導入事例とインタビュー

東京家政大学

「資格を活かし、外国人と“共生”する力を持つグローバル人材育成を目指しています。」

東京家政大学 グローバル教育センター 国際交流部門長 鈴木繁幸様、村井咲木様

オンライン英会話サービスの中でも、QQ Englishのサービスを導入しようと決められたのはなぜですか?

3年程前に朝日新聞でQQEnglishの藤岡社長の記事を見つけ、QQ Englishのオンラインレッスン内容に魅力を感じたことがきっかけです。授業以外で英語コミュニケーションを強化する取組みについて検討していた段階でしたので、学内で協議し、東京家政大学内の”国際交流センター(現:グローバル教育センター)”主導で、授業以外の取組みで、特定の学部ではなく全学生をを対象とした英語コミュニケーション力向上を目的とした施策としてオンライン英会話を導入することを決定致しました。オンライン英会話に関しても、経験と知識から導入の方法やサービスについて検討致しましたが、特にQQ Englishの「カランメソッド」に関しては効果的だと感じましたので2017年前期より導入を開始致しました。

授業以外で全学生を対象とした施策としてオンライン英会話をご利用頂いておりますが、英語コミュニケーション力向上を計画された具体的な理由やきっかけがあれば教えてください。

まず、学内の授業内で英語コミュニケーション学科では、基本的にネイティブ講師による英会話を含めたレッスンを行っております。他の学科でも1年生の授業では週2回の英語授業のうち1回はネイティブ講師による英語の授業を実施しています。しかしながら、英語授業内でグループディスカッションを行った際、他の学生の目を気にして積極的に発言出来ない学生も一定数いることが問題視されておりました。かねてから英会話基礎力向上の需要は高まっており、授業以外で、国際交流センター(現:グローバル教育センター)が主催する形式で英会話に対し関心を持つ学生のサポートを行うことを決定致しました。2017年度前期から新しい取り組みとして、国際交流センター(現グローバル教育センター)主導の英語コミュニケーションプログラムにおいて、学内で募集をかけ、希望する学生に対し「ネイティブ講師による対面式グループレッスン」と「フィリピン人講師によるオンラインマンツーマンレッスン」を提供しております。どちらも好評ですが、特にマンツーマンで個人のレベルやペースに合わせて発話量が増えるオンライン英会話の需要が年々高まっております。この2年間で受講希望者も増加しています。

オンライン英会話を導入するにあたって最もハードルが高いと思ったことはなんですか?また、導入後は、解決できましたか?

2017年のレッスン開始当初はSkypeを使ったオンライン英会話を想定していたため、まずは学内のシステム環境を整えるところから始めました。個人所有のデバイスではなく学内のPCを利用する前提で施策を進めていたため、学内の関係各所で手続き等を進める段階で難航しました。2018年度からはClassroom(QQ Englishオリジナルレッスン通信ツール)を使用しておりますので、Skypeアカウントのセットアップ等の手間は軽減されました。システム以外のハードルとしては、レッスン開始前に「カランメソッドの受講方法」を学生にレクチャーする部分で時間を費やしました。特殊な英語学習法となるため、実際にレッスンを開始するまでにイメージを掴むことが難しい学生も多数おりました。実際にレッスンが始まると段取りが分かりスムーズに運用を進めることが出来ておりますが、2019年度からは、「フィリピン人教師によるカランメソッド模擬授業」をオリエンテーションで導入し、カランメソッドの特徴や受講方法を事前にレクチャーする運用に切り替えております。

英語の授業で一番、教えることに苦労している点を教えてください。

一般的には「話す」技能が一番ハードルが高いと言われておりますが、大学1年生の入学時点での学生間の英語コミュニケーション能力レベルは異なります。どのレベル、どの目標を据えている学生の英語コミュニケーション能力を伸ばしていくか、そこを中心に考慮し、常にネイティブスピーカーとディスカッションしながら施策を進めている段階です。
また、留学生の帰国後のフォローも問題視されておりました。せっかく海外で英語力を伸ばしても、それを維持させるための施策がなかったのですが、対処としてオンライン英会話を活用しております。マンツーマンレッスンの特徴を活かし、帰国後の学生向けには上級者向けトピックカンバセーションや、今後の就職先でも活用できるようにビジネス英会話を受講させております。ひとりひとりのレベル感や目的に合わせてカリキュラムを選択出来ることもオンライン英会話やマンツーマンレッスンの魅力だと思います。

英語教育の変化についてどのように思われておりますか。どのように捉えていらっしゃいますか。

文部科学省のWebサイト上でも学生に対して留学を推進しており、世の中全体で英語教育の変化を感じますが、学生だけではなく、職員の方も「外国人留学生を増やす、受け入れる」にあたり英語対応力が求められています。特に、外国人留学生向けの書類の手続き等、受け入れる側としての英語対応力に関して課題を感じるため、学生向けの英語コミュニケーション施策同様に進めていきたいと考えております。

英語教育の変化について、学生側ではどのように捉えているのでしょうか。

これまで、日本における「英会話」は一部対象者のものだけという考えが一般的でしたが、現代では世の中全体で、英語に関わる人口は増えてきていると思います。特に、学生からもコンビニエンスストアやレストランでのアルバイト等を通し、英会話のニーズの高まりを身近に感じており、自発的に英語を学習したいという声をよく聞くようになりました。

オンライン英会話の希望者数は年々増えておりますか。

増えております。オンライン英会話はこの2年間右肩上がりで受講者数が増えております。本学では完全に大学側負担で学生に金銭的負担が生じないプログラムとしていることもあり、非常に人気があります。定員数をオーバーした応募があるため、毎回抽選形式で受講者を選択しているため、今後より多くの学生に提供するべく、受講者枠の増加などを検討しております。

英語を学ぶことを通し、学生たちにはどのような人材になって欲しいとお考えですか。

2019年春に現役引退を表明した野球のイチロー選手がインタビューで答えていた言葉で、「外国人になることによって外国人の大変さを知った」というフレーズがあります。現在、年間3100万人以上の外国人が日本を訪れており、これから更に増え、外国人労働者を受け入れる体制も国を挙げて変革しようとしている状況です。外国人と共に生きる「共生」の時代なので、外国人として生活する辛さを理解できる、人間として思いやりを持つ人間」、また留学を通し、外国で生活することの大変さを学習し、帰国後、その実体験を活かして「排他的にならず外国人と共生できる人材」になって欲しいと強く思います。東京家政大学の学生は自分の所属学科の専門資格取得を主に考えておりますが、資格に加え、英語力をつけるだけで活躍の幅が本当に広がりますし、英語でコミュニケーションを取ることができれば自分が学習したことや知見等を他国で、または日本で直接外国人に伝えることも出来ます。そのような意味で、グローバルな世界で活躍が出来る、”共生”出来る人材に育って欲しいと思います。

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