「「世界」はやりたいことが集まった場所」

うまごやし

うまごやし

私は、大学生になった頃から海外に興味を持ち始めました。それは、大学生の時にできた友達の影響が大きかったからだと思います。その友達は"ボランティアに興味があったようで、発展途上国の現状についてよく知っていて、自らも現地に行って地元の方と交流等をしていました。私はそういった話を聞くうちに、私も海外に一度行ってみたいと思うようになりました。元来行動力があり、一人で行動することが苦ではない私は、大学3年生の夏に初めて、デンマークへツアー等ではない完全な一人旅をしました。英語だってほとんど話せない、飛行機は初めてでとても出発前は不安でいっぱいでした。ですが、デンマークでの経験は今の私の糧になっています。
旅行はとても楽しかったですが、一方で空港の方が何を言っているのか聞き取れない、話しかけてきてくれているのに思うように話すことができない等悔しい思いもしました。日本に帰ってきて、英語をがんばろうと思ったのですが、他にやりたいことがあり、そっちも自分にとって大事なことだったため、当時はほとんど英語の勉強はしていませんでした。 それから大学を卒業し社会に出るようになり、日本という国はときおり私にとってすごく住みにくい国だと感じるようになりました。島国だからなのでしょうか、群れることが好き、「皆一緒であるべき」というような風潮、道行く人の全体的な暗さをひしひしと感じる時があります。
そんな時、一人の外国人の方と会いました。日本で会話教室をされていて、何か国語も話すことができる方です。その教室のパーティーに何回か参加するうちに、海外で仕事をされている方、バックパッカーの方…さまざまな方と出会うことができました。そういった方々の話を聞いているうちに、私も自分の分野で世界を相手に仕事がしたいと思うようになりました。
その時から、英語の勉強が始まりました。小さいころから数字と計算をすることが好きで、仕事もそういった関係の仕事をしています。現在、働きながら資格の勉強をしており、同時に英語の勉強もしています。海外を相手にするなら、英語が話せることは絶対であり、最低限のことだと思っています。全部並行して進めていくことは大変ですが、時間をすこしでも作って勉強しています。英語力はまだまだですが、何もせずにただ英語が話せるようになりたいといっているだけでは、そうはなれないので努力は続けていきたいです。 また、英語を話すことができるようになれば、もっと海外旅行が楽しめるようになるとも思っています。交流範囲が広がりますし、さまざまな国の方の価値観を知ることができ、いろいろな角度から物事をみることができるような気がします。外に出れば、日本のこともまた違った形で理解することができるかもしれません。
生きている限り、自分がやりたいと思ったことはすべて叶えたいですし、何もせずにただ羨んでいるというのもつまらないと思っているので、とりあえずその最初の一歩である「英語」という言語を習得し、また次のステップに進んでというのを繰り返していき、きっとやりたいことというのはいつになってもこれが最後とはならないと思うので、常にチャレンジしていきたいと思います。
つまり、私が世界を目指す理由というのは結局のところそんな大層なものでなく、ただ単にやりたいことの結果なのです。いろんな国の方と話がしたい、ひとつの場所にとどまっていたくない、動き続けていたい…という望みを叶えることができそうな場所が海外なのかもしれないということです。
世の中のことを何も知らない若者の理想かもしれませんが、それでも夢見ることを諦めることはできません。時に力が足りず、悲しい思いをすることもあるかもしれませんが、志高く、いつか世界を自由に旅することができる日を夢見て、今自分のできることとすべきことをしっかりと行い、これからの日々も過ごしていきたいと思います。

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