私が世界を目指すわけは、日本と世界をつなぐコーディネーターとして自立し、Ｗｉｎ－ｗｉｎな関係、共生できる社会を目指すことをライフワークにしたいからです。私は元々外国に興味があり、ほとんど英語が話せない時から外国人に話しかけたりしていました。専業主婦になる前は十数年会社勤めの経験があり、現在は夫、大学生と小学生の娘2人、犬3頭、保護猫5匹と暮らしています。会社勤めから専業主婦になり、社会から取り残されている感じが今も続いています。もう一度社会とのつながりを持つ中でも、一際、世界とのつながりを持ちたいです。今置かれている自分の立ち位置からできること、日々生まれては消えていく小さな疑問やふと思うこと、好奇心の赴くままに思いを巡らせていることについて世界に発信し、つながることで自分の可能性を広げて行きたいです。世界に一歩踏み出すことで、平凡からの非凡の魅力が増すのではないかと考えています。ある人にとっての平凡な日常が別のある人にとってはとても魅力的な非凡な日常かもしれないのです。例えば主婦業では、日常についてお互いに情報交換しあうことで、ｅｃｏ家事模索をしてみたり、料理のレシピを紹介しあい、現地でしか入手できない（若しくは入手しにくい）食材をお互いの国にある食材で代用できるものを探したりすることで、（厳密ではないものの）より身近にお互いの国を感じることができるようになるし、新しいレシピが考案できるかもしれません。子育てについての悩みも違った視点から見ることができ、心が軽くなることがあるかもしれません。例えば実情が分かりにくい留学の情報を入手し、役立てることができるかもしれません。
家事は形こそ違うものの、万国共通にある仕事の一つで、より多くの人と意見交換することで、効率的な方法を発見し、実生活にすぐに役立てることが出来ます。些細なことからビジネスチャンスを得て、その対価を基にさらに世の中に役立てるという身近な宝の山ではないかとも考えています。平凡な自分でも、世界とつながることで様々な場面での共生を模索する範囲が広がり、水面に落ちた小さな滴が大きな波紋になるように、小さな気付きや発見が積み重なったり集まったりする事で、大きな力になる可能性を秘めています。
コーディネーターは自分がエキスパートである必要は必ずしもありません。
自分だけでは実行ができないもの、自らの既成概念にとらわれていて自分では気付けないことも、世界とつながる中で発した一言が一石を投じることになり、実現し得ることができるのです。たとえ私自身が形にできなくとも、同志が形にしてくれるかもしれないと考えただけでもわくわくします。同志を求める場合にも、世界とつながればより広範囲に賛同者を得ることが可能になります。
例えばクラウドファンディングを利用する際、対象範囲が広がりより多くの効果が期待できます。現在、世界標準言語となっている英語。通訳を介することなく、自分の言いたい事、伝えたい事をより忠実に、自分の思うように表現できるツールとしての英語を自分のものにして可能性を広げたいです。自分の思いを忠実に表現する事ができれば、コミュニケートしながら学び、自分を高める事もできます。これは私にとってだけでなく、相手にとっても同様かもしれません。例えばフェアトレードのように、Wｉｎ－Wｉｎの関係が成り立ち、そこから最終的にＴｏｔａｌ－Wｉｎが引き出せるようになりたいです。また、草の根外交のコーディネーターとして、日本の伝統文化と共に現代文化を世界に発信することで、日本に対する興味関心を引き出し、より多くの人に日本を知ってもらうお手伝いをしたいです。日本のことを発信するには、より正確な情報が必要になるため、改めて、若しくは新たに日本の伝統文化、現代文化について学ぶことになるので、日本の良さも悪さも日本人として認識でき、いい経験になります。世界に触れることで固定観念をリセットし、客観的な視点を持ち、物事をより俯瞰的に捉えニュートラルでいることができる自分でありたいです。
もう少し狭い範囲では、私の地元の地域再生の一環としての観光に貢献したいです。世界の方から見て何が魅力的に映るのかを調査し、観光の中でも世界のお客様に対するアプローチをより効果的にアピールできるようにします。
そして、今、自分が身近に感じている共生問題の対象は、犬や猫などのペットの殺処分です。無責任な飼い主の飼育放棄だけでなく、最近はペットの飼い主のお年寄りの病気や死去で飼いきれなくなったペットも増えているそうです。ペット問題は殺処分に限らず多々ありますが、世界から日本が学べることがあるのか知りたいです。様々な場面で共生が成り立つような世界を目指し、まずは英語を勉強し直し、世界とつながる第一歩を踏み出します。