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キッズのための目的別オンライン英会話活用法

世界がグローバル化に向けて歩みを進めているなか、国際化した社会で生きることになる子どもたちの可能性を広げるために、英語教育が抜本的に改革されました。
2020年から小学校での英語教育が必須とされ、小学5・6年生からは成績がつく教科として英語がスタートしました。自治体ではもっと早くから取り組むところもありますが、小学校3〜4年には外国語活動として行われるようになったのもその一環です。
こうした英語教育の早期化を受け保育園・幼稚園などでの取り組みも増え、自主的に家庭でも英語学習を行う保護者の方が増えています。
その際、有力な学習方法のひとつとしてオンライン英会話が注目されています。新型コロナの影響でリアルなグループでのクラス運営の難しさが出てきたり、従来から保護者の負担だった送迎の問題もあり、気軽に安全に受講できるオンライン英会話を始める子どもたちは確実に増えています。
しかし、オンライン英会話の弱点の1つとして、中々自分の子ども以外の状況がわかりにくいことがあります。

そこで、QQキッズでは、子どもたちがオンライン英会話とどう取り組んでいるのかを把握し、その利用状況や成果をたしかめるためのアンケート調査を行いました。

(QQキッズはオンライン英会話QQEnglishが立ち上げた子ども専用オンライン英会話ブランドです)

アンケート調査から見えてきた「キッズのための目的別オンライン英会話活用法」について紹介します。

1.アンケートの調査対象について

今回のアンケート調査に協力いただけたのは、現在QQキッズで学んでいる子どもたちの保護者2174名です。
お子さんの性別・現在の年齢・通っている学校区分に分けると、次のとおりです。

性別による偏りはなく、現在の年齢と通っている学校区分を見ると、小学生がほぼ7割を占めています。

2. アンケートから見える傾向

(1)何歳から英語を始めたか? (2)QQキッズ受講開始時の年齢

一般的には子どもがお稽古ごとなどを始める適切な年齢は3歳からと言われていますが、QQキッズを利用している保護者の約40%が3歳までに英語を始めたと答えています。
子どもたちに早期からオンライン英会話ができる環境を用意する家庭では、英語教育に関する関心がひときわ高いことがうかがえます。

QQキッズの受講は小学校低学年から始める割合が高いことが見て取れます。

8歳(小学2年生~3年生)までに、64%の子供たちがオンライン英会話を始めていました。

(3)受講目的

オンライン英会話を受講する目的として突出して多かったのは「英語を好きになってほしい・英会話への慣れ」でした。

英語は主要教科ひとつでもあり、高校受験や大学受験に大きな影響を及ぼします。科目ごとの好き嫌いが成績にダイレクトに反映されることは、よく知られている事実だけに、子どもたちが幼少期から英語に興味を持てるかどうかは、保護者として気になることと思われます。
オンライン英会話ば、モニター越しになりますが「外国人の先生と楽しい時間を過ごしながら学ぶスタイル」、英語を好きになるには最適な学習法といえるでしょう。

二番目にあがった「英会話教室の代わり」は、新型コロナ蔓延の影響を受けているからと推察できます。コロナ禍の今、集団で授業を受ける英会話教室は、行き帰りを含め、少なからぬリスクを伴います。そのため、英会話教室からオンライン英会話へと切り替える保護者は、このところ増加する傾向にあります。また、自治体による小学生へのタブレット配布など、環境は整ってきたことで、オンラインはより身近になりました。
その他の目的としては「将来の海外留学・海外生活への対応」など英語力を上げたい、「英検などの資格取得」が上位にあげられています。
それぞれの目的別にアンケート調査を分析した結果については、後ほど紹介します。

(4)受講後の変化について

もっとも多かった回答は「英語や言葉に興味を持った」でした。ほぼ2人に1人が、そのように答えています。

各種教材を利用した自習でも英語学習を始められますが、外国人と英語を使ってふれあうことができるオンライン英会話であれば、先生と遊びの時間を共有するような楽しさを体験できます。外国人との実践的なコミュニケーションを通して学ことが英語に対する興味を育てる結果に繋がっているのだと思われます。
「英会話力が上がった」と答えている人は32%です。ほぼ3人に1人が、実際に英会話力が上がったと実感していることになります。
まずは英語に興味を持たせたいと考えている保護者が多いことは、先に紹介した受講目的の中にもありました。

そんな中でも、保護者から見てすでに3割以上の子供たちが英語力の引き上げに成功していることが見て取れます。
また「学習習慣がついた」子どもたちが多いことも、オンライン英会話のメリットといえるでしょう。

(5) 一人でレッスンを受けているか?

オンライン英会話を始めるにあたり、多くの保護者が「子どもが一人でもレッスンを受けられるのか?」と心配します。
オンライン英会話では先生の大半が日本語を話せません。そのため、レッスンはすべて英語で行われます。まったく英語を理解していない状況で、いきなり英語のみのレッスンが始まるだけに、「この子が本当に一人でレッスンを受けられるのか」と親として不安に思うのも当然といえるでしょう。
ですが、そのほとんどは取り越し苦労にすぎません。

はじめのうちこそ保護者が付き添い一緒にレッスンを受けるものの、子どもたちがオンラインレッスンに慣れるのは意外と早く、いつのまにか一人で受講できるようになるものです。

「毎回、保護者が付き添っている」「ときどき保護者が連れ添っている」と回答したのは、幼児を例外とすれば、子どもが一人で受講できるまでの過渡期にある家庭にすぎません。
同じ質問を年齢ごとにまとめたのが、次のグラフです。

見ていただくと、入学する6歳ぐらいから「一人で受けている」との回答が増えていることがわかります。
「毎回、保護者が付き添っている」を「一人で受けている」が上回るのは8歳でした。
グラフを見る限り、6歳から10歳くらいのタイミングでオンライン英会話で一人だちをする目安といえるでしょう。
遅い場合は10~12歳で一人で受講できるようになっています。個人差もありますがオンライン英会話を始めたタイミングや年齢も影響していますので、参考にしください。
保護者として様子を見ながら、「あえて独り立ちさせる」方向へと誘導しすることも大切だと思います。子どもが全てが理解できなくてもどうにかコミュニケーションを取ろうとする、こんな姿勢も大切だと思います。

(6) 受講スケジュールはだいたい決まっているか?

約3/4にあたる子どもたちが、「決まった時間」に受講していることがわかります。毎回「決まった時間」にオンライン英会話を受講することで学習習慣がつき、無理なく継続できるようになります。

では、ここからは調査結果をもとに目的別にオンライン英会話を活用する方法について見ていきます。

3.目的別オンライン英会話活用法

その1英語力が上がった

受講を通して英語力が上がったと答えてくれた子どもたちに共通するオンライン英会話活用法を探ってみましょう。

(1)学校区分との関係

このグラフからは、小学校・中学校ともに国立や私立の方が公立よりも「英語力が上がった」割合が高いことが見て取れます。
その理由として、国立や私立の方が低学年から英語の授業を始めていたり、授業数が多くなっていることなどが影響していそうです。

英語が上達したと実感するためには、いかに英語に関わる時間を増やすかがポイントです。週あたりのオンライン英会話のレッスンを増やし英語に触れる機会を増やすことが英語力が上がげることにつながると考えられます

(2)受講期間との関係


受講期間が長くなればなるほど、英語力が上がったと実感している割合が着実に増えていることがわかります。英語が話せるようになるにじゃ3000時間はかかるなどとも言われますが、「継続は力なり」をまさに実証している結果といえるでしょう。

ことにオンライン英会話を始めた直後の3ヶ月は、極めて重要です。1ヶ月よりも2ヶ月、2ヶ月よりも3ヶ月継続した子供たちの方が、英語力の伸びを実感しています。
このことから3ヶ月継続することが、学習習慣を定着させるためのひとつの目安になっているように感じます。まずは3ヶ月間、続けることを目標にするとよいでしょう。

(3)受講目的との関係

注目すべきは、40%を超えている3つの目的です。英検などの資格取得・受験・海外留学など、

具体的な目的をもって受講している子どもたちの方が、英語力が上がったと実感する割合が高い傾向にあります。

英語力を上げたい場合は、身近にり具体的な目標を掲げることが大切といえるでしょう。

(4)英検資格の所持と英語力の伸びの関係


お子さんが英検を持っていると答えられた保護者の方たちの方が英検を持っていないと答えられた方より、英語力が上がったと実感していることがわかります。

ここでも、英検という具体的な目標をもつことで子どもたちのやる気が育ち、そのことが英語の上達に繋がっていると考えられます。

(5)レッスン時の保護者の同席との関係


こちらでも、一人でレッスンを受けられる子どもたちの方が、そうでない子どもたちよりも、英語力が上がったと答えた割合が高くなりました。
そもそも一人でレッスンを受けられるようになれば、英語力が実際についてきた証ともいえます。
はじめは保護者の手助けが必要ですが、子どもがレッスンに慣れてきたら、一人でレッスンを受けられるように働きかけると良いでしょう。

(6)1週間の受講回数との関係


学校区分でも触れましたが、英語にふれる時間が多ければ多いほど英語力は伸びます。ですから1週間あたりの受講回数が多い方が、その分、英語も上達が見られるようです。
実際のところグラフを見ると、週に1回以下と2回以上では約1.5倍の差があり、週3回〜4回と比べると2倍以上の差があることがわかりました。

英語力を上げるためには、週3~4回のレッスンを目指すのが目安といえそうです。 このことについて保護者から寄せられたコメントを紹介します。 「(オンライン英会話は)英会話教室に通うより、半額くらい安く、マンツーマンなので、子どもがどの程度理解しているのか把握しやすいです。回数をこなすことが英語を身につける近道だと思うので、安く、どこでもできるのはとてもうれしいです。」

(7)受講スケジュールとの関係


英語力が上がったと実感されている保護者の方たちの返答では「決まった先生」あるいは「だいたい、決まった先生」のレッスンを受けている傾向にあることがわかりました。

キッズ向けのオンライン英会話では、自分にあう先生を見つけることが、英語力を上げるための大きな秘訣といえそうです。常に同じ先生の予約を取ることは難しいと思われるため、お気に入りの先生を複数決めて受講するとよいでしょう。

(8)まとめ


英語力を上げるために最も効果的なのは、週あたりの受講回数を増やすことと受講期間を長くすることです。

目安としては週あたり3~4回、まずは3ヶ月以上継続して受講することを目指すとよいでしょう。子どもが楽しんで受講できるように、気の合う先生を見つけることも大切です。
英検や受験・海外留学など、より具体的な目標を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。子どもの成長に合わせて目標を作れるように導くことがポイントです。

その2.英検を上げるために

次に、受講を通して英検のランクが上がった子どもたちに共通するオンライン英会話の活用法を探ってみます。

(1)今後の取得目標について

まずは小学校卒業時点で目標とする英検の等級について聞いた結果です。
ちなみに英検5級は中学初級程度、4級は中学中級程度、3級は中学卒業程度、準2級は高校中級程度、2級は高校卒業程度の英語力を表します。
小学校卒業時点で中学卒業程度にあたる英検3級を目標としている保護者が最も多く、30%を占めています。その次に多いのが中学中級程度にあたる4級です。

総じて英検については高い目標を据えていることが見て取れます。

(2)受講時間帯と成果の関係


受講時間帯による差が大きいことがわかりました。ことに早朝の時間帯にレッスンを受けている子供たちの方が、それ以外の時間帯に比べて明らかに英検のレベル上げに成功しています。
1段階上昇を比べてみると、早朝にレッスンを受けているかそうでないかによって1.5倍もの差が生じています。
この理由として、

早朝にレッスンを受けている子どもたちは朝のルーティンとして受講が定着しているためと考えられます。学習習慣をつけることが、英検の成功率を高めるコツといえるでしょう。

(3)レッスン時の保護者の同席との関係


ここでも、先に紹介した英語力が上がったと実感できた事例と同様に、一人でレッスンを受けている子どもたちの方が結果が出ているようです。

一人で受けている子どもたちは、毎回保護者が付き添っている子どもたちに比べて、およそ1.7倍以上の差をつけています。

(4)1週間の平均受講回数との関係


(5)まとめ


英検を上げるために最も重要なのは、受講回数と受講時間帯です。学習習慣をつけやすい朝の時間帯に受講することで、成功率が上がりやすいようです。
また、早めに一人で受講できるように学習習慣をつけるとよいでしょう。

その3.英語に興味を持たせたい場合


先に紹介したように、8割を超える保護者が「英語に興味を持たせたい」と答えています。子ども向けのオンライン英会話において、このテーマは極めて重要といえるでしょう。
そこで、受講成果として「英語に興味を持った」と答えた受講生に共通する活用法を紹介します。

(1)性別との関係

男女差は見られないことがわかります。お稽古ごとではスポーツや楽器などでは明らかに性別差がでたりしていますが、英語は両方に興味を持ってもらえるようです。

(2)学校区分との関係


学校区分を比較してみると、中学生よりも小学生、小学生よりも幼稚園・保育園児のほうが英語に興味を持った割合が高いことがわかります。

素直に取り組めることからも、年齢が低いうちに受講を開始したほうが、英語に興味を持ちやすい傾向にあるといえるでしょう。

(3)受講開始時の年齢との関係

受講を開始した年齢を比べてみると、4歳・5歳・7歳・8歳・11歳で50%を超えています。

このグラフからも、低年齢から始めたほうが英語に興味を持ちやすいことがうかがえます。

11歳が多いのは、小学校で英語の授業が本格的に始まるからだと考えられます。英語の学習が本格化し身近になるタイミングも授業と連動して英語への興味を持ちやすくなるといえるでしょう。

(4)まとめ


英語に興味を持たせる上で需要な要素としては、ンライン英会話を始める年齢です。その他の項目では、目立った差異は見られませんでした。

できるだけ小さなうちから英語を話す経験を重ねることで、英語に対する興味が自然に湧くようになります。

その4.学習習慣を身につけさせたい場合


最後に、受講の成果として「学習習慣が身についた」と答えていただあいた方たちに共通するオンライン英会話活用法を紹介します。

(1)英語を始めた年齢との関係


多少のばらつきは見られますが、それほどの差は見られませんでした。このことから、英語を始めた年齢と学習習慣には、特別な相関性はないと考えられます。

(2)受講時間帯との関係


朝と夜の時間帯に受講した子供たちの方が、お昼や夕方に受講するよりも学習習慣がつきやすい傾向にあるようです。
ただし、お昼と夕方は保育園・幼稚園や小学校などのスケジュールと重なりやすいため生徒自体が少ないことを考慮する必要があります。

(3)1週間の平均受講回数との関係


1週間の受講回数が多ければ多いほど、学習習慣はつきやすい傾向にあることがわかります。

ことに週5日以上受講している子どもたちが突出して多いことから、オンライン英会話のレッスンを受けること自体が学習習慣に繋がっていることが見て取れます。

(4)受講スケジュールとの関係


だいたい「決まった先生」と「決まった時間」に受講している子どもたちが、学習習慣がつきやすいことがわかりました。テキスト

何事も「習慣化」のためには、同じ時間に同じことを繰り返すことが最も効果的といわれています。
その意味ではオンライン英会話を「決まった時間」に「決まった先生」にで続けることが、英語の学習習慣を身につけるためのベストな学習法といえるでしょう。
学習習慣について保護者からは次のコメントが寄せられています。

「オンラインだと送迎、通いがないので習慣化しやすい」
「やはり毎日コツコツ習慣をつけるのがいいのかな。我が家は他の勉強を休んでも英語の授業を休むという選択肢は本人にはない。」
「英語で話しをすることは慣れだと思います。最初は嫌がることもあると思いますが、慣れてきてこれが普通の事だと思えるように習慣づけができれば良いのでなはいかと思います。」

(5)まとめ


学習習慣をつけたいのであれば、最も重要となるのは週あたりの受講回数です。

オンライン英会話を定期的に受講すること自体が学習習慣に繋がるため、無理して集中力を高めたり、頑張ってモチベーションを保つ必要などありません。
1週間のなかでオンライン英会話をルーティン化することで、ごく自然に学習習慣を身につけられます。週5日以上の受講が理想ですね。
また、「だいたい決まった時間」に「決まった先生」のレッスンを受講することも効果的です。

ここまで、目的にあわせた子ども向けオンライン英会話の有効な活用法について紹介してきました。
お子様の年齢や英語経験、学習の目的によって、それぞれに適した活用法が存在します。これらの情報を参考に、オンライン英会話を賢く活用していただければ幸いです。

子どもたちが将来、臆することなく自由に英語を用いた世界とコミュニケーションを取れるように、是非QQキッズのオンライン英会話をぜひ始めてみてください。