導入事例とインタビュー

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ノートルダム女学院中学校・高等学校

「世界を見つめるために必要な英語スキルを習得。」

ノートルダム女学院中学校・高等学校 英語科 マキーガン百先生

長らく学校でオンライン英会話の同時受講を実施頂いておりますが、導入経緯を教えてください。

英語教育に創立当時から力を入れているノートルダム女学院では、授業の中で一人ひとりの生徒にとって意味のある、また発信力を高めることができるようなアプローチ、アクティビティについて、歴代の先生方が熟考、研究されてきました。その中でこのQQ Englishは、生徒に寄り添い、一人ひとりの生徒がレッスンの間ずっと先生と向かい合って繰り返し練習し、習ったことを使っていける、とても有効で発信力が高まるレッスンであるという発見があり、導入させていただきました。

オンライン英会話を導入いただき今年で5年目となりますが、良い効果が出ているでしょうか。(生徒様の反応、英語に対する関心度、学習面への影響)

とても良い効果が出ております。英語に対する関心も高まりますし、先生との会話を楽しんでいる生徒がたくさんおります。レッスンを見に来ていただければそれはすぐにわかると思います。また、レッスンの前後のフリートーク部分ではオンラインのレッスン以外で習った項目(単語や文法事項を使ったセンテンス)を実践的に使うことでその理解を深めたり、好きなアイドルや歌手グループについて先生方が話題を提供してくださったりするので、本当に笑顔の絶えないレッスンを受けさせていただいております。現在本校には3つのコースがございますが、どのコースの生徒もこのオンラインレッスンで英語力を高めております。

オンライン英会話サービスの中でもQQ Englishの導入を決めた理由があればお聞かせください。

やはり先生方の質の高さ、教育姿勢と、その柔軟なクラスカリキュラム体制にあります。何百人という生徒に個別対応したレッスンのカリキュラムを組んでくださり、その授業時間にも大変柔軟に対応していただいております。例をあげますと、同じクラス内で生徒のレベルに差がある場合でも、レベルの高い子にはその子に合ったプログラム(トピックディスカッションなど)を展開していただき、ゆっくり進みたい子にはトーキングタイムなど教科書をじっくり一緒に進めていただけます。私個人的にはトーキングタイムの文法項目の復習の後に含まれております、生徒と先生がお互い自分のことを話せるように作っていただいているQ and Aのコーナーがとても良いと思います。他のオンライン英会話サービスにはない、きめ細やかなサービスを提供していただけることがきっかけで、QQ Englishに決めさせていただきました。

オンライン英会話以外でフォーカスしている英語教科の活動等あればお聞かせください。

本校ではグローバル英語コースが設立されて4年目を迎えております。私は中学校のグローバル英語コースを主に担当させていただいておりますので、そのお話をさせていただきます。オンライン英会話では自分のことについていわゆるコミュニケーションを重視した英会話の部分を強めていただいておりますが、クラス内では英語を使ったリサーチ活動が大きく含まれています。最近では中学2年生でMy World Newsというプロジェクトを行っています。このプロジェクトでは生徒一人ひとりが世界中の特定の地域を担当し、その地域のニュースについて英文記事を読み、自分で理解した上で簡略化し、クラスで共有するというものです。南アフリカや、東南アジア、ロシアや東ヨーロッパなど、普段の授業の中では触れることができない地域に目を向け知識を増やし、最終的なゴールはグローバルな人になるということを考えています。高校生でもさらに発展したリサーチ、また実際の海外研修が大変充実しております。自分で疑問を抱き、それに対する答えや解決策を探すことは、英語というツールがこの世界に持つ力を得ることで大きく発展させることができます。そのことを生徒一人ひとりが理解し、取り組み、また力として身につけてくれていると思います。

昨今の英語教育の変化をどのように捉えられていますか?

私は個人的には良い変化が続いていると思います。私自身がアメリカで英語教授法を学んだ際、アジア圏(特に、中国、韓国、日本)での英語教育の方法が多く話題になりました。それは「詰め込み型である」とか、「先生がクラスに50人も60人もいる生徒に向かって英文を読んで永遠に繰り返しをさせる」とか、「英単語を100個1日で覚えさせる」といったものでした。私自身が学生の頃にはそんな教育を経験したことは一切ありませんが、確かに、習った単語や文法を自分の意見や考えを反映させるために使う機会は、授業の中に乏しい傾向だったと思います。ですので、現在の4技能統合型のテストや、「自分」の考えや意見を表現するために英語を使う方法を後押しする教育の変化はとても良いものだと思います。

英語学習を通し、生徒にはどのような人材に育って欲しいですか?

世界を見てほしいです。英語はあくまでも自己表現のためのツールであり、話せるようになることがゴールではないと私自身も今この仕事をしていて常々感じています。日本にいると当たり前と感じることや、気にも留めなかったことに気づくことができると思います。また、世界中のいろいろな国籍の様々な文化背景に育った人が英語を使っている事実に気づき、英語の多様性を感じることができればさらに面白くなると思います。今、世界ではネイティブスピーカーと一般に呼ばれる英語圏で生まれ育った人の数は、私たち日本人のように英語を外国で勉強し使う人たちの数より少ないと言われています。つまり英語をツールとして世界中の人たちと意思疎通し合える機会があるということです。QQ Englishでフィリピンの先生と繋がる機会を有効的に使い、まずはその第一歩を踏み出してほしいです。

今後オンライン英会話に期待することなどあればお聞かせください。

今年から導入されたClassroomのソフトウェアのような、レッスン中に視覚的に与えられる教材の開発を期待しています。そこにビデオが導入されたり、映画の一部分であったり、様々な人が様々なところで英語を使っている様子を見ることができればさらに面白くなると思います。また、生徒はパソコンの前に座っておりますので、タイピングを上達させるちょっとした時間があったり、、、、先生とのフリートークは(現在もですが)ずっと楽しめるものですので続けていただきたいです。またフィリピンという国について、先生から学ぶ機会があっても楽しいだろうなと思っています。

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