【スキルUP】「行政書士」を英語で説明できる?ネイティブに伝わる定番フレーズを解説します!

ビジネスや国際交流の場面で
What do you do?
(あなたのお仕事は何ですか?)
と尋ねられたとき、「行政書士です!」と英語で答えられますか?
あるいは外国のお客様や取引先の相手に「行政書士とは何か」について訊かれたとき、英語で正しく答えられるでしょうか。
実は、「行政書士」を英語に訳す場合、状況によって複数の表現を使い分けなければなりません。
直訳すれば「administrative scrivener」ですが、それだけでは相手にピンと来ないこともしばしば。
そこでこの記事では「行政書士」を表す英語表現の意味・ニュアンスの違いから、業務内容を説明するための重要英単語、さらには実際の会話で使えるフレーズまで幅広く解説します。
行政書士に関する英語表現を覚えて、あなたの英語力を一段階上に引き上げましょう!
「行政書士」は英語でなんて言う?
1. administrative scrivener(行政書士)
日本における行政書士とは、国家試験に合格して、各種の許認可申請や法律関連の書類作成を行う専門家のこと。
そして「行政書士」を意味する代表的な英語表現は「administrative scrivener(アドミニストレイティブ・スクリヴナー)」です。
このフレーズは日本の法務省や外務省などの公式文書でも使われている、いわば「正式な訳語」です。
日本行政書士会連合会でもこの表現が使われています。
「administrative」は「行政の・管理の」を意味する形容詞で、「scrivener」は「書類を作成する専門家」を指します。
中世ヨーロッパにおいて、公式文書や契約書などを代わりに書いていた「書記官」が語源となっています。
つまり「行政の書類を作成する専門家」というのが直訳です。
ただし「scrivener」という単語は古く、日常的には使われないためネイティブスピーカーに説明するときは多用しないように気を付けましょう!
例文:
I work as an administrative scrivener, helping clients with visa and business licensing applications.
(私は行政書士として、ビザや営業許可申請のサポートをしています。)
She runs her own administrative scrivener office in Tokyo.
(彼女は東京で行政書士事務所を経営しています。)
2. 「administrative scrivener」の類義語・言い換え表現
「administrative scrivener」はあくまで日本独自の訳語です。
そのため文脈によっては以下のような言い換え表現を使うとより分かりやすく伝わります。
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表現 |
意味・ニュアンス |
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public notary |
「公証人」を意味するフレーズで、業務内容が行政書士と似ています。 本人が作成した文書であることを証明する役割を担っています。 |
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administrative lawyer |
英語圏でも伝わる表現。「lawyer」は弁護士を含む法律家という意味で、英語圏では行政書士の業務内容を伝えると「lawyer」と判断されることも多いです。 |
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legal document preparer |
弁護士ではないが、法的な書類の作成をサポートする専門職を意味します。 |
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administrative procedures specialist |
行政手続きの専門家というニュアンスを強調した表現です。 公式の資格を持っている場合は頭に「Certified(認定された)」を付けると良いでしょう。 |
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paralegal |
弁護士資格を持っていないが、専門的な手続業務に携わる法律事務所スタッフのこと。 業務が行政書士に似ていることから、同義で使われることがあります。 |
行政書士に関する一般的な話をするのであれば、まずは「administrative procedures specialist」や「public notary」を覚えておきましょう!
「行政書士」の業務を説明する重要英単語
「私は行政書士です」と伝えるだけでは不十分なことが多いです。
「どんな仕事をするの?」と聞かれたときに答えられるように、行政書士にまつわる英単語・フレーズをご紹介します!
1. permit / license(許可・認可)
建設業や飲食業、古物商など、さまざまな業種で必要とされる許可申請も行政書士の主要業務です。
「permit」は特定の行為を許可する書類や許可証、「license」は免許や認可を意味します。
「permit」は一時的な行為であるのに対し、「license」は継続的で人や事業に対するものというニュアンスの違いがあります。
例文:
Our office handles construction business license applications.
(当事務所では建設業許可申請を取り扱っています。)
You need a permit before starting the renovation.
(改装を始める前に許可が必要です。)
2. visa application(ビザ申請)
行政書士の代表的な業務のひとつが、在留資格(ビザ)の申請サポートです。
「visa」は各国が発行する入国・在留許可を意味し、「application」は申請・応募を表します。
特に、次の頻出フレーズを覚えておきましょう!
- submit an application(申請書を提出する)
- handle a visa application on behalf of the client(申請を代行する)
I specialize in visa application procedures for foreign nationals living in Japan.
(私は日本在住の外国人向けのビザ申請手続きを専門としています。)
3. incorporation / company registration(会社設立)
会社を設立するための手続きを、英語で表現するときに使える表現です。
「incorporate」は「法人化する」という動詞で、「registration」は「登録」を意味する名詞です。
We support clients through the entire incorporation process in Japan.
(私たちは日本での会社設立手続き全体をサポートしています。)
4. will / testament(遺言書)
遺言書の作成サポートも行政書士の業務のひとつ。
「will」は日常的によく使われる表現で、「testament」はよりフォーマルな書き言葉です。
とりわけ「last will and testament(最後の遺言書)」は法律文書でよく見かけるフレーズです。
She consulted an administrative scrivener to draw up her will.
(彼女は遺言書を作成するために行政書士に相談しました。)
5. power of attorney(委任状)
クライアントの代わりに、手続きを行うために必要となる「委任状」は英語で「power of attorney(POA)」と言います。
Please sign this power of attorney so that I can act on your behalf.
(私があなたの代わりに手続きを行えるよう、この委任状にサインしてください。)
「行政書士」を英語で紹介する実践フレーズ
1. 自己紹介するとき
例文
I’m a licensed administrative lawyer based in Osaka.
(私は大阪を拠点とする行政書士です。)
I would like to become an administrative scrivener.
(行政書士を目指しています。)
As an administrative scrivener, I handle document preparation and filing for government offices.
(行政書士として、官公庁への書類作成と申請手続きを担当しています。)
2. 業務内容を説明するとき
例文
Administrative scriveners in Japan are nationally licensed professionals who prepare legal documents for submission to government authorities.
(日本の行政書士は、官公庁に提出する法的書類を作成する国家資格者です。)
Unlike lawyers, we don’t provide legal advice or represent clients in court, but we handle a wide range of administrative procedures.
(弁護士とは異なり、法律相談や法廷での代理は行いませんが、幅広い行政手続きを取り扱います。)
おわりに
この記事では「行政書士」を意味する英語表現から、業務を説明するのに欠かせない重要英単語、そして実際の会話で使えるフレーズまで幅広くご紹介しました。
「行政書士」という職業は日本独自の制度であるため、正確に訳せる英単語がなく、具体的な業務内容を踏まえて丁寧に説明することが大切です。
今回ご紹介した例文を暗記して、臨機応変に使ってみてください。
















