!

1. 「保育士」の英語表現:基本の3つとニュアンスの違い

保育士を表す英語表現は、主に「職務内容」や「勤務する施設」「対象年齢」によって使い分けられます。

日本のように「保育士=〇〇」とひとつの単語で全てをカバーするのではなく、役割に応じて表現が変わるのが英語の特徴です。

まずは、最も一般的でよく使われる3つの表現と、それぞれのニュアンスの違いを比較表で確認してみましょう。

保育士の英語表現比較表

英語表現 主な勤務施設 対象年齢の目安 ニュアンス・特徴
Childcare worker 施設を問わず全般 幅広い年齢 保育に携わる人全般を指す。履歴書や公的文書で使われる「保育の専門家」という広い意味を持つ。
Nursery teacher 保育園、託児所 主に0〜3歳 食事や睡眠などの生活習慣のサポートがメイン。「保育園の先生」として最も一般的な表現。
Kindergarten teacher 幼稚園 主に3〜6歳 遊びを通じた学びや社会性の育成がメイン。”teacher”とつく通り、教育的側面が強く意識される表現。

① Childcare worker(保育の専門家・保育従事者)

“childcare worker”は、保育の仕事に携わる人を最も広く表す言葉です。

保育園や幼稚園、こども園など、特定の施設を問わず「子どもの世話をする職業」全体をカバーする便利な表現です。

履歴書を書くときや、行政の手続き、仕事関係の正式な書類などで職業を尋ねられた際は、この表現を使うのが最も無難かつ正確です。

「子どもの保育のプロフェッショナル」という専門性が込められています。

② Nursery teacher(保育園の先生)

“nursery teacher”は、主に保育園で働く保育士を表す一般的な表現です。

“nursery”には「保育園」「託児所」「子ども部屋」といった意味があります。主に0〜3歳の乳幼児を担当し、食事、排泄、睡眠といった基本的な生活習慣の指導や、月齢に応じた遊びの支援を行う先生を指します。

保護者との日常的な会話や、「私は保育園の先生です(I am a nursery teacher.)」と自己紹介する際に最も自然に使える表現です。

③ Kindergarten teacher(幼稚園教諭)

“kindergarten teacher”は、主に幼稚園で働く保育士(幼稚園教諭)を指します。

3〜6歳児の教育・保育を担当し、文字や数の基礎に触れたり、集団生活でのルールを教えたりと、小学校への入学準備(就学前教育)の役割を担います。

名前に”teacher(先生・教師)”という言葉が含まれていることからもわかるように、お世話(care)だけでなく、教育的な役割が重視されている立場を表します。

2. 国によって違う?アメリカとイギリスでの呼び方

「保育士」を英語で表現するとき、もう一つ気をつけたいのが「アメリカ英語」と「イギリス英語」での言い方の違いです。

日本の保育園に通う外国籍の保護者も、出身国によって馴染みのある表現が異なります。

この違いを知っておくと、相互理解がさらに深まります。

アメリカでの保育士の表現

アメリカの保育システムは教育的な要素とケアの要素が分かれており、以下のように呼び分けられます。

  • Preschool teacher(就学前教育の先生): 主に3〜5歳児を担当する保育士の一般的な呼び方です。アメリカでは幼稚園(Kindergarten)の前の段階をPreschoolと呼ぶため、教育者としての側面が強調されます。

  • Daycare provider(デイケア施設の保育者): 主に0〜2歳児の保育を担当する保育士を指します。アメリカでは、働く親のために乳幼児を預かる施設を”daycare(デイケア)”と呼ぶため、そこで働くスタッフに用いられます。

  • Child care professional(保育専門職): 施設や子どもの年齢に関係なく、保育の専門職であることを強調するフォーマルな表現です。公式文書などでよく使われます。

イギリスでの保育士の表現

イギリスでは、アメリカとは全く異なる独自の保育士の呼び方が存在します。

  • Nursery nurse(保育園の先生): イギリスで最も一般的な保育士の呼び方です。主に0〜4歳児の保育を担当します。”nurse”というと日本では「看護師」を連想しますが、イギリス英語では「子どもの世話をする人」という意味があり、保育全般を担当する専門職を表します。

  • Early years practitioner(幼児教育・保育の専門家): より専門性の高い保育士を表す表現です。就学前教育の専門家として、教育と保育の両方を担当する場合に使用され、求人情報などで頻繁に見かける表現です。

  • Childminder(チャイルドマインダー / 保育ママ): 主に自宅などで少人数の子どもを預かる保育士を指す表現です。日本における「家庭的保育事業(保育ママ)」に近い立場の専門職を表します。

3. 【場面別】保育現場ですぐに使える英語フレーズ集

ここからは、実際の保育現場ですぐに使える実践的な英語フレーズを紹介します。文法が完璧である必要はありません。

子どもにはシンプルで分かりやすい表現と、明るい表情(ジェスチャー)で語りかけることが一番のポイントです。

① あいさつ・健康確認(登園・降園時)

登園時のあいさつは、子どものその日の機嫌や体調を把握する重要なコミュニケーションです。

  • Good morning! How are you feeling today? (おはよう! 今日の調子はどう?)

  • Did you sleep well? (夜はよく眠れた?)

  • See you tomorrow! Have a good evening. (また明日ね! 良い夕方を過ごしてね。)

② 遊び・活動中の指示・安全管理

子どもたちをまとめたり、危険を知らせたりする際は、短くはっきりとした英語が効果的です。

  • Let’s make a circle! (輪になろう!)

  • It’s time to clean up. (お片付けの時間だよ。)

  • Be careful! / Watch out! (気をつけて!)

  • Don’t run inside, please walk slowly. (お部屋の中では走らないで、ゆっくり歩こうね。)

③ 生活習慣のサポート(食事・トイレ・お昼寝)

食事や排泄のお世話は、保育士にとって欠かせない業務です。英語でもスムーズに促せるようにしましょう。

  • Are you hungry? Let’s eat lunch! (お腹すいた? 給食を食べよう!)

  • Do you need to go to the toilet/bathroom? (おトイレに行きたい?)

  • Let’s wash your hands. (手を洗おうね。)

  • It’s time for a nap. Close your eyes. (お昼寝の時間だよ。目を閉じてね。)

④ 褒める・励ます・なだめる

子どもの自己肯定感を高めたり、泣いている子に寄り添ったりする魔法の言葉です。

  • Well done! / You did a great job! (よくできました! / すごく上手にできたね!)

  • I’m proud of you! (みんなのこと、すごいと思うよ!/ 誇りに思うよ!)

  • Don’t cry, it’s okay. (泣かないで、大丈夫だよ。)

  • Does it hurt? Let me see. (痛かった? 先生に見せてごらん。)

⑤ 外国籍の保護者への伝達事項

保護者への連絡は、正確さが求められます。一日の様子やお願い事をシンプルに伝えましょう。

  • He/She had a great time playing outside today. (今日は外遊びをとても楽しく過ごしましたよ。)

  • He/She ate all of his/her lunch today! (今日は給食を全部食べました!)

  • Please bring extra clothes tomorrow. (明日はお着替えを余分に持ってきてください。)

  • If he/she feels unwell, please keep him/her at home. (体調が悪い場合は、ご自宅で休ませてください。)

4. 保育士が英語を身につける3つのメリット

「日々の業務が忙しいのに、わざわざ英語を勉強する意味はあるの?」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、保育士が英語スキルを身につけることは、日々の保育がスムーズになるだけでなく、今後のキャリアにおいて計り知れないメリットをもたらします。

ここでは、保育士が英語を学ぶ3つの大きなメリットを解説します。

① 外国籍の子どもや保護者と深い信頼関係が築ける

最大のメリットは、子どもたちや保護者が抱える「言葉の壁による不安」を取り除けることです。

異国の地で子どもを預ける保護者にとって、先生が少しでも英語でコミュニケーションを取ってくれることは、大きな安心感に繋がります。

「今日、こんな風に遊んでいましたよ(He had a great time playing outside today.)」という一言があるだけで、保護者との信頼関係はグッと深まり、トラブルの防止にも役立ちます。

② キャリアの選択肢が圧倒的に広がる

近年、日本国内でも英語教育に力を入れる保育園や、プリスクール(英語で保育を行う施設)、インターナショナルスクールが急増しています。

英語が話せる保育士は市場価値が非常に高く、「普通の保育園」から「英語環境の保育施設」への転職という、新しいキャリアパスを描くことが可能になります。

また、海外で保育ボランティアやオペア(住み込みの保育サポート)として活躍する道も開けます。

③ 資格手当や給与アップに繋がる可能性がある

英語スキルを評価し、採用時に優遇したり、基本給に「資格手当」や「技能手当」を上乗せしたりする保育施設が増えています。

少子化が進む中、「英語教育ができること」は園にとっても強力なアピールポイントになるため、英語対応ができる保育士は園長や経営者から重宝され、昇給やキャリアアップ(リーダー職への登用など)に直結しやすくなります。

5. 忙しい保育士向け!効果的な英語の勉強法

「英語の必要性はわかったけれど、毎日忙しくて勉強する時間がない…」

そんな保育士の方へ向けて、無理なく続けられて、現場で確実に活かせる効果的な勉強法を3つご紹介します。

① まずは「現場でよく使うフレーズ」の丸暗記から始める

単語帳を一から開いたり、難しい文法書を読み込んだりする必要はありません。

まずは本記事の第3章で紹介したような「Let’s wash your hands.(手を洗おう)」や「It’s time to clean up.(お片付けの時間だよ)」といった、毎日必ず使う決まり文句を丸暗記して、実際に声に出してみることから始めましょう。

② 「保育英語検定(保育英検)」を目標にする

漠然と勉強するよりも、具体的な目標があった方がモチベーションは保てます。

「保育英語検定」は、乳幼児の保育現場で使われる実践的な英語力を測る試験です。試験勉強自体がそのまま現場で使えるスキルの習得に直結するため、非常に効率的です。

③ スキマ時間に「オンライン英会話」を活用する

 英語は「声に出して話す」ことで初めて定着します。しかし、教室に通う時間はなかなか取れないのが現実です。

そこでおすすめなのが、早朝や夜遅くでも自宅でサクッと受講できる「オンライン英会話」です。

特に、外国人講師と1対1で話す環境に慣れておけば、実際の保護者を前にしたときにも緊張せずに英語が出てくるようになります。

6. 英語を味方につけて、グローバルな保育士を目指そう

今回は、保育士の英語表現の違いや、現場ですぐに使える実践フレーズ、そして英語を学ぶメリットについて解説しました。

【本記事のまとめ】

  • 「保育士」の英語表現は、Childcare worker / Nursery teacher / Kindergarten teacher などを施設や年齢によって使い分ける。
  • 完璧な文法よりも、シンプルで明るい声かけ(フレーズの活用)が一番のコミュニケーションになる。
  • 英語スキルは、保護者からの信頼獲得やキャリアアップ(プリスクールへの転職など)に直結する武器になる。

外国籍の子どもたちにとって、言葉が通じない環境は不安でいっぱいです。先生からの「Good morning!」という笑顔の英語での挨拶は、子どもたちの心をひらく魔法の言葉になります。

「発音が悪かったらどうしよう」「文法が間違っていたら恥ずかしい」と恐れる必要はありません。

大切なのは、伝えようとする姿勢です。

「まずは実際の会話に慣れたい」「自分の英語が通じるか試してみたい」という方は、スキマ時間にできるオンライン英会話からスタートしてみてはいかがでしょうか?

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