「地球人になるために」

Kana

Kana

ある1人の中国人女性との出会いが私の人生を大きく変えた。
彼女はこう言いました。
「香奈、海外に行きなさい。これからは女性も自立して、外へ出て行く時代だよ。絶対にもっとあなたらしく生きることが出来るから。」

その当時、私は六本木にあるスパでフィットネスインストラクターとして働いていました。
就職し、初めてのグループレッスン。
緊張しながらスタジオに行くと参加者がほとんど外国人という驚くべきことが?
フィットネスに国境はない?とばかりにほぼジェスチャーだけのクラスで乗り越えたのですが、この日から私の新たな英語人生がスタートしました。

六本木という土地柄、外国人のお客様が多く、今までに出会ったことのない国籍の方々とおしゃべりする機会を得ることができ、沢山の出会いが私を変えていきました。
特に仲良くなったのが、中国出身、学生時代をニュージーランドで過ごし移住、ドイツ人の旦那様の仕事で日本に住んでいたYさん。
中国語、英語、ドイツ語を操り、日本語勉強中というまさにミスインターナショナル。

そんな彼女に比べ、私の高校時代の英語は赤点。
26歳、海外旅行経験なし。
とてもドメスティックな人生だったのです。

彼女の聡明さと、チャーミングな人柄が大好きで、意気投合した私達はlanguage exchangeを始めました。
私がYさんに日本語を教え、Yさんは私に英語を教える。
参加者がYさん1人だったグループレッスンでは、レッスンそっちのけで1時間話し続けたこともありました。

彼女が何度も私に伝えてくれたことは、自立ということ。
それは、女性として、大人として、日本人として、地球人としての自立です。
どこの国の、どの街角でも、強く生きて行ける強さと、賢さと、英語力を身につける、それがこれからの時代を生きていくのに必要なことだと伝えてくれたのです。
そして、それはとてもエキサイティングな生活だと教えてくれました。

その言葉を胸に、私は仕事を辞め、オーストラリアへ旅立ちました。
オーストラリアでの生活は私の価値観を180度変えました。
自分のモノサシで他の人の価値観を測ることはできないし、そもそも測る必要なんてない。 みんな違うから良いと気がついたのです。

語学学校では、国籍や人種を超えて信頼できる親友ができました。
英語のボキャブラリーが増え、会話で使える単語が2つ、3つ、と増え、友達が言っていることが解るようになり、自分の言いたいことが言えるようになり、友達と冗談を言い合えるようになった頃には英語の持つパワーにすっかり魅了されていました。

10ヶ月のオーストラリア生活の後、日本に帰国、就職、セブ島留学、結婚、出産を経て、今は家族と共にセブ島で暮らしながら、新しいビジネスを立ち上げようとしています。
それは、未来を担う子供達にセブ島留学を通じて英語という武器を身につけるお手伝いをする仕事です。

出産をきっかけに、これからの日本を生きていく息子の未来を想像した時に、日本だけでなく世界で活躍できる英語力と国際感覚を身につけてほしいと強く思うようになりました。
その思いは私だけでなく、同じように子供を持つ親の思いではないかと思います。
そして、その思いを形にしていきたい。

私が世界を目指す理由、それは、Yさんの言葉が私を動かし、英語が私の人生を変えたように、これら出会う子供達の人生を変えるような経験をサポートするため、そして、Yさんに言われたように、自分自身が地球人として自立し、生きていくためです。

だからこそ、これからも英語を学び、成長し続けたいと思います。

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