「アフリカのマンゴーを世界に広げたい。」

t-boy(大学生)

t-boy

アフリカの果物、マンゴーを世界に広げ、農村地帯の人々のために貢献したいという将来目標をアフリカでの4か月間で得ることができました。僕は、クワモソというガーナの農村で教育のボランティアを孤児院でしていました。ガス、水道が通っておらず、雨が降ると3日間電気が止まる環境で何度か病気にかかりました。そして、自分はずっと、考えることより先に行動することが大切だと思っていたのでボランティアの休暇を使い、キリマンジャロに登り、大変でしたが登頂することができました。4か月間の生活は体力的、精神的に非常に厳しい経験でしたが、アフリカでの生活を思い返すと沢山の笑顔が頭に浮かんできます。嵐が来た時、僕の住んでいた家のトタン屋根が風で飛ばされてしまいました。どうしようか慌てていた自分の前に大笑いしながら屋根が直るように祈ってあげるよと、言ってきた一緒に住んでいたガーナ人を忘れることはできません。人間味溢れる人々とのガーナでの4か月の経験を思い返すと、笑っている自分、笑っている人々で思い出が埋め尽くされ、充実した時間を過ごせました。
しかし、僕がこの4か月間孤児院で自分が達成できたと言えることは、2年生から6年生に九九を暗記させ、日本がどんな国であるか教えたるだけで、ごく僅かなことでした。クワモソを含め農村地帯では子供は皆お腹が大きく膨れ栄養失調の状態で、いとも簡単に食べ物を残し、捨てる環境に住んでいた自分にとってそれはショックでしかありませんでした。また、都市部と農村部の子供の服、体型の差が大きく一目瞭然で、農村地帯の人々のために何かできないかと思うようになりました。そして、アフリカの果物、特にマンゴーは感動を覚える美味しさだったので、それらを他の国々に広げることで農村地帯の人々の生活水準を上げられるのではと考えるようになりました。
大学に入学してから約1年後、ウガンダで起業したい若者を支援する団体を知り、チャンスと考え応募しました。しかし、その面接で知識が無ければ何もできないということを痛感し、その経験から、自分にはより広い視野、違った価値観を持った人々と関わること、そして何より自分の考えを実現させるための十分な知識が必要だと考えるようになり、多くの活動をしてきました。
英語はより多くの人々とコミュニケーションを可能にする、世界で活躍するためには必要不可欠なツールだと僕は思います。これからは英語の学習により力をいれ、より高いレベルでのコミュニケーションを可能にし、将来の目標に邁進していきたいと考えています。 
僕はまだ真っ白な紙です。自分にはこれができると自信を持って言えることがまだありませんが、多くの経験から、根性、環境順応力、やる気、行動力は誰にも負けません。僕は泥臭く、混沌の中で懸命に生き、将来はアフリカの社会に貢献したいと考えています。そして、受け身な人生ではなく、挑戦的な人生を歩んでいきたいと思っています。

QQ English facebook 詳細・応募フォームはこちら