「Dreams come true」

sawa(会社員)

sawa

中学生のころ、英語の授業が好きでした。
なぜかわからないけど、「英語で質問されて、英語で答える」という、この小さな会話ができることを子供ながら楽しく感じていました。当時は、英語関係の道に進むことをひそかに夢見ていました。 高校、大学と理系に進み、大学院で専攻していた食品関係の会社に勤め、英語を使うことが一切ない生活を10年ほど送っていました。社会人5年目、社内でもいろんなことを任されるようになってきた頃、自分の中に幼いころ憧れていた「英語」への想いがふとよみがえってきました。
そのきっかけは、「突発性脊柱側弯症」という持病があったことです。体を正面から見た時に通常まっすぐであるはずの背骨が、私はS字に湾曲しています。治らない病気だと言われており、背中にボルトを入れて無理やり湾曲をとる手術しか治る方法がないと医者に言われました。中学のころに発症しましたが、通常の生活では、いつも激痛を感じていたわけではなかったため、手術をするという方法は選ばず、この病気とともに生活してきました。内臓や背骨が痛むことも頻繁にあり、また、通常の人より疲れやすく、社会人になってからのデスクワークは体に大きく影響していました。また、服を着ている状態では通常の人と変わらないため、周囲には説明しないと理解してもらえませんでした。これまでに整体、カイロプラクティック、鍼、など体に良いといわれているものを試してきましたが、どれも良い効果は得られませんでした。
そんな中、体の痛みから会社を頻繁に休むようになり、自分自身の将来について深く考えなおしました。「痛みを我慢して周りにも迷惑をかけ、このままこの仕事が続けられるのか」「本当にやりたかったことはこれなのか」「一番自分がHappyになれるのはどんなときか」…
それが英語でした。
思い切って今までのキャリアを捨て、ワーキングホリデーで海外生活を1年経験しました。
今までの自分自身の殻を破るような経験をたくさんすることができ、大変有意義な一年になりました。
現地では語学学校に5ヵ月間通い、カフェで働いたり、ヨガやピラティスをしたり、様々なところで多くの人々と触れ合うことができました。その中で特にピラティスの先生との出会いは大きいものでした。 日本でもヨガやピラティスを体験したことがあり、興味はありました。現地で、毎週水曜日にフリーでヨガ教室をやっているお店があり、友人とよく行きました。
そこで出会ったピラティスの先生から「ピラティスは側弯症に良いよ!」と言われたことが衝撃でした。彼女の指導方法も、今まで受けたことがないような素晴らしいものでした。ピラティスを受けていくと、日々の体の痛みや疲れが少なくなり、側弯症の体が徐々に良い方向へ進んでいるのが感じられました。
何より、毎日が充実しており、心から笑顔になれる日々を送っていることの幸せが感じられました。
それとともに、私の中で夢が膨らんできました。
「将来、先生のようなピラティスのインストラクターになって、私のような病気や体の不調を治して、周りの人をHappyにしたい!」
現地のカフェで働いていたころ、同じ職場に1人の日本人がシェフとして働いていました。この方はカフェで皿洗いやウエイトレスとして働き続け、「将来海外のカフェでシェフになりたい!」という夢を持って働き続けていたようです。職場に日本人は私とこの方だけで、二人の会話はすべて英語で、もちろん夢の話をするときも英語でした。私が、将来ピラティスのインストラクターになりたいということを話した時、彼女から言われた「You have very good smile! Keep on having lots of dreams! Your dreams come true like me!」という言葉が強く私の中に残っており、それから私はこの言葉が支えとなって、毎日英語とピラティスの習得に向けて頑張り続けることができています。
今、英語を使って、世界にピラティスをひろめたい。そこからたくさんの笑顔を生み出していきたい。
日本人シェフの方から夢を追い続けることの大切さを教えてもらったように、私もそれを他の人に伝えられるよう、必ず夢を実現させます。

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