「マイノリティーな生き方」

Yuta(学生)

Yuta

2日前、このらいこう奨学金のポスターが目にとまった僕は何か出会い的なものを感じ、応募しようと思いました。テーマは「世界を目指すわけ」。ちょうど一年前にふと同じようなことを考えた事を覚えています。元々洋画を見るのは好きでしたし、海外への憧れもありました。でもどんなに考えても明確な答えが出ず、世界に対して想像しか出来ませんでした。考えてもダメなら行動という事で去年の9月から今年の9月まで一年間カナダに行くことを決意したのです。通っている大学を一年休学し、当時18歳で実家暮らしをしていて納豆と味噌汁の作り方しか知らなかった僕にとって大きな選択だったと思います。小学校からコツコツ貯めていた全財産30万円を握りしめ、初日の滞在先も決めずに行きました。カナダに着いて一週間ほど経ち、住む家や英語勉強の為に通おうとしていた語学学校が決まらず、ストレスから黒い鼻血が出たのを覚えています。そんなとき、電車の中で出張中だった銀行員、フランクというおじさんに出会いました。僕は切符の買い方が分からず、フランクに訪ねました。とても気さくな方で、偶然降りる駅が一緒で気が付けばフランクと仲良くなっていました。なぜそこまでお互いの距離が縮まったのかは良く覚えていませんが、最終的にフランクの家に2ヶ月ほど住ませてもらいその家から語学学校に通うことになりました。その方との出会いで僕の生活は180度変わりました。日常的な英会話からビジネスの現場での英会話、マナーなど親身になって教えていただき語学学校を卒業後スキー場にあるホテルで働く事が出来たり、中古車店での店員、またカジノのディーラーとしても経験を積むことができました。色々な人との出会いはとてもすばらしい!人との出会いで僕は何十倍も人として成長することに気付きました。時には現地のホームレスの方と2日間ともに過ごしたこともありました。その方は音楽をこよなく愛し、その音楽で人々の笑顔を作ろうと道端で寝泊りし常にその音色を届けていました。僕も一緒に演奏させてもらい音楽は国境を越える事を体で感じることができた。またある時は僕が言葉の壁で悩んでいるとき言語と聴覚に障害を持つおじさんに出会いました。その方は耳も聞こえなく言葉も発せれないのに、自分で作ったストラップを世界中に飛び回り売っていました。人とのコミュニケーションのとり方は、いつも持ち歩いているノートとペンです。僕はその方と出会い、たかが他の国の言語が上手く話せないだけで悩んでいた事がなんて小さいことなのだろうと反省し、それが大きなモチベーションに繋がったこともありました。僕にとって人との出会いはお金の価値では表せないとても貴重な奇跡なことだと思います。最終的に僕は分かりました。僕が世界を目指すわけは世界の色々な人とのつながりを感じたいからだと思います。一つの考えとして英語はあくまで外国の方たちとコミュニケーションを取るうえでの一つのアイテムです。そのアイテムさえ持っていれば何倍も人と出会う機会が広がる。一度きりの人生、一つでも多くの事を知りたいと思いますし、一人でも多くの人と出会いたいです。次なる目標はニュージーランドのオークランド大学への編入です。そこでビジネスを学びたく現在オンラインフォームを作成中です。このらいこうさんの活動を僕が知ることができたのも出会いだと思います。優勝してその大学編入への準備金にしたいと思います。そして僕もいつか、らいこうさんのような活動をしてより人との繋がりを大事にし、世界を目指したいと思います。「何をするかではない!誰とするかだ!マイノリティーになるぞー!!」最後に、未熟ながら僕が世界に対して思う心を文面として書きました。生意気な文章も多々あったかと思いますが、長文を読んでいただきありがとうございました。これからも人との出会いで成長していきたいと思います。ありがとうございました。

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