導入事例とインタビュー

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女子聖学院中学校高等学校

女子聖学院中学校高等学校 国際教育委員長 / 英語科 滝澤 佳代子様

オンライン英会話と留学を両方ご利用頂いておりますが、導入経緯を教えてください。

今でこそセブ島留学は一般的にも広がってきているものの、5年前の段階ではまだそれほど教育業界では普及していなかった時点から着目しておりました。アメリカでの研修やオーストラリア留学は以前より継続的に行っていましたが、学内でも「英語を学習するだけではなく、アジアの文化を学習するといった面でもセブ島留学やオンライン英会話は有効なのではないか」と意見があり、実際に教員がセブ島に視察に行ったのがきっかけです。非常に好印象で、教員側も驚き、留学やオンライン英会話サービスのクオリティが決め手となり導入を決定致しました。また、フィリピンの方は非常にホスピタリティに豊みフレンドリーなため、中高生に英語を教える先生としてふさわしいと思いました。現在5年目となりますが、非常に満足しております。

セブ島留学+オンライン英会話の施策で難しいと感じている点はありますか?

事前のオンライン学習で準備し、そして留学先に行くと生徒は満足して帰ってきます。渡航前に募集の説明会を行いますが、実際の体験する「不便さ」もあえて事前に伝えるようにしています。留学に関しては、英語学習だけではなく”フィリピンの土地で家族から離れた状況で自分自身で活動する”ことにも重きをおいていますので、経験を積むことの大切さも学習して欲しいという点を強調し、短期留学を充実して過ごせるよう学校側でもサポートしています。

英語力は向上しましたか?

実際に英語力はつくと思います。トレーニングを続けることで定着するのは当然のこと。留学後、時が経つにつれ「以前はもっと英語が話せたのに最近は会話する機会がないので衰えた」と自覚する生徒もおります。しかしながら、オンライン+留学でしっかり集中して学ぶことによって英語に対する抵抗感はなくなりますし、集中学習がいかに大切なことであるか、生徒自身が身をもって体験しています。またオンライン英会話に関しては、生徒に対して様々な新しい英語学習ツールを積極的に利用しながら、効率よく学習して欲しいと思い採用しています。卒業後、大学生や社会人になってから再び英語を学習したいと思い立った時に、過去にオンライン英会話を体験しているか否かによって学習ツールの選択肢の幅は大分変わるであろうと想像しています。

昨今の英語教育改革に関してはどのようにお考えですか?

私は英語科の教員であると共に国際教育も担当しておりますが、”受験英語”と”国際教養における英語”の両立を考えております。オンライン英会話やセブ島留学を通し”国際教養における英語”を学ぶきっかけとなり、その結果、語学学習のみをゴールとしない、幅広く吸収し、考えを組み立て、発信できる為の英語学習に生徒たちがポジティブになる姿を見られることは非常に喜ばしいと思います。
一方で、”受験英語”に関しては、しっかりと基礎を学習することで将来的には”国際教養としての英語”にリンクすると感じております。両方を同時に進行することは難しく感じることはありますが、カリキュラムを考える側としては「”解く英語”ではなく”使える英語”」をモットーに、明確な目標を立てること、論理的に英語で論じる力がつくように努めたいと思います。先日も、学内の数学科の先生と話し「グラフを英語で説明出来るような、説得力がある、プロフェッショナルな数学的な言い方」が出来るようになることも新たな目標として検討したいと考えているところです。

How do you motivate students to keep learning English?

As a teacher, and the head of International Education committee, I would like to give students more opportunities to use English and make them understand the importance of learning English.
In the classroom, I teach English as a subject and at the same time I put emphasis on English as a language. When English is taught as a subject, students need to focus on its correct usage, but as a language, it should be used as a means of communication, therefore students should not worry about making mistakes. I always encourage my students to use English without the fear of making any mistakes.

What do you hope the students to achieve in the future through learning English?

Our school is a Christian school with its motto: Love God and Serve His People. We hope our students will grow to be good citizens who will serve their community and its people in anyway they can no matter how big or small it may be through English and reach out to others who are in need.Our students participated in doing some volunteer work in Cebu (Daredemo Hero) by helping the less fortunate children. The students interact with the children while playing games and at the same time get to know their situation.

What is your message to all students who are learning English?

It’s very important not to force students to do something. Instead, I encourage them to enjoy what they are doing and enjoy the whole learning experience.

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