まるで英語がペラペラ話せる人のように、ひたすら音読!?【#私の英語学習法 58】
NO.58 スポッチ・ボブさん
私の英語学習法
私が実際に行った英語学習方法は、ひたすらに同じ英語の文を声に出して音読する方法です。長さは大体、ワンパラグラフ程度で、自分の英語レベルより少しだけ難しいものを選びます。
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まず初めに、わからない単語があっても辞書等は使わずにどこまで一発で理解できるのかを確認します。その後、辞書でわからない単語や表現を調べ、一回では理解できなかった構文を一通り整理し、マーカーを引いて視覚的に分かりやすく色分けします。
この後、ひたすらに同じ文を一日100回ほど、声に出して読み続ける事を一週間行い、最後には何も見ることなく、自然とその英文が口から出てくるまで続けるというのが、一連のの流れです。
ただ、これをやる際に私が工夫していた点が主に三つあります。
一つ目は、この英文を繰り返し読む際に、とにかく前から意味を拾っていく事を心掛けたことです。一般的に日本語の考え方だと、どうしても文構造の違いから、英文を理解しようとする際に、一つの文を前や後ろに戻って日本語の構文に押し込めて理解しようとしてしまいます。しかし、英語を理解するスピードを上げるためにも、英文を前から、読んだ順番に理解していくように心掛けました。
二つ目は、この100回の音読をまとめてやるのではなく、一日の中で複数回に分けて行う事です。そうすることで、頭が瞬時に英語に切り替わる瞬間が日常の中で何度も出来るので、そのたびに英語が頭に入りやすくなってなっていくのを感じました。
最後に、初めから速く読もうとしない事です。新しい単語を覚えたばかりの際は、読んでいる最中に、その単語の意味がすぐに思い出せない時や、構文が複雑で思うように滑らかに読めない時が多々あります。
そのため、まずは速さではなく、ゆっくりと正確に脳が理解するスピードに合わせて読むようにし、次第に慣れてきたら早く読もうとしなくても、これまでよりも早く読めるように口が慣れてきます。
そうなれば、あとは英語の自然なリズムやイントネーションを意識出来るので、まるで自分の意見かのように、感情をこめて英文を暗唱できるようになります。よって、初めてから、早く読もうとしない、という事を常に心にとめていました。
この英語学習方法は、単に英語を読むスピードが上がるだけでなく、自然と英語の表現が口から出てくるようになるため、スピーキング力を上げるにも特に効果的であると感じました。
さらに英語に触れる時間も必然的に長くなるため、英語脳への切り替えもしやすくなり、辛抱強く続けるほど、劇的な変化が見込まれると、個人的には感じました。
得られた成果
私は、この勉強法を半年ほど続け、英検準一級合格、TOEFL ibtは81、IELTSoverall6.0を獲得することに成功しました!また、この資格をとおして、夢の英国大学留学資格も獲得することが出来、本当にこの方法を信じてやり続けてよかったなと感じています。
実はこの方法に至る以前、私の英語レベルは大体英検2級ほどで、全く英語を理解できないわけではないけれど、少し複雑で長い文を目の前にすると全く頭に英語が入ってこなくなってしまう状態でした。
しかし、この一見、地味な作業に見える音読を半年の間つづけた結果、これほどの効果が得られる事を体感できたので、これからも続けてさらに高みを目指していきたいと思います。