【完全版】「提案する」は英語で?ビジネスや日常で使える単語の使い分けとフレーズ集

皆さんは英語で何かを「提案する」時にどのように表現しますか?
英語には「提案」を意味する単語が複数あり、それぞれニュアンスが異なります。
日常会話なのか、ビジネスの重要な会議なのか、あるいは提案書を提出する場面なのか。シチュエーションによって適切な使い分けができると、相手に対するリスペクトが伝わり、提案がスムーズに通りやすくなります。
この記事では、「提案する」を意味する代表的な英単語のニュアンスの違いから、ビジネスや日常でそのまま使える英語フレーズ、そして提案に対する適切な返答の仕方まで、確かな文法知識に基づいて徹底解説します。
まずは結論!「提案する」を意味する代表的な5つの英単語
英語で「提案する」と表現したい場合、状況に応じて主に以下の5つの単語が使われます。
まずはそれぞれの持つコアなニュアンスを簡潔にまとめました。
- propose:【積極的・フォーマル】強い意志を持った提案。一緒に計画を進めるニュアンス。
- suggest:【控えめ・丁寧】押し付けがましくない提案。相手の考えを尊重するニュアンス。
- offer:【好意・提供】相手の判断に委ねる提案。「〜してあげる」という好意を含む。
- advise:【専門的な助言】知識に基づく提案。決断を迷っている人の背中を押すニュアンス
- recommend:【おすすめ・推薦】自分が良いと思うものを勧める提案。
この違いを頭に入れた上で、それぞれの詳しい使い方と例文を見ていきましょう。
「提案する」を意味する英単語の詳しい使い分け
それぞれの単語が持つ特徴と、実際の会話や文章での使い方を詳しく解説します。
1. propose / proposal(積極的・フォーマルな提案)
「propose」は「提案する」という意味を持つ動詞で、名詞形の「proposal」は「提案」や「提案書」「企画書」という意味を持ちます。(結婚の「プロポーズ」もここから来ています)
ビジネスシーンなどにおいて、強い意志を持って積極的に提案する時に使われる単語です。
単にアイディアを出して終わりではなく、「提案する事柄をこれから一緒に考えていく、実行していく」という前向きでフォーマルなニュアンスがあります。
【例文】
- He proposed an alternative plan. (彼は代わりの計画を提案しました。)
- They put forward a proposal that the two companies merge. (彼らは2社の合併を提案しました。) ※ put forward a proposal は「提案を提出する・持ち出す」という意味で、ビジネス英語として頻出のイディオムです。
2. suggest / suggestion(控えめで丁寧な提案)
「suggest」は「提案する」という意味を持つ動詞で、名詞形の「suggestion」は「提案」や「提唱」を意味します。
proposeに比べると、押し付けがましくなく控えめで、相手の選択や意見を尊重する丁寧なニュアンスがあります。「こうしてみるのはどうですか?」と、一つのアイディアとして提示するイメージです。
【例文】
- I’d like to suggest a solution. (解決策を提案したいのですが。)
- Does anyone have a suggestion? (どなたか提案はありませんか?)
- ❌ 誤:I suggest to go there.
- ⭕️ 正:I suggest going there.(そこに行くことを提案します)
- ⭕️ 正:I suggest that we go there.(私たちがそこに行くことを提案します)
3. offer(相手の判断に委ねる・好意の提案)
「offer」は動詞として「提案する」「提議する」「提供する」、名詞として「提案」「申し出」などの意味があります。
自ら提案することに対して、「最終的な判断は相手に任せる」「受け入れるかどうかは相手次第」というニュアンスを持ちます。
また、自分から何かをしてあげる、といった厚意やサポートを伴う提案の際によく使われる表現です。
【例文】
- They offered me to stay at their house. (彼らは私に家に泊まるように提案してくれました。)
- I offered them a ride. (私は彼らに送迎を提案しました。)
4. advise / advice(専門的な助言・背中を押す提案)
「advise」は「提案する」「助言する」という意味を持つ動詞です。名詞形はスペルが異なり、「advice(提案・助言)」となります。
これらは、専門家(医者や弁護士、コンサルタントなど)からのプロフェッショナルな提案や、決断を迷っている人・決めかねている人の背中を押すような、「アドバイス(助言)」というニュアンスの表現として使われます。
【例文】
- She advised me to buy land from the outskirts of town. (彼女は私に郊外の土地を買うことを提案しました。)
- He gave me three pieces of advice. (彼は私に3つの提案/助言をしてくれました。)
※ advice は不可算名詞(数えられない名詞)のため、複数の提案を数える事実に基づく表現としては pieces of advice とするのが正解です。
5. recommend / recommendation(おすすめ・推薦する提案)
「recommend」は「提案する」「勧める」という意味を持つ動詞で、名詞形の「recommendation」は「提案」「推薦」「推薦状」という意味を持ちます。
レストランのおすすめメニューや、個人的に良いと思ったサービスなどを「これ良いですよ」と相手に勧めるというニュアンスを持ちます。日常会話でも非常によく使われる単語です。
【例文】
- My father recommended seeking a second opinion. (父はセカンドオピニオンを聞くことを提案しました。)
- Please submit your recommendation based on this report. (この報告書に基づいた提案を提出してください。)
「提案する」時にそのまま使える英語フレーズ
「提案」は英単語単体だけでなく、決まり文句のフレーズを使うことでも表現できます。
普段の生活やビジネスシーンでそのまま使える便利なフレーズを、シチュエーション別にまとめました。
ビジネス向け:上司や取引先に使える丁寧な表現
ビジネスの場や目上の人に対しては、相手の意向を伺うような丁寧な表現が適しています。
-
How would you like to 〜?(〜なさるのはいかがでしょうか?) 非常に丁寧で、ビジネスの場で有用なフレーズです。直後に動詞の原形を置きます。
-
How would you like to watch the presentation of the proposal with me? (提案書のプレゼンテーションを一緒に見ませんか?)
-
-
What do you think about 〜?(〜するのはどうでしょうか?) 提案しながらも相手の意向を聞くニュアンスがあり、カジュアルでもビジネスでも使えます。後ろには名詞か動名詞(-ing)を入れます。「How do you feel about 〜?」も同じ意味で使えます。
-
What do you think about conducting market research? (市場調査をするのはどうでしょうか?)
-
-
I would like to propose 〜(〜をご提案したいと思います) 会議の場などで、自分のアイディアをしっかりと提示する際に使えるフォーマルな表現です。
-
I would like to propose a new marketing strategy. (新しいマーケティング戦略を提案したいと思います。)
-
同僚・日常向け:カジュアルに提案する表現
同僚や友人に対しては、もう少しフランクに「〜してみない?」「一緒に〜しようよ」と誘う表現が一般的です。
-
Why don’t you 〜?(〜してみたら?/〜してみない?) 相手にアドバイスや提案をする時の定番フレーズです。後ろに動詞の原形を入れます。目上の人に対して使うと少し上から目線に聞こえることがあるため、注意しましょう。同じニュアンスで「Why not 〜?」も使えます。
-
Why don’t you call her?(彼女に電話したら?)
-
-
Why don’t we 〜?(一緒に〜しませんか?) 上記の表現に似ていますが、「we」を使っている通り、「一緒に〜しよう」というニュアンスになります。
-
Why don’t we have a meeting today?(今日ミーティングをしませんか?)
-
-
Let’s 〜. / Shall we 〜?(〜しましょう/〜しませんか?) より砕けた標準的な提案の表現です。
-
Let’s take a rest.(一休みしましょう。)
-
Shall we go camping this weekend?(今週末キャンプに行きませんか?)
-
メールや提案書で使える書き言葉の表現
ビジネスメールで企画書などを送付する際に、そのままコピーして使える定型文です。
-
Please find attached our proposal. (提案書を添付いたします。)
-
I am writing to propose a new project. (新規プロジェクトをご提案したく、ご連絡いたしました。)
提案に対する英語の「返答」フレーズ(賛成・反対)
相手から提案を受けた際、どのように返答するかも重要です。賛成する時、そして角を立てずに断る時の表現を紹介します。
提案に賛成・承諾する時の表現
【フォーマルなシーン(上司や取引先など)】
-
Thank you for the proposal.(ご提案ありがとうございます。)
-
We would like to follow it.(ぜひ受け入れたいと思います。)
-
I agree with your suggestion.(あなたの案に賛成します。)
-
Understood.(承知しました。)
-
Certainly. / Absolutely.(かしこまりました/もちろんです。)
【カジュアルなシーン(同僚や友人など)】
-
I got it. / I get it.(わかりました。)
-
Will do.(やります。)
-
Sounds good.(良いですね。)
-
Of course! / Good idea!(もちろん!/良いアイディアだね!)
提案を断る・別の提案をする時の丁寧な表現
ビジネスにおいて「No」と直接的に断る(例:I can’t accept your proposal.)のは少しキツい印象を与えます。事実に基づきつつ、クッション言葉を挟むのがマナーです。
-
I’m afraid but 〜.(申し訳ありませんが、〜。)
-
I understand what you mean, but 〜.(おっしゃることはわかりますが、〜。)
-
I appreciate your suggestion, but 〜.(ご提案はありがたいのですが、〜。)
カジュアルな場や、即答を避けたい場合は以下のような表現も使えます。
-
It could be better.(もっと良くなるかもしれない=まだ改善の余地がある)
-
Yes and no.(何とも言えないですね。)
-
I’ll think about that.(少し考えてみるね。)
「提案する 英語」に関するよくある質問(FAQ)

日本語の「提案」に一番近い、無難な英単語はどれですか?
ビジネスシーンで企画や改善案を出す場合は「propose」、日常会話や、角を立てずに「ひとつのアイディアですが…」と控えめに伝えたい場合は「suggest」を使うのが最も無難で自然です。
“suggest” の後に “to do”(不定詞)は使えますか?
いいえ、使えません。これは英語学習者がよくする間違いの一つです。正しくは「suggest doing(動名詞)」か「suggest that SV(that節)」を使用します。
英語で「企画書・提案書」は何と言いますか?
名詞の「proposal(プロポーザル)」と言います。ビジネスメールで「Please check the attached proposal.(添付の提案書をご確認ください)」のように頻繁に使われます。
まとめ:シチュエーションに合わせて「提案」の英語を使いこなそう
英語で「提案する」ための表現は多岐にわたりますが、一つひとつのニュアンスや使い方は至ってシンプルです。
- 強い意志と積極性を持たせるなら propose
- 相手を尊重しつつ控えめに伝えるなら suggest
- 丁寧な決まり文句の How would you like to 〜? や What do you think about 〜?
提案書などの文語や会話などの口語、ビジネスやプライベートといったシチュエーションに応じて単語やフレーズを使い分けることで、より自然に、かつ的確にあなたの意図を表現できるでしょう。
英語で提案することは決して難しくありません。
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